みんなでやれば怖くない！・・・

　昨日はいい天気だったのに、今朝は雨。週末からまた天気が崩れるとか、イヤだなあ。

　回転寿司チェーンに端を発した迷惑行為は他の飲食業態にも波及し、法的責任追及の可能性さえ取りざたされているという。スシローで、高校生の男性客が卓上の湯呑みや醤油さしを舐め回して元に戻し、また、唾をつけた指でレーン上の寿司に触れるという迷惑行為を撮影した動画が拡散され、問題となっている。
　昨日はまた別のスシロー店で、女性客が調味料の容器に別の調味料を混入させる内容の動画が拡散。スシローは警察への相談を進めているという。「快楽は一瞬、後悔は一生」という言葉がある。長い一生、いつか後悔するときがくるのに…ネ。
　最初の犯人は茶髪の高校生。もうネット上には顔や名前、家の住所、親の職業などなど、何もかも丸裸にされている。悪いことをしてバレたが最後、世間から白い目で見られるのは自分だけではないということを考えないのかな？
　誰しも悪いことやバカな真似は決して一人ではやらない。周りがはやし立てるから調子に乗ってやるのである。迷惑行為の張本人はもちろん、動画を撮影した者、投稿した者、また黙って見ていた者もみんな共犯者だ。共同不法行為として法的責任を負うことだってあるそうだよ。
　こうした迷惑行為自体は今に始まったことではなく、かつてからある、という識者もいる。そうだろう、私たちが気づかぬだけかもしれない。だからこういうバカモノどもには、言葉は悪いが「見せしめ」のために、この際、きつ～いお仕置きが必要だ。いたずら気分でやったことがどういう結果になるか、他のバカモノどもにも分からせてやるために…ネ。

　ずっと昔、県北の回転寿司店に行ったら、レーンで回ってくるすべての寿司皿にプラスチックの蓋がかぶせてあった。ネタが乾燥しないためでもあろうが、衛生的だし、これだと蓋を取って悪さをするものはいないだろう。
　私が時々行く、赤穂市の回転寿司店「鯛のたい」ではレーンに乗って回っている寿司もあるが、カウンターに小さなメモ用紙と鉛筆が置いてあって、カタログの中から食べたいものを選んで、名前と数量を記入して職人に渡す。追加したければまたメモに記入して渡せばよい。私はいつもこうして握ってもらうことにしている。
　これからはどこの飲食店も迷惑行為の防止対策に頭を悩ませることだろう。が、カウンターに常時置いてある箸などの卓上備品にまで目を光らせることはできない。もう「性善説」に頼るしかないのか。インターネットもスマホも使い方によればこれほど便利なものはないのに…ネ。