六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

みちびきのことば

2005年03月07日 | みちびきのことば
 きょうは おいのりをしましたか?
 おいのりは、こころによゆうのあるときにするというものではありませんよ。ないたりどなったりのかわりにするものでもありません。すがったり いばったりするためのものでもありません。

 おいのりは、こきゅうのようなものです。しようとおもわないで しているもの。しないでは いきていけないもの。
 あなたはときどき、うまくこきゅうできないことがありますね。からだはどこもわるくないのに、じぶんでいきをころし みをかたくして くるしいおもいをするでしょう。おいのりできないひは、きっとこころがそんなふうなんです。だからあせらなくていいのですよ。おちつけば だいじょうぶなのだから。からだがこきゅうのしかたをしっているように、こころがおいのりのしかたをしっています。だいじょうぶ。だいじょうぶ。

 じこけんお や こうかい のなみだを、おしんではいけませんよ。いくらでも、あふれるだけ ながしつづけなさい。あなたはいつだって いたらないのだから。あなたはいつだって ちいさくて よわくて いたらないのだから。

 じつのちちやははのほかに ちちやははをおもいえがいて、それをかみさまとよぶのはおやめなさい。なんとふきんしんなことでしょう、かみさまをなにかの だいようひんにするなんて!

 きょうはもう おいのりをしましたか?
 まだだったら、はやくいってらっしゃい、にかいの つきあたりの ろくじょうのしんでんへ。ひがしとみなみのまどはあいていますよ。むねいっぱいのなみだをこぼさないように、そうっとそうっとかいだんをのぼって、はやく、はしって、いってらっしゃい。

 かみさまは おまちですよ。

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