六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

こわ・・

2007年03月21日 | 自然関連
 一昨日の日曜、都内の大学構内をお借りして、小さいセミナーを開催しました。私も関わった自然保護系の本の、出版記念パーティーに付随した企画です。ゲストには、イエローストーンで肉食獣の保護に携わっている方をお招きし、学生たちの発表や対談などを盛り込んだプログラムでした。

 その席に、私たちの活動に反対する動物愛護系の人も数名参加していました。

 ・・ま、自然保護の活動なんて、限られたメンツの中の狭い世界のハナシ(・・にとどまっているのはとても残念ですが、それが現実です・・)。反対派のヒトビトだって、ご出席して話を聴いていただけるならウェルカムですよ、空席が埋まるし(笑)反対意見のひとつも出りゃ会場は盛り上がるし、論点の整理もし易くなる。

 ただ困るのは、論点のすり替えをして議論を感情論などの自分の土俵へ持っていこうとする輩。そういう、カンチガイな人の発言を野放図に許すと、時間は潰れるわ議論は紛糾するわで、イベントそのものがメチャクチャになる。

 学生や講師の発表がひとつ終了するたび、会場から質疑応答を複数受けつつ(反対派のT女史やH氏などの質問も含む)、やや時間は押し気味にセミナーは進行。
 やがて当日の目玉である、ゲストと大学の先生との対談が終了しかけた頃には、予定時間を30分以上もオーバーしていました。会場は時間を限って借りている場所だし、来場者の中には時計を気にしてソワソワお尻を浮かせている人もいるし、次の予定のパーティー会場へ移動しなくちゃならないし、よっしゃ、これで閉会の挨拶へ・・と思ったら会場から声が。
 「反対派に発言の機会を与えないのはオカシイね!」
 ぎょっ!! 

 見ると、有名な愛護系活動家T女史が、ここぞばかりに怒りの形相で立ち上がっている。プリントの束をふりかざし「ここに環境省のデータもある!」とか言いつつ。
 きたかー。やっぱ、きたかー!

 でも申し訳ないんだが時間が無いだよ。司会者が「閉会しますので、質問はその後、講義をされた先生方に直接、個別にお願いします」と声をかけたが、彼女はおさまらない。
 「コッチの意見も聴かないと、みんな(来場者)はどっちが正しいか判断できないでしょう!」と怒っている。
 いやそれは余計なお世話だと思うが。

 本日の来場者は、さしあたり我々賛成派の意見が聴きたくて集まってくれた人々であって、もし我々の意見に疑問を感じる人がいれば当然、反対意見の方も検索し、両論を比べて判断しようとするだろう。だから彼女は反対派を集めて同様の集会を自分で開催すれば良い話。わざわざ賛成派のセミナーに来て、そこで自分の意見を述べる時間を要求するとは・・凄い神経。さすが活動家だ。この押しの強さ、見習いたい(笑)
 結局、T女史は、周囲の鼻白んだ空気を察するくらいの理性はおありだったのか、司会者の毅然とした進行に気おされたのか、近くの席のジャーナリストが言葉をかけてなだめたのが効いたのか、それ以上の混乱無しに会はお開きになった。

 そして、さっきT女史も所属する(のかな?)反対派の公開メーリングリストを覗いてみたら、代表のH氏は、対談の場だけをとりあげて「会場からの質問は許されなかった」「司会者に、指名のない発言をすると退場を命じると言われた」って書いてた・・
 ひゃー・・
 印象攻撃ってか? こわ・・ 。 まるで、文脈を無視し単語だけを取り出して騒ぐマスコミ報道みたい。H氏自身もT女史も、発表や基調講演の時には自由に質問なさったのに、そのことは書いていない。

 その公開メーリングリストを見て、実際に来場した方々が反論して下されば有り難いですが、まぁ別にいいや、反対派にどう思われても。我々はT女史と違って、ふつうの人々は皆さんご自分で情報を検索し、ご自分の感性で判断する能力をお持ちと信頼していますからね・・。

結果発表?

2007年03月17日 | 日々のこと
 アンケートつっても、ネタとしてはイマイチでしたね。笑えないし。
 でも私自身は、ここ数日の重い気分をほんの少しだけ楽に乗り切れた気がします。皆様をつき合わせてしまいまして、すみませんでした。

 私の選択した行動は5番でした。
 タダ飯喰って帰ってきたですよ。

 杜子春って、最後の最後に声を出しちゃうんですよね。馬の姿で地獄へ引かれていく父母の姿に堪えきれず、「お父さん、お母さん」って呼びかけちゃう。

 私もそれと一緒なキモチ。死後は一緒に地獄へ行こうね。
 だって神さまは許してはくれまい、こんな不誠実。沢山のやさしい人たちに嘘をついて、温かい人たちのまごころを裏切って。

 どうして両親は笑顔で上機嫌でいられるんだろう?こんなことして平気なの?辛い気持ちにならないの?私が神経質なだけ?

 そう言いながらも私も加担した一人である。父母が他者に対し不誠実にふるまうことを容認し協力した。これは私自身の責任だ。

 こういう罰当たりな私のブログタイトルが神殿つーのもおかしな話ではある。 
 

 

48時間アンケート(笑)

2007年03月15日 | 日々のこと
 前回エントリーの事態、真面目に考えれば考えるほど腹が立ってきて精神衛生上よくないので、コレをネタに楽しんじゃおうと思いつきました。
 
 今、木曜の朝です。当日の土曜朝までを回答期限として、読んで下さっている皆さんにアンケート!

 質問「あなたがもし風野の立場だったら、どの対処方法を選択しますか?」
 回答 1番:連絡なしにすっぽかして、行かない
    2番:「行きません」と連絡して、行かない
    3番:行って、その場で具合悪くなったふりをして早々に退席する
    4番:行って、その場で断る
    5番:行って、フツーに相手の顔見てメシ喰ってただ帰って後で断る
    6番:行って、その場をにこやかに盛り上げて期待させといて後で断る
    7番:その他(自由記述)

 勿論その回答によって私自身の行動が変わることはないので、そこは安心してネ。単に「こういう時って私以外の人ならどう行動するのかなぁ・・」と好奇心を持っただけなのでー。

 蛇足ながら状況設定のおさらい:
 私は婚約者と同棲しており、親戚知人友人もそのことをほぼ皆知っている事実婚状態。二人の間に横たわる問題は、双方の親族の反発のみ。二人とも関係の解消など念頭にない。私の両親は、認めたくない一心でこの見合い話をもってきただけで、条件(家柄とか職業とか年齢とか、別に婿取り希望なわけじゃないのに、長男じゃないから家を継がなくて良い人だからとか)だけで勧めており、相手の顔も名前も性格も分からないのにナゼか乗り気である。紹介者は母の幼馴染で、私自身にとっては別に恩人でもなく今後の関わりもないだろう人物。

 もし良かったらコメント欄で、あなたなら選ぶと思われる対応の番号を教えて下さ~い! 

見合いだよ・・

2007年03月13日 | 日々のこと
 困った。

 ダーリンとの結婚をどうしても認めたくない親が、見合い話を持ってきた。これで2人目。今度の土曜日に両親そろって上京してくるらしい。
 
 文脈にまったく関連はないけど、終戦の詔の「堪え難きをー堪え、忍び難きをー忍び・・」ってフレーズが(公文書的な背景の雑音つきで)頭の中をグールグール回る。

 どうしたら良いだろう。
 ダーリンにはもちろん相談なんかできない。

 すっぽかすか、その場で具合悪くなるか、ヘラヘラ笑ってメシだけ喰ってやり過ごすか、憮然として冷静に事実を相手の面前でぶちまけ、両親と紹介者に赤っ恥をかかせてやるか。
 どの方法を採れば、親たちは懲りて私をあきらめてくれるだろうか。

 勝手に入籍を済ませてしまうのが、本当は一番効き目があるんだろうけどね。

 ここまでされて、オイラもよく親たちとつきあうよ・・
 オイラが見捨てないと分かっているから、親も安心してこんなご無体をなさるんだろうが、ナントカの顔も3度までとは世界の決まり。そろそろ堪忍袋の緒が擦り切れてきました・・