雄星の復帰3戦目に期待！・・・

　　　　「カバー写真　2018.6.10　5:50　切り株が鉢に」

　私はプロ野球中継はほとんど見ない。が、テレビのスポーツニュースや朝刊のスポーツ面で、各球団の試合結果だけは必ず見ている。
　今年の西武はすごいネ！　本拠地開幕12連勝と球団記録を更新したり、目下、パリーグ首位を独走中である。正直いうと、私は西武球団ではなく菊池雄星投手の自称隠れファンで、雄星の活躍で今年こそ優勝を、と期待しているのだが…。
　5月6日に雄星が一軍登録を抹消されたというニュースにはがっくり。が、怪我というわけではなく「左肩の張り」ということだったのでホッと胸をなでおろした。
　そして6月1日に復帰、セ・パ交流戦で阪神と対戦、見事6回3安打無失点で6勝目を挙げた。そして復帰2戦目の8日、球界屈指のエース巨人・菅野智之投手との対決に投げ勝ち、7回2安打無失点で開幕から無傷の7連勝を飾った。また、この日発表された球宴投票の途中経過ではパ・リーグ先発部門のトップにも躍り出たという。
　無傷の7連勝というのはセ・パでも雄星だけではないか？　なのに、マスコミはあまり盛り上げてはくれない。それが私には不満なのだが、まあいい。これからが本番だ。くれぐれも大きな怪我をしないように、昨年の成績を超える活躍を期待しているからネ！。  

　話は変わるが、現時点でメジャー契約の日本人先発投手4人が全員故障リスト（DL）入りしているという。（記事より抜粋）
　8日（日本時間9日）には、エンゼルスの大谷翔平投手がグレード2の右肘内側側副靱帯損傷で離脱するという衝撃的なニュースが流れた。大谷は3週間後に再検査を受け、治療方針を決定する見込み。手術の可能性も残されており、長期離脱は避けられない状況だという。
　そして9日、ヤンキースの田中将大投手が両太もも裏の軽い挫傷で10日間の故障リスト（DL）入りした。ただ、田中は重症ではなく、最短で19日の本拠地マリナーズ戦から復帰が可能だとか。
　他にも、カブスのダルビッシュ有投手は右上腕三頭筋の炎症で5月末に今季2度目のDL入り。MRIの結果で構造的な損傷は見られなかったそうで、今日のニュースでは12日からブルペン入りして投球練習を再開したという。
　さらに、ドジャースの前田健太投手は右股関節の張りで10日間のDL入りとなっていたが、軽症で10日にブルペンで投球練習を行った。順調ならば13日（日本時間14日）、本拠地レンジャーズ戦での復帰が濃厚だという。
　また昨年、右肩を手術したマリナーズの岩隈久志投手はマイナー契約を結び、メジャー復帰を目指してリハビリを続けている。中継ぎ投手まで枠を広げると、パドレスの牧田和久投手はマイナー落ちしているそうである。
　どんな仕事をするにしても身体が資本。特に、スポーツが人生のそのものである選手にとって怪我することは大きなマイナスとなる。本人も悔しいだろうが、野球ファンにとっても日本選手の活躍が見られないのはガッカリだろう。

　日米野球にはボールやバット、ルールなど色々な違いがあるらしい。が、聞くところによると、メジャーリーグでは消耗品である肩を大事に扱い、練習でも日本とは違い数十球しか投げさせない。また日本のように先発投手に完投させることはないという。それでも故障者が続出するんだから、プロは大変なんだ！