六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

「あしあと」

2009年09月02日 | みちびきのことば
 有名な説話です。

『ある夜、彼は夢を見た。主イエスと一緒に浜辺を歩いている夢だった。
空には彼の人生のいろいろな場面が写し出され、それぞれには二組の足跡が砂の上についていた。
ひとつは彼の足跡、もう一つは主イエスの足跡だった。 

夢の最後の場面が写し出された時、彼は振り返って浜辺を見たが、そのところどころで足跡は一組しか残っていなかった。
それは彼の人生でいちばん辛く悲しかった時なのであった。彼は驚いて主イエスにたずねた。

「主よ、私があなたに従うなら、あなたはどこまでも一緒に歩いてくださるとおっしゃいました。それなのに私がいちばん辛い目にあっていた時に、浜辺には一組の足跡しか残っていないのです。私があなたを最も必要としていた時に、どうしてあなたは私から離れてしまわれたのですか」

主は答えて言われた。
「私の愛する子よ。私はあなたを愛している。私はけっしてあなたから離れたりはしない。 あなたが試練と苦難の最中にあったあの時、浜辺に一組の足跡しかついていないあの時、私はあなたを背負っていたのだよ」』


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