六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

鑑賞♪

2013年02月02日 | 文化・社会
レ・ミゼラブル - goo 映画

 観ました!良かった~

 ってゆーか、私はこれを舞台でも何度か観たけれども、正直、曲のひとつひとつ、また作品全体としても、
こんな良い作品だとは知らなかったよ・・!!

 ・・いやべつに 他意はございませんよ。

 外国作品は、邦訳し国内の舞台に載せる時には、コトバや文化の壁の制約があってどうしてもこぼれおちてしまうものがある。日本語の歌詞を限られた音符に割りあてるわけで、言葉足らずや不自然な表現にならざるを得ないし、そのうえ文字にならないキリスト教的思考背景などは演技演出にもりこむ事などほぼ絶望的。
 これは舞台に載る役者さんたちの実力とかの問題じゃない。
 そーゆーところがクリアされた時、作品はこんなに輝くもんなのだな~と関心したわけです。

 たしかに私が舞台を観た頃はさ~、○田歌穂が大ブレイク中で誰が主人公の物語やら良く分からないものになってたし~、他のメインキャストも有名タレントぞろいで、タレントの芸を観たんだか作品を鑑賞したんだかよくわからなかったってのもある。興業側の「観客が鑑賞するのを望んでいるのはコレだろう」と前面に出した意図が私にはぴんとこなくて、それで作品自体に心が充分に到達しなかったのかもな~って思いましたです。

 「レ・ミゼラブル」 これは、ジャン・バルジャンという一人の男の、生涯をかけた信仰の物語。