昨日、鳥取からの帰り道、岡山県境の黒尾峠には雪がたくさん積もっていた。前の晩の強い風と雨は、まるで台風並みだったが、これほど雪が積もるとは思わなかった。今朝も屋根にはうっすらと雪が積もり、冬に逆戻りしたような雨とも雪ともつかないものが降っている。桜の開花便りも聞こえているが、この寒さに花も身をすくめているだろう。
今は春休み中で、どこへ行っても子供連れの親子の姿を見受けるが、そこには父親の姿は見えず、母親と子どもだけである。昼食時ともなれば、ファミリーレストランであれこれとたくさん注文しているが、多分今頃、父親はワンコイン500円のランチにありついているころだろう。そして、たまの休みともなれば、またまた外へ連れ出され、一日中お供でクタクタになるのだろうが、妻や子が遊んでいる時に、一生懸命働いている父親って気の毒だなあと同情する。
先日の新聞におもしろい記事があった。毎年恒例の新入社員の特徴を表すキーワードが、今年は「ブログ型」と命名されたそうである。
これは、1973年から行われており、企業の採用担当者らから意見を聞き、学識経験者が決めるそうで、民間の研究機関の社会経済生産性本部(東京)から毎年発表されている。
今年の「ブログ型」と命名された理由は、「表面上は従順だが、さまざまな思いを秘め、時にインターネットの日記を通じ大胆な自己主張をする」ことを挙げたという。会社の枠にとどまらず同世代と連絡を取り合う「ネットワーク力」をブログになぞらえて評価する一方、「寂しがり屋で人とつながりたい、認めてもらいたい欲求が強い」「パソコンに打ち込むだけの傾向も」と、力強さや実行力に欠ける点も指摘されている。
今春は団塊世代の大量退職や景気回復で久々に新卒者の雇用が上向き、上司の新入社員育成の鍵を「温かいまなざしと共感」としたという。
「ブログ型」という命名は言いえて妙である。いい例が国会議員の杉村太蔵センセイである。彼は幹事長にお目玉を頂いて以来、テレビに出ても借りてきたネコのごとく従順で、発言も控えめである。だが、彼のブログを見る限り、なかなか辛らつなことが書いてあり、この命名の理由にあてはまる代表的な一人であろう。
大体今の若者のほとんどがそうではないだろうか。有言実行でなく、言いたいことも言えずウジウジして、一人では何もできず、ネット上でのみ自分を主張するという傾向が多いように思う。こういう「ブログ型」の新入社員を、これから会社を背負って立つ、実行力のある力強い社員に育てなければならないとは、御養育係の担当者はさぞかし大変であろう。「温かいまなざしと共感」が、甘やかして、ごもっともと迎合することにならないよう。
今は春休み中で、どこへ行っても子供連れの親子の姿を見受けるが、そこには父親の姿は見えず、母親と子どもだけである。昼食時ともなれば、ファミリーレストランであれこれとたくさん注文しているが、多分今頃、父親はワンコイン500円のランチにありついているころだろう。そして、たまの休みともなれば、またまた外へ連れ出され、一日中お供でクタクタになるのだろうが、妻や子が遊んでいる時に、一生懸命働いている父親って気の毒だなあと同情する。
先日の新聞におもしろい記事があった。毎年恒例の新入社員の特徴を表すキーワードが、今年は「ブログ型」と命名されたそうである。
これは、1973年から行われており、企業の採用担当者らから意見を聞き、学識経験者が決めるそうで、民間の研究機関の社会経済生産性本部(東京)から毎年発表されている。
今年の「ブログ型」と命名された理由は、「表面上は従順だが、さまざまな思いを秘め、時にインターネットの日記を通じ大胆な自己主張をする」ことを挙げたという。会社の枠にとどまらず同世代と連絡を取り合う「ネットワーク力」をブログになぞらえて評価する一方、「寂しがり屋で人とつながりたい、認めてもらいたい欲求が強い」「パソコンに打ち込むだけの傾向も」と、力強さや実行力に欠ける点も指摘されている。
今春は団塊世代の大量退職や景気回復で久々に新卒者の雇用が上向き、上司の新入社員育成の鍵を「温かいまなざしと共感」としたという。
「ブログ型」という命名は言いえて妙である。いい例が国会議員の杉村太蔵センセイである。彼は幹事長にお目玉を頂いて以来、テレビに出ても借りてきたネコのごとく従順で、発言も控えめである。だが、彼のブログを見る限り、なかなか辛らつなことが書いてあり、この命名の理由にあてはまる代表的な一人であろう。
大体今の若者のほとんどがそうではないだろうか。有言実行でなく、言いたいことも言えずウジウジして、一人では何もできず、ネット上でのみ自分を主張するという傾向が多いように思う。こういう「ブログ型」の新入社員を、これから会社を背負って立つ、実行力のある力強い社員に育てなければならないとは、御養育係の担当者はさぞかし大変であろう。「温かいまなざしと共感」が、甘やかして、ごもっともと迎合することにならないよう。
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