つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

不用品は“ワタシ”だけですが・・・

2024-05-21 | どうでもいいことですが

 朝晩はまだ肌寒いが、日中はもう夏日に。空の雲も夏の雲みたい!

 最近は朝刊折込に、毎日のように様々な高価買取店のチラシが入る。また「不用品はありませんか?」というしつこい電話もよく掛かる。そんな電話には「不用品は私だけですが…」というと、二の句が継げないのか何も言わず電話を切ってくれる。

 断捨離はずっと以前に徹底的にやったから、不用品は本当に何もない。さっぱり手放して身軽になると気持ちいい。当時はそう思ったが、今ごろになって「しまった、捨てなければよかった」と後悔したり、新しく買ったりすることもある。
 断捨離であれもこれもと捨ててしまうと、あとで後悔することがあると。ネットに捨てたら後悔しがちな『4つのもの』が挙げられていた。
1.  思い出の品物
 モノはまた買えるが、思い出は買い戻せないから捨てないでという。だが思い出は本人だけのもの、たくさんの写真など残されても困るだけかと。
 思い出といえばパソコン内のデータかな。自分の写真は1枚もないが、旅の写真、家族写真、花の写真、お絵描き作品を写真にしたもの、それに家計簿や税申告などの実務データ、それらはすべてUSBに保存してある。見られて困るようなものはないが、もしボケがきたと自覚したらすべて消去するつもりだ。
2.  
 若かりし頃は私もわりと高尚な本を読んでいた。本棚には「世界文学全集」「徳川家康全集」など、他にもいっぱいあった。いつごろか置き場所に困って、広い姉の家に本棚ごと預けた。もう処分されたものと思っていたが、先日、姉と電話で話していたら、捨てるに捨てられず、そのまま残っているという。今から50年以上も昔、万がつく値段で買った全集ものだが、今では古書店でも引き取ってくれないそうだ。姉が逝ったら家は壊すそうだから、本も処分してくれるだろう。
3.  洋服
 サイズが合わなくて着られなくなったもの、もう着る機会がない喪服や礼服、ちょっとした外出着など。またバッグや靴も「見守り隊」の友人たちに選り分けてもらい、不要なものも処分してくれるよう頼んだ。おかげで押入れやクローゼット、シューズボックスもガラガラ、サッパリしたもんだ!
4.  正体がわからないカギ
 カギはマンションのオートロックのカギ、家のカギ、トランクルームのカギ3種だけ。ここへ入居したとき、だれでも作れる合鍵は物騒だから、家のカギだけ「合鍵作成不可」のカギに取り替えた。予備のキー3種は姪に預けている。

 肝心の私自身の処分は、岡山医大へ献体登録しているので、すぐに遺体は引き渡す。お墓は永代供養墓を予約済み、納骨は姪に頼んである。本当は樹木葬か海への散骨が希望なのだが、「性悪ババ」の骨で樹木が枯れたり、海の魚が死んだら申し訳ないので自然葬はあきらめた。生きた証は何も残さないと決めている。だがこうして万事が用意周到だと、なかなかオシマイにならないらしい。トホホ😭😖

 

 

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2 コメント

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オールドレディさま (suri-riba)
2024-05-22 21:50:36
本当に羨ましい。私も物に執着する方ではないので、苦労はないだろうと思っていたのですが、それでも何やかやと溜まってしまいます。
洋服や着物は殆どマンションに来るときに処分したはずなのに・・・。問題は主人の膨大な書類。もう片っ端から捨てるから!と今から宣言。真っ先にカセットテープ類、レコードなどは今から少しづつ気が付かないように捨てています。これだけでもスーとします。
Unknown (オールドレディー)
2024-05-23 09:22:33
★suri-ribaさま
使わなくても生活の一部になっているということもあるから、なかなか捨てられないのでしょうね。私はここへ越してくるとき、必要な家具などの置き場所を決めて、それ以外は全部処分してきました。それでも14年も経てばだいぶ増えています。
まあ私の死後、整理してくれる姪が困らないようにと思うだけで、ゴミ屋敷にはしたくありませんね。

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