夢を見た。
天敵の話で中学時代のことを思い出していて、それでこんな内容になったのだと思うけど。
時は現在。カフェみたいな場所で、中学時代の同窓生の女性3人と喋っている。あの人は今この仕事をしてるとか、この人は今どうしてる、みたいな会話の中で、R君の話題が出て、彼は30代にならずに死んだよって教えられてビックリする私。もう10年以上も前に?その事実を知らなかった事にショックを受けて泣いてしまう。友人たちは、R君が亡くなった時の状況を知らせるメールを私に見せようと、ケータイを一生懸命さがしてくれる・・というところで目が覚めた。
もちろん、R君は健在(のはず。近況を知らないけど、きっと元気だと思う)。
夢でよかった。この悲しいキモチは、夢を引きずっているだけだ。
・・しかし。あの頃の自分を思うと、ずいぶん想定外の未来に来てしまったなぁ。
R君は学年でトップクラスの頭脳の持ち主で、ユーモアがあって、友人に好かれてて、良い少年だった。私たちは良い友達、良い仲間だった。
部活前の音楽室で、たまたま二人とも早く来て他の子たちを待っている時、突然「おい風野、こんなの弾けるか?」と言ってショパンの幻想即興曲を弾いて聴かせてくれた。R君の腕前に、ピアノダメな私は素直に感嘆し、彼は私の賞賛を素直に受け取った。
そこには友情の他にどんな色合いも混じってはいなかった。
男女に友情は成立しないと言う人がいるけれど、私はそうは思わない。私とR君を含む数人の仲間の間にあったのは、どう考えても友情であって、その頃の私は中1天敵君とのウワサに傷つきながらI先輩とか同級生のT君とかに日々胸をときめかせつつ、R君たちとバカ話をしては朗らかな毎日を過ごしていた。
何であの頃の私は、R君とつきあうことを考えなかったんだろう。
あんなに良い少年だったのに。一緒にいて心なごむし、頭脳明晰で将来有望で人気者でショパンが弾ける。とびきりイケメンというわけじゃなかったけど、ルックスも悪くなかった。
R君とつきあってたら・・そして、そのままゴールインとかしてたら、きっと別の人生だったろうな。R君は日本人ではなかったから、親戚づきあいとかに苦労したかもな。でも、中学の同級生だから(昔から家でもよく話をしていたから)幼なじみってことで、ダーリンみたいにウチの親にしょっぱなから抵抗されることは無かっただろうな。ダーリンが今味わっている「拒絶される切なさ」を、相手に味わわせる辛さを、私は経験せずに済んだかもな。
今を・・ダーリンを選んだことを後悔しているわけじゃないけど。
なんかね。
カルピス味の気分です。あまずっぺ~
天敵の話で中学時代のことを思い出していて、それでこんな内容になったのだと思うけど。
時は現在。カフェみたいな場所で、中学時代の同窓生の女性3人と喋っている。あの人は今この仕事をしてるとか、この人は今どうしてる、みたいな会話の中で、R君の話題が出て、彼は30代にならずに死んだよって教えられてビックリする私。もう10年以上も前に?その事実を知らなかった事にショックを受けて泣いてしまう。友人たちは、R君が亡くなった時の状況を知らせるメールを私に見せようと、ケータイを一生懸命さがしてくれる・・というところで目が覚めた。
もちろん、R君は健在(のはず。近況を知らないけど、きっと元気だと思う)。
夢でよかった。この悲しいキモチは、夢を引きずっているだけだ。
・・しかし。あの頃の自分を思うと、ずいぶん想定外の未来に来てしまったなぁ。
R君は学年でトップクラスの頭脳の持ち主で、ユーモアがあって、友人に好かれてて、良い少年だった。私たちは良い友達、良い仲間だった。
部活前の音楽室で、たまたま二人とも早く来て他の子たちを待っている時、突然「おい風野、こんなの弾けるか?」と言ってショパンの幻想即興曲を弾いて聴かせてくれた。R君の腕前に、ピアノダメな私は素直に感嘆し、彼は私の賞賛を素直に受け取った。
そこには友情の他にどんな色合いも混じってはいなかった。
男女に友情は成立しないと言う人がいるけれど、私はそうは思わない。私とR君を含む数人の仲間の間にあったのは、どう考えても友情であって、その頃の私は中1天敵君とのウワサに傷つきながらI先輩とか同級生のT君とかに日々胸をときめかせつつ、R君たちとバカ話をしては朗らかな毎日を過ごしていた。
何であの頃の私は、R君とつきあうことを考えなかったんだろう。
あんなに良い少年だったのに。一緒にいて心なごむし、頭脳明晰で将来有望で人気者でショパンが弾ける。とびきりイケメンというわけじゃなかったけど、ルックスも悪くなかった。
R君とつきあってたら・・そして、そのままゴールインとかしてたら、きっと別の人生だったろうな。R君は日本人ではなかったから、親戚づきあいとかに苦労したかもな。でも、中学の同級生だから(昔から家でもよく話をしていたから)幼なじみってことで、ダーリンみたいにウチの親にしょっぱなから抵抗されることは無かっただろうな。ダーリンが今味わっている「拒絶される切なさ」を、相手に味わわせる辛さを、私は経験せずに済んだかもな。
今を・・ダーリンを選んだことを後悔しているわけじゃないけど。
なんかね。
カルピス味の気分です。あまずっぺ~