在りし日の雄姿を置いときますね。
あの日、翌日の用事にそなえて昼過ぎに熊本空港に降り立った夫と私。ふたりともかつて見学したことがあったので、さほど情熱もなかったけど「せっかく来たんだし、時間もあるし、カッコイイお城だし、まぁまた見ておこうか」くらいの気持ちで向かった熊本城。
着いてみればすでに陽も傾き、閉門まで残り40分しかない。「どうする?」券売係の人も、これから入場しても見られる場所は限られますよと気の毒そうに言う。でも次いつ熊本に来るか分からないし、来てもお城まで来る時間があるかどうか分からないし、と夫を説得。係員に「えっ入りますか?」と目を丸くされつつ、料金を払って入場。まるで運動部の新人しごきみたいだねと笑いながら、ダッシュで天守閣に上りました。
良い思い出になりました。
あの時は、133日後にお城がこんなになるなんて、まったく思わなかったです。
…でもきっと。今の姿がいつか貴重な歴史資料のひとつに過ぎなくなる日がきっと来るでしょう。がんばれ熊本。がんばれ九州。
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