国会議員歳費の1割削減案が身内議員の猛反対で先送りされたという。国家公務員の総人件費2割減を掲げながら、国会議員歳費の1割削減案すら実現させられないでどうする? やはり自分の懐に入るお金が減るとなると、わが身可愛さに反対するのか。それも、若手議員や新人議員たちの反発が大きいというからあきれる。「三バン」を持たぬ議員の懐具合が苦しいのは理解できるが、カネがかかる政治を変えようというのがアンタたちの志ではなかったのか? 選挙では立派なことをのたもうても、当選すれば並みの政治家に成り下がるのか。そんな議員は当選してもらわなくもいい。まあ、今の民主党なら、どうしたって1期で姿を消す議員が多くなることは間違いないだろうが…。
しかしおかしいのは、党の重鎮である輿石参院議員会長である。12日の参院議員総会で「議員歳費1割削減という記事が各紙に躍っている。本当にそうか。皆さんもいろいろな思いがあろうから述べて頂きたい」と反対論をあおったという。このご仁、あの映像流出問題でも「映像は公表すべきだった」と、菅首相を批判する発言をするなど、執行部の一員なのに、首相や幹事長を支える気はまったくないらしい。小沢首相待望論復活を画策しているのか、どうにもいけ好かない古狸である。中・ロ外交で立ち往生の菅首相、おまけに党内の半数が小沢派ときては、まさに「前門の虎、後門の狼」である。これでは気の休まる暇もないだろうと少しばかりご同情申し上げる。
それにしても、中国に太いパイプを持つといわれる小沢さん、尖閣諸島問題でこじれた日中関係をどう思っているのか。「一兵卒として党のために尽力する」と言った小沢さん、困っている菅首相を横目で見ながら知らん顔はないだろう。ある政治評論家は「中国は強い小沢氏と話をしたがってる」と言っていたが、それが本当ならここで一肌脱いで菅首相に貸しを作れば己の身も安泰であろうに、党の危機を見てみぬ振りとはどうにも解せぬ。
話は変わるが、政府は2011年度以降に支給する子ども手当について、中学生以下の子どもが国内に居住していることを支給要件として課す方針を決めたという。当然のことである。うそか誠か、支給が開始された当時、在日外国人が海外にいる何十人もの子ども手当てを申請したとかいう話も聞いた。政治の素人の私でさえおかしいと思ったのに、今頃になって気づくとは遅すぎる。
また、父母らがおらず、児童養護施設などに入所している子どもは10年度の支給対象から外れていたが、11年度は施設に対し、入所している人数分の子ども手当を支給する方向で調整しているという。これも当然のことで、子ども手当てを一番必要としているのはこうした施設で暮らす子どもたちではないだろうか。
一般家庭では支給された子ども手当ては貯金するという人が多いと聞く。これについて、先日テレビで、ある養護施設の園長が嘆いていた。「施設の子どもにも子ども手当てに近いものは支給されているが、一般家庭のように子どものために預金するということはできません。子ども手当てが支給されるようになっても預金はダメ、無駄と分かっても使い切ってしまわなければならないのはおかしい。18歳になって施設を出てゆかなければならない子どもたちには、そのときにこそお金が必要なのです。」と…。法令どおりに行っても現実にそぐわなければ意味がない。それが、なぜ政治家には分からないのかと歯がゆく思うことが多々ある。
菅首相が「年内」と期限を切って掲げた「議員定数の削減」も、党内の意見集約のめどが立たないという。民主党には失望させられることばかりだ。最新の世論調査では、内閣支持率が3割を切り、政党支持率も16.2%、僅差であるがとうとう自民党に追い抜かれた。一方、支持政党なしというのが57.4%、支持率の低い政党ばかりが集まって足の引っ張り合い、あきれるね。
しかしおかしいのは、党の重鎮である輿石参院議員会長である。12日の参院議員総会で「議員歳費1割削減という記事が各紙に躍っている。本当にそうか。皆さんもいろいろな思いがあろうから述べて頂きたい」と反対論をあおったという。このご仁、あの映像流出問題でも「映像は公表すべきだった」と、菅首相を批判する発言をするなど、執行部の一員なのに、首相や幹事長を支える気はまったくないらしい。小沢首相待望論復活を画策しているのか、どうにもいけ好かない古狸である。中・ロ外交で立ち往生の菅首相、おまけに党内の半数が小沢派ときては、まさに「前門の虎、後門の狼」である。これでは気の休まる暇もないだろうと少しばかりご同情申し上げる。
それにしても、中国に太いパイプを持つといわれる小沢さん、尖閣諸島問題でこじれた日中関係をどう思っているのか。「一兵卒として党のために尽力する」と言った小沢さん、困っている菅首相を横目で見ながら知らん顔はないだろう。ある政治評論家は「中国は強い小沢氏と話をしたがってる」と言っていたが、それが本当ならここで一肌脱いで菅首相に貸しを作れば己の身も安泰であろうに、党の危機を見てみぬ振りとはどうにも解せぬ。
話は変わるが、政府は2011年度以降に支給する子ども手当について、中学生以下の子どもが国内に居住していることを支給要件として課す方針を決めたという。当然のことである。うそか誠か、支給が開始された当時、在日外国人が海外にいる何十人もの子ども手当てを申請したとかいう話も聞いた。政治の素人の私でさえおかしいと思ったのに、今頃になって気づくとは遅すぎる。
また、父母らがおらず、児童養護施設などに入所している子どもは10年度の支給対象から外れていたが、11年度は施設に対し、入所している人数分の子ども手当を支給する方向で調整しているという。これも当然のことで、子ども手当てを一番必要としているのはこうした施設で暮らす子どもたちではないだろうか。
一般家庭では支給された子ども手当ては貯金するという人が多いと聞く。これについて、先日テレビで、ある養護施設の園長が嘆いていた。「施設の子どもにも子ども手当てに近いものは支給されているが、一般家庭のように子どものために預金するということはできません。子ども手当てが支給されるようになっても預金はダメ、無駄と分かっても使い切ってしまわなければならないのはおかしい。18歳になって施設を出てゆかなければならない子どもたちには、そのときにこそお金が必要なのです。」と…。法令どおりに行っても現実にそぐわなければ意味がない。それが、なぜ政治家には分からないのかと歯がゆく思うことが多々ある。
菅首相が「年内」と期限を切って掲げた「議員定数の削減」も、党内の意見集約のめどが立たないという。民主党には失望させられることばかりだ。最新の世論調査では、内閣支持率が3割を切り、政党支持率も16.2%、僅差であるがとうとう自民党に追い抜かれた。一方、支持政党なしというのが57.4%、支持率の低い政党ばかりが集まって足の引っ張り合い、あきれるね。

民主党は行っていますね
内輪もめしているようでは、到底政治まで手が回らない事ですか~~
>「一兵卒として党のために尽力する」と確か言ってた小沢さん…
以前から思っていました。
寡黙で、誤魔化していたのでは^^
ほんとに“ダサい政治家サン”に見えてくるのは
『可愛さ余って、憎さ…』と我ながら秋の空の
心地です
福岡市の市長選で以前の
自公民の見慣れたメンバーが応援に大勢来ていましたが『又あの方達に???』
改めて日本には人材が無いと
えらそーに思う私です(笑)
小沢さんも鳩ポッポさんも菅さんの自滅でタナボタを待っているのでしょうか。同じ党内にいながらよく傍観していられますよね。
居眠りしていても歳費はもらえるのですから、危機感なんて感じないのでしょう。
こんな民主党に期待するのは間違いかも…。
さりとて、政権を任せたい党も人物も思い当たりません。舵取りのいなくなった日本丸、どこへ流れてゆくのでしょうね。
自民党に嫌気がさした国民の期待を背負った割にはお粗末過ぎます。
誰がやっても同じことなのかも知れませんが、民主党がこれほどとは思いませんでしたね。
無党派層が増える一方というのも分かりますね。
それでも私たち年寄りが生きている間はなんとかなるでしょうが、次世代の若い人たちの未来がどうなるのか気がかりです。