つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

日々是好日・・・

2010-11-17 | 私事ですが
 午前6時半を過ぎる頃になって、ようやく空が白み始める。夏には我が家のまん前の山あいから顔を出していた太陽も、今では、角度にすると25度くらい南よりの山頂から上ってくる。ガラス越しに斜めに射す日の光は穏やかで、ほのかな暖かさに日向ぼっこがしたくなってくる。


 我が家のベランダではハイビスカスとくちなしが花盛り。どちらもまだたくさんの蕾があり、お正月までもちそうな感じ。でも、狂い咲きでこんなにたくさん咲いたら来年には咲かないのではと心配になる。冬のバラも次々と咲き始めた。真紅のビロードのような花びら、直径が13センチはある。


 ところで、先日買い換えたガステーブル、やはり新型はいい。お湯が沸くと「ピピッ、ピピッ」と12回ブザーが鳴って、自動的に弱火になり5分経つとガスが消える。それに、火力が強くても炎が小さいので、揚げ物や炒め物をしても油が飛び散らないのがうれしい。
 また、サービスでもらった炊飯専用なべに研いだお米と水を入れ、30分ほど置いてガスを点火。火力調節つまみを「炊飯」の位置に合わせると、12、3分もすると炊き上がりブザーが鳴ってガスが消える。そして、「むらし」のため、「炊飯」表示ランプが15分間点滅、終了のブザーが鳴ったらご飯の出来上がりである。30分もあれば炊けるので料理をしながらでも間に合う。
 ガスで炊くご飯はおいしいと聞いていたが、本当だ。それに、「むらし」が終わって、再び弱火にして点火、タイマーを3分くらいかセットしておけばおいしい「おこげ」ができる。昔、かまどで炊いたご飯には必ず「おこげ」ができて、その匂いがたまらなかったが、今になって「おこげ」が味わえるとはうれしい。

 話は変わるが、引っ越してきてからずっと気になっていたことがある。写真で分かるように、玄関の下駄箱と上の戸棚の近くの壁面に2箇所、小さな樹脂の塊がある。
 
 それが遠目には汚れに見えて気になって仕方なかったのだが、先日、玄関網戸を取り付けてもらったとき、「これが汚れに見えて気になるんだけど、何かしら?」と訊ねてみた。すると業者のお兄さんがだまって下駄箱の端の傘入れの扉をあけて指を指す。ああ、そうか! 扉を勢いよくあけても壁に傷がつかないようにとの工夫がされていたのである。「わりと細かいところまで気配りされていますね」とお兄さんがいうが、私もこんな工夫がしてあるのは初めて見た。
 後で、改めて家中を点検してみると、キッチンの上下の戸棚の近くの壁面、洗面台の下の戸棚の近くにも同じような透明な樹脂の塊がある。なんでもないことのようだが、このマンションを建てた業者の小さな配慮がうれしかった。

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1 コメント

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こんにちは (おくだっち)
2010-11-18 12:29:29
私も、今朝は空の美しさに 通勤途上慰められました。
窓越しの、この時期の日差しは柔らかくていいですね。

汚れと思っていたのが、細かい心遣い 判ってよかったですね。
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