昨日(14日)、山口県漁協祝島支店の総会が、何故か柳井市の柳井事業所で行われました。
祝島の漁業補償金配分基準案は、反対28 賛成24で、否決されました!!
上関原発を建てさせない祝島島民の会ブログより
http://blog.touminnokai.main.jp/?eid=23
私たち「いのち・未来 うべ」のメンバーは、マイクロバスで下関や山口の人たちと合流し、宇部を5時過ぎに出て、柳井市に向かいました。
現地では、朝早くから祝島島民をはじめ、多くの人々が集まっていました。
柳井支店では、前日からバリケードで囲まれ、警備員が並んで立っていました。
しかし、祝島島民や私たち脱原発派も、のぼりをたくさん立てて、立ち向かいました。
そんな中、祝島漁協の正会員の方々が中には行っていき(撮影拒否)、しばらくして、関係者の方が出て来て、否決が発表されました。
その後に、数人の方のスピーチの中で、「いのち・未来 うべ」からは事務局長の浜野勝さんが、印象的な話をされました。
是非、ご覧ください!(11分辺りから。)
http://twitcasting.tv/atsushiich/movie/160532792
《文字起こし》
宇部から来ました。
「いのち・未来うべ」の原発反対の組織を作って、今日まで2年半です。
毎週金曜日、ウォークがあり、歩道を歩いております。
これは正月の三が日でも金曜日であればやります。それから盆も金曜日であれば、やります。
そういうふうにして、今、仲間と一緒に原発反対運動をやってきていますが、非常に市民のみなさんにも支持して頂いておるというふうに思います。
今日、私は補償問題で、祝島にも何回か行きました。
そしてまた今日、こういうふうに来ましたけど、本来なら県漁連の幹部の方は、本来なら海を守り、漁民の生活を守るのが、第一の仕事なんです。
(そうだ!の声)
その仕事を全部放ったり投げて、山口県の中国電力の意のままに原発建設を上関に建てようと、原発を建てようと。
この手先となって、あの手この手を使っておるんです。
これは、私たちは絶対に、許すことは出来ません。
(そうだ!の声)
そして私は、今、宇部のみなさんとここに立っていますが、決して祝島の人を応援に来ておるんではありません。
私たちの生活、私たちの子どもや孫たちの今から何百年先、何千年先のことを考えて、絶対に上関には原発はつくらせない、つまり肩を組んで闘う、そのために、私たちはここに来ておるんです。
あの福島の原発事故を見て頂ければ、非常にハッキリしています。
福島は既に元に戻すことは出来ません。
回復は不可能なんです。
そのようなことを、私たちはいまから生まれてくる子々孫々まで味あわす、そのような災難に遭わすことは、絶対に避けねばなりません。
それには、今、私たちが息をして、この世の中で抗議ができる時、出来るだけの力を振り絞って闘う以外にほかに道はありません。
参加者のみなさんと共に、各地域で闘い抜き、そして山口県の圧倒的な人たちを立ち上がらせる、そのためにみなさんと奮闘して、上関原発反対運動をさらに発展させていきましょう。
共に頑張りましょう。
上関原発を建てさせない祝島島民の会代表:清水敏保さんの記者会見
http://twitcasting.tv/atsushiich/movie/160537372
http://twitcasting.tv/atsushiich/movie/160536065
小中進さん、藤村英子さん、戸倉たかこさん、木原省治さん、原康司さん 、上里恵子さん
http://twitcasting.tv/atsushiich/movie/160533807
(み)