六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

猛暑日2

2007年08月22日 | 日々のこと
 暑いので、部屋に飾る切り花がもたない。
 あっというまに満開になって、あっというまに散ってしまう。他の季節より花代が倍くらいかかってお財布にイタイ。

 でも「えいやっ!☆」と声が聞こえそうなほどの思い切りのよい咲き方に、しばし見惚れてしまうこともある。

日本の、これから

2007年08月16日 | 文化・社会
 ・・は、暗い。

 昨夜のNHK、生討論番組「日本の、これから ~考えてみませんか?憲法9条~」を、ついダラダラと最後まで流し見してしまいました。(本当は、夏バテ気味なので「目標11時就寝」だったんだけど・・)

 いろいろツッコミどころがあって、そういう意味で見ていて面白かった(笑)んだけど。
 思わず真顔で唸ってしまったコメントがありました。

 それは、スタジオ参加者ではなく、視聴者から寄せられた声。たしか、中学生くらいの女の子のコメントじゃなかったかな。

 もし敵が攻めてきたら7割の若者が「逃げる」と回答する日本の現状を踏まえて、彼女の意見。「平和憲法を変える必要は無い。敵が攻めてきたら逃げれば良い。だから、いざという時のためにふだんから周辺の国と仲良くしておくことが大切」

 ・・流石わ、陰湿イジメ界をリアルタイムで生き抜いているコドモの意見・・凄すぎる・・そんな「イザとなったら助けてね」な自己保身と打算でつながる友好ってどうなのよって気概は無いの、若者?・・つーか、こういう感じで成立する女の子グループが苦手で、いつも一人でトイレに行っていた派だからなぁ、私は。

 ・・とか何とかセンチメンタルな思い出に浸っていると、ダーリンのツッコミ。

「この子は『周辺の国と仲良く』って言うけど、どこの国に逃げるつもりなのかな? どこの国のミサイルが日本に照準を合わせてると思ってるのかな?」

 ・・そうだよねぇ 

猛暑日

2007年08月15日 | 日々のこと
 大っきらいな夏が、今年は少し幸せ
 冷蔵庫を開けると、いつでも氷ができているから。

 それのどこが幸せ?あたりまえじゃん・・と思われる方が多いと思いますが~。
 20年前の型の一人用冷蔵庫で大学院時代の一人暮らしを乗り切り、二人で住むようになってからはダーリンの2ドア冷蔵庫で堪えてきた風野にとっては、製氷庫が別になっている5ドア冷蔵庫なんて、もう憧れの贅沢品だったのですよ~ その冷蔵庫を、このゴールデンウィークにダーリンに買ってもらった!!
 夏が暑くなってきて、冷蔵庫がいよいよ本領発揮!
 いいねいいね~

 ナスの煮浸しとかヴィシソワーズとか、冷たいお料理、頑張っちゃうよ

違うだろう!

2007年08月14日 | 文化・社会
 時々、こんなカラッポ頭の人間が「センセイ」と呼ばれる高給取りであることの理不尽さに、脱力感を覚えることがある。

 朝青龍の骨折サッカー夏巡業サボり疑惑をめぐる一連の情勢に対し、国会議員のM氏が自身のブログで「朝青龍へのイジメはひどすぎる。品格とか日本的な価値を求めるなら、何で外国人を入門させているんだ?」みたいな事を書いていたとワイドショーでやっていた。

 ・・あのな。

 私は、朝青龍個人に対しては、あまり思うところはありません。むしろ、どっちかというと好きなキャラかもしれない。大相撲を盛り上げてくれてるし、強い勝ちっぷりも見ていて楽しい。彼が今後、円満に相撲を続けていってくれたら、それが何よりだと思っている。

 だけどね。相撲は日本の国技なのよ。
 何で塩をまいて、行司が烏帽子姿で、奉納土俵入りとかがあるのか。もう一度考えて欲しい。
 相撲というのは「腕っぷしさえ強ければそれが正義になる」っていう文脈の中で育まれた競技ではない。だから老若男女を問わず沢山の人々から無条件で愛されている。
 そのことをM議員は分かっていないのではなかろうか。だからこの一連のバッシングを表面だけ捉えて「イジメ」だとか「外国人を入れておいて」とか発言しておられるのではないのか。

 外国人かどうかなんて、根本的な問題じゃない。
 日本的な価値観・・おかげさまとかおたがいさまとか、そういう心を示す場であったはずの巡業を軽んじたことが問題だ、と言っているわけで。

 だから、いま本当に姿勢を問われているのは、朝青龍とか高砂親方ではなく、大相撲協会の方のはず。

 日本人の新弟子がゼロ。
 日本の国技、日本的な価値観が、若者からそっぽを向かれている、今。

 グローバリゼーションや、金銭的価値が最優先で、「力が強い=正義」である風潮に迎合し、格闘技ショーの一角に位置を占めることにするのか。
 それとも、ドル箱スターである朝青龍をあえて切って、観客減少を甘受してでも、国技の精神を守りとおし、細々とでも伝統を後世に伝えていく道をとるのか。

 そういう選択を迫られているのだという危機感が、相撲協会からは感じられませんね。
 何か朝青龍一人を悪者にしてないか?高砂親方に丸投げしてないか?

 ・・だいいち、この騒動の根底には、相撲協会が営業(金稼ぎ)に血眼になるあまり本場所数が多すぎて力士が身体を休められないとかリフレッシュできないとか怪我を治せないとか練習が足りないとか、そーゆー問題は、どーなのよ?って思う。ちゃんと、商品たる力士を責任もって大切にしているのか?そのあたりは大丈夫なのか?って思う。

恐怖の夜

2007年08月05日 | 日々のこと
 梅雨が明けて、関東地方も猛暑日が記録されるようになってきました。
 暑くなれば、定番はスイカと恐い話でしょう。

 ・・というわけで、昨夜経験した、とても恐い話。

 ウチの寝室の枕元にはタッチセンサー式のスタンドがある。「ボタンを押す」のでなく「ボタンに触る」と点けたり消したりできる蛍光灯だ。ただ、とぼけたところのあるスタンドで、点滅の時に必ず数秒間「ピ~~~・・」と警告音が鳴る。安物なので、頼んでもいない機能が付いているらしい。早朝などにちょっと点けたい時も、この音がうるさくて困ることがある。

 昨夜の深夜1時過ぎ。
 寝静まった我が家の寝室に突如この「ピ~~~」が鳴り響いた。
 熱帯夜の寝苦しさで眠りの浅かった私は目を開けた。光の中、寝つきの良いダーリンが安らかな顔で寝息をたてている。
 私もダーリンも触ってない。
 なのに、灯りが点いた。


 半分寝ぼけているので、事態がよく理解できない。
 ・・ま、安物だからな。半故障でボケて点いたんだろうかな、コンセントから抜いちゃえ・・と思い、手をスタンドに伸ばしかけて、光の届くところに居るその「存在」に気づいた。

 お・・お前か? センサーに触って灯りを点けたのはお前だったのか!
ぎょえぇぇ~! 

 あまりのことに呆然としていたら、蛍光灯の明るさに目を覚ましたダーリン。
 「・・何?」
 「あの・・居る・・大きいの・・」
 「何っ!?」 ガバッ!

 ・・こーゆー時、男の人がいると闘ってくれるから女は得ですぅ~ (男が居なければ勿論、自分で果敢に闘うんだが、それは内緒。言いっこナシ)

 30秒後には体長4cmはあろうかという巨大な敵は倒され、我が家には平和が訪れたのであった。メデタシメデタシ

 ・・え? どこが恐い話か、って?
 恐いじゃないですか~。ツノのないコレ→ が寝室の枕元をうろついていたのよ~!ヤツが誤ってセンサーに触れなければ、一晩中同じ部屋で・・うぉあ~考えただけで身の毛がよだつ~!

 夏、だぁね。

意外?

2007年08月03日 | 食べもの
 久々に、ごはんの話。

 ブックマークにもある「大地宅配」で有機野菜を購入している。
 その中に「べジタセット」というのがあって、週に1度、7~8種類くらいの季節の野菜や果物が届く。これは、自分では内容を選べない。だから時には、自ら進んでは買わない野菜と向き合うことになったり、前日買ったのと同じ野菜がまた来ちゃって途方にくれたりと、なかなか「主婦業の修行」には好適な「つわもの」である。お料理本と首っ引きで、あるいは脳ミソを絞って、格闘する。

 先日は、ぱりぱりのレタスとぴかぴかのししとうが届いた。
 ・・レタスの一番外側、キャベツと間違いそうなバリバリの外葉。有機野菜だから外側の葉も安心して全部使える、捨てるのはもったいない。でも生で食べるには固くて渋すぎ。

 ・・炒めちゃえ。ししとうと一緒にすれば、同じくらいの硬さで違和感ないだろう。でも、味が散漫かなぁ・・とふと見たら、これは自分で注文した舞茸が宅配の箱の中に。コレ入れちゃえ。何とかなるだろう。

 胡麻油でジャーっと炒めて、味付けはオイスターソースと塩コショウ。

 いただきまーす。ぱくっ・・・う?美味い!
 自分的にはちょっと意外な食材の組み合わせだったのですが、大アタリ

 レタスとししとうと舞茸。一度お試しあれ