昨日、中国地方も梅雨入りしたそうで、向こう1週間の天気予報は雨と曇りマークばかり。しばらく日の出は見みられそうにないなあ。
14日、河野行革相は衆院内閣委員会で、高齢者への新型コロナワクチン接種について「気長に待ってほしい」と発言したとか。だが一向に減少しない新規感染者数、ひっ迫する医療現場、重症者数の増加、相次ぐ自宅待機中患者の死亡などなど、こんな状況下で「気長に待てる」わけがなかろう。後手後手の緊急事態宣言といい、ワクチン接種予約の混乱いい、菅政権のお粗末な思考能力にあきれるばかりだ。
ワクチン接種予約ではわが備前市でも10日初日から大混乱。11日には7000人分の予約枠がすべて埋まったという。各医療機関でも予約が殺到、相当混乱したらしい。そこで市は12日から「仮予約制度」を導入、予約できなかった人を順に登録し、接種体制が整い次第、本人に連絡する仕組みを取り入れたそうである。最初からそうすべきだったのだ。
私は11日にぎりぎり予約ができた。それも担当者に大分文句を言ったから、何だか「ごね得」したようで後味が悪かった。最初から「仮予約制度」があればババだっておとなしく待ったのに…。
話は変わるが、自治体首長らが高齢者に先駆けてワクチンを接種した事例が14日、12道県20市町で判明したとか。それについて批判が集まっているそうだが、行政の指導者が罹患しては指揮命令系統が混乱し、業務にも支障をきたす。混乱を回避するため地方自治体のトップは年齢に関わらず最優先で接種を受けるべきだと思う。ただし、コソコソやらないで堂々とその旨公表すれば住民も納得してくれるはずだ。
また、新潟県三条市の滝沢亮市長が自身のツイッターに「余剰ワクチンを小中学校の教職員に接種する」と投稿し、反響を呼んでいるという。が、子どもたちが罹患して苦しむことがないよう、安心して勉強ができるよう環境を整えてやるのは大人の責任だ。私はこれについても異論はない。
また余ったワクチンは廃棄しないで、臨機応変に対応すればいい。ある大学教授は「例外や拡大解釈を許さないような厳格なガイドラインを作っておくべきだった」と言った。その通り! 政治家の先生はみんな、前例か、ガイドラインでもなければ何もできないのだ。賢い判断ができるようもっと勉強してネ。
ワクチン接種予約騒動はどうやら収まりそうだ。が、次はオリンピック開催問題で、もう一波乱ありそうだ。楽天の三木谷会長は「自殺行為のようだ」と述べ、中止するよう訴えたとか。現在、開催都市・東京都、そしてマラソン・競歩が行われる北海道・札幌市は「緊急事態宣言」発令中、宣言解除の時期次第だろう。「オリンピックありき」の菅総理は頭の痛いことだろうね。
受けたくない人、日にちを変えたい人だけが連絡をする・・そんな方法で、あまり混乱はしなかったと・・・
それってすごく良い方法ですよね
よい方法は他府県でもどんどん取り入れるべきだと思うのですが・・・
そこがお役所仕事、なかなか素直に取り入れられないんでしょうね
余ったワクチンの使用方法、そうなったときに誰にうつかをちゃんと決めておいて、スムーズに動けば良いと思います
こそこそやるからたたかれる
私は大阪府民ですが、吉村知事に1番に打って欲しいわ(もしかしたら、打ってる?)・・・笑
なんでも順番」を旨とすべしのお役所仕事では
スムーズにに行くはずがありませんよね。
鹿児島県十島村離島の完璧な接種行動の様子を
NHKが取材放映していましたが、行政のお手本だと
感動しました。
やれば出来る。オリ、パラ開催に向ける虚しいエネルギーを、人間の知恵を。
もっともっと有効に使って欲しいです。
一ヵ所で良案が出ると、立て続けに色々出てきました。こうした混雑は予想できたのに、事前にだれも考えつかなかったとは、国や自治体首長・職員の無能さにあきれました。
今日から東京と大阪で大規模接種が始まるそうです。すべての高齢者への接種は7月末完了の目標は達成されるのでしょうか。河野さんの弁ではないが「気長に待つ」しかありませんね。
吉村知事はしっかりやっているように思います。が、バッシングも相当受けているとか。ワクチンはぜひ一番に打ってあげたいですね。
今頃になって色々な予約方法が出てきましたが、後手後手の感が拭えません。
非常事態にはトップの力量が問われます。そもそも世界のワクチン獲得競争で日本は力負け、数量不足で接種率も最低。いくら金をふりまいても日本の国力はこんなもの、やはり日本は小国だと思い知りました。
菅政権の頼みの綱は「オリンピック」、国民の頼みの綱はワクチン接種。綱引き合戦はいかに?