19日午前5時22分、大雨で向こうが全く見えません。記録的な暑さから一転、記録的な大雨に…。それはもう10日以上も続いている。今や異常気象は異常ではなくなったらしい。
共同通信社が14~16日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の支持率は31.8%で7月の前回調査から4.1ポイント下落、昨年9月の内閣発足後最低を更新した。また不支持率は0.8ポイント増の50.6%で、菅内閣で初めて過半数に達したという。
24日はパラリンピック開会式だ。オリンピックはクラスターの発生もなく、ともかく無事に閉幕。メダル総数も過去最多を記録したが、それでも支持率は上がらなかった。もうパラで支持率アップを期待しても無理だろうネ。
ここにきて党内の中堅・若手議員の間では、衆議院選挙前に複数の候補を出し党総裁選を実施し、世論の注目を集めた後、衆議院選を実施すべきだという声が高まっているという。要するに菅首相では「選挙の顔」にならないと見限ったということか?
考えてみれば、コロナ禍の真っ只中に内閣総理大臣に就任した菅さんは運が悪かった。安倍さんが体調悪化を理由に辞任。長い間「縁の下の力持ち」を務め、「小さなお山の大将」だったのが、ある日突然、表舞台に立った。が、無派閥で強力な後ろ盾となるコネもないのに、国のトップにのし上がろうとはどだい無理な話だ。そんなだから軽んじられたり、なめられたり、見くびられたりするのだろう。
菅政権発足以来、不祥事は数知れず。首相の長男による総務省幹部接待問題は身から出た錆で仕方ないが、安倍政権時からの「政治とカネ」にまつわる問題に、コロナ禍の不祥事が相次ぎ、菅政権への信頼度は徐々に失われて行った。
昨年12月には政府が5人以上の会食を控えるよう呼びかけていたにも関わらず、二階幹事長や首相ら8名が参加した“ステーキ会食”が非難を浴びた。
また今年1月、コロナ緊急事態宣言を発令中の深夜、与党の幹部3人が銀座のクラブに出入りしていたことが発覚。いずれも世論の強い批判で引責に追い込まれた。
そして7月、済産業省のキャリア官僚2人が国の家賃支援給付金を詐取、逮捕された。
今月13日、五輪・パラ推進本部の事務局長の平田内閣官房参与が辞任。ライザップのゴルフレッスンに公用車で通っており、約3年間で400万円分以上のレッスン料を払ってないことが判明したという。
そして18日、またしても与党幹部の会食が判明した。参加者は自民党の二階俊博幹事長、森山裕国会対策委員長、林幹雄幹事長代理。そして公明党の石井啓一幹事長高木陽介国対委員長の合計5名。国民はダメで議員はいいのか。その上、彼らの “言い訳”が振るっている。「会食ではなく打ち合わせだ」と公明党の高木氏。さらに「5人とも2回目のワクチン接種を終えており、感染リスクが従来低下していることも考慮して、広い個室で距離を置いて黙食した」と。
また二階氏は「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と猛反論したとか。どうせ選挙の話だろうが、案外「菅おろし」の画策かも? 「国民をバカにしている」と怒りの声が上がるのも当然だ。
“身内”がこの有様では、菅首相が何を言っても何をしても「笛吹けども踊らず」は当然だ。要するに国民からも“身内”からも舐められてしまっているのだろう。
コロナ対策は総て失敗?
パラ開催で感染者❣重症患者数増加❣
若年層から子供たちにまで容赦なく拡がる強力変異ウイルス。
記者会見とやらで
覇気のない顔と誠意のない答弁をテレビ局は放映しないでもらいたいは。
船頭のいない日本丸はまだまだ続く恐怖のコロナ海を漂うのでしょうか
國がダメなら各自治体に全権!?を委ねたらとも考えてしまう憂国の老女です。
コロナ感染者増はとどまりそうにありません。一体だれに責任があるのか、政府の責任とばかりは言えましせん。国民みんなの協力がなければどうにもなりませんもの。
知事の中には非常事態宣言をすべての自治体に出すべきと言っています。それもいいかと。菅さん、自分の身を捨てる覚悟でお願いしますよ。