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つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

北朝鮮が見える町・・・

2018-06-18 | どうでもいいことですが

   

 14日のネット記事より。米朝首脳会談から一夜明けた13日、韓国北部、軍事境界線に近い京畿道坡州市。臨津江が流れ、展望台からは北朝鮮が間近に見える。ソウルから車で1時間余り。選挙の投票のため休日となり、観光客や家族連れでにぎわった。
 朝鮮戦争で破壊された鉄橋の橋脚が残り、銃弾が貫通し穴があちこちにあいた機関車が展示されている。

 訪れた人は、川沿いの金網に色とりどりのリボンを結ぶ。「同じ民族、争いはやめよう」。「祖国統一を望んで」。分断された人々の切なる願いだ。
 

 私は2007年6月27日から3泊4日のツアーで韓国・済州島へ行った。最終日に烏頭山統一展望台に行ったとき、かすんでいたが北朝鮮の領土が見えた。晴れた日には望遠鏡で農作業をしている人たちの姿がはっきり見えるそうである。
 あれから約11年、こういう日が来ようとは誰が想像できただろうか。(ブログと写真を一部紹介)
 朝鮮半島の統一を祈願するために作られた臨津閣(イムジンカク)へ連れて行ってくれた。その一角に「望拝壇」というのがあって、毎年旧正月と旧盆に故郷を離れた人々が祭祀を行うところだそうだ。またこの「望拝壇」の裏側には1953年の休戦協定後、12,773名の捕虜がこの橋を渡り、自由の身になったことから名づけられた「自由の橋」がある。また、「望拝壇」前には1950年6・25戦争当時に破壊された京義線の鉄道がある。
 烏頭山(オードゥサン)統一展望台へ到着。10分ほどの日本語ナレーションの映画を見せてくれた。後は自由見学。霞んでいてはっきりとしないが、かすかに北朝鮮が見える。川幅は広いところで3キロ超、狭い所では500mに満たないところもあって、干潮で中洲ができたときは歩いて渡れないこともなさそうだ。が、これは命がけで、見つかればどうなるか。

 米朝会談の協議如何では「南北統一」も夢ではないかも…。そう期待している人たちも多いだろが、もし「南北統一」が実現したら北朝鮮か韓国か、どっちが主導権を握り、政治形態はどうなるのだろうか。
 北朝鮮は共産主義を掲げる国家である。共産主義とは人民の平等を目指す社会思想であるが、今の北朝鮮は完全な個人独裁政権である。一方、韓国は民主主義国家で、アメリカナイズされた自由の国である。
 もし2つの国が統一されたら、人々の生活も大きく変わるだろう。それを考えると一概に喜んでばかりいられないのではないだろうか。大きなお世話だけど…。


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