元フジテレビのフリーアナウンサー有賀さつきさんが、先月30日に、都内の病院で死去したそうだ。本人は死期を悟っていたらしいが、52歳はあまりに早すぎる旅立ちである。
ネット記事によれば、有賀さんは病気を誰にも伝えず、闘病生活を送っていたという。周囲から痩せすぎを指摘されると「ダイエット」と言い、病気の治療によって少なくなった頭髪を隠すためのかつらも「すごく便利」と周囲に話していたという。
周囲に病気を告げなかった有賀さんだが、病状の重さは悟っていた。仕事は昨年末までにすべて整理し、年明けのオファーなどは、家族の介護などを理由に断っていたという。関係者によると、銀行口座をはじめ、本人でないと解約できない各種口座などを整理していたといい、残された人間に迷惑がかからないようにしていた。ただ、残される長女のことは最後まで気にかけていたという。その覚悟のほどに、只々感服する。
父親が「父親として本当に彼女らしい人生だったと思う。自分の意志で全て1人でやって来た。その強さ、独立独行してきた人生。少し早すぎますが…」と語っていたが、その潔い生き方にあこがれさえ覚える。
私も何事も自分の意志で、独立独行してきたつもりだが、有賀さんのように最後の最後までそれを貫き通せるか。ましてや死期が迫りながら誰にも悟られないように、誰にも頼らず、静かに逝ってしまうなんて、並みの人間には到底真似はできない。有賀さんの精神力の強さ、潔さには心底感嘆するばかり、私もかくありたい、と思った。
本人の遺志で死因は明らかにされていないが、「乳がん」だったという情報もある。が、死ぬ寸前まで元気で居られて、すべきことをすべて片づけて、だれにも迷惑を掛けることなく、自分の思い通りに生きたことに悔いはなかったろうと思う。ただ、愛する娘に別れの言葉さえ告げられず、それだけが心残りだったろう。「美人薄命」ということばが連想される。
「美人薄命」、その点私はまったく心配ありません。トホホ!
彼女の人生は紆余曲折あったようですが、女性ながら1本芯の通った強い精神力、あの潔い最期は見事でした。かくありたいと強く思いました。
話は違いますが、shirousagi さんはその後いかがなさってるか、何かご存知ですか。早くお元気になられますよう祈るのみです。
この厳しい寒さ、体調にお気を付けください。
早くPCの出来るように頑張る!と気持ちはまだOKです。
脚が悪くて歩けないとか、さぞやご不便でしょう。でもたちの悪い病気でなくて安心しました。
お嬢様がいらっしゃるのは心強いですね。寒い折でもあり、しばらく冬眠して春の訪れを待ちましょう。よろしくお伝えください。