25日のNHK・クローズアップ現代は「深刻化する“デートDV”・恋人から暴力」であった。今まで夫婦間のDV(ドメスティック・バイオレンス)はマスコミなどの報道で知っていたが、昨今は高校生や大学生のカップル間でも、親密な関係になると大人のDVと同様なことが起きているという。耳新しい言葉だが、これを「デートDV」と呼ぶそうである。
番組中、2人の女性の被害例が紹介されたが、不思議なことに2人とも執拗な束縛や監視を愛情の表れと勘違いしている。そして暴力をふるわれても、相手は悪くない、怒らせる自分が悪いのだと思い込んで耐え続け、決して別れようなどと思わないのである。
最初はやさしかった男が、だんだんと気に入らないことがあると暴力をふるうようになる。半年ほどそういう時期が続き、体中の痛みに耐えかねて初めて親に打ち明けたのだが、それでも別れるとは言わなかったそうだ。母親もあえて別れろとは言わず、どうしたら娘が自分の置かれている立場を認識し、自分から別れようという気になってくれるか、100冊以上の書物を読み漁り、対処法を模索したという。
その間も男からのメールが頻繁に入る。母親は、心が揺れ、苦しんでいる娘の肩を抱き、背中をさすり、頭をなで、まるで幼子を慈しむように、毎日ただ抱きしめていたそうである。そして何ヶ月かの後、娘はようやく自分から警察に被害届を出す決心をし、やっと男から解放される。この母親は賢明である。普通はきっと怒り、動転し、慌てふためくだろう。が、それはかえってわが子を混乱させ、心を閉ざすことにもなるという。
もう1人の女性は、男とは大学時代からの付き合いで7年になる。暴力をふるわれても、そうさせる自分が至らないからだと、相手の機嫌をとることに懸命だったという。意識しないうちに、そういう状況にならされて7年が経ったということである。
束縛されることをやきもちを焼いてくれると喜んでいるうちはいいが、1分1秒単位で行動を監視されるようになると、これはもう地獄である。今は携帯電話が相手を束縛・監視する道具になっているそうで、相手の行動を確認するメールを送り、それに返事を要求する。それが1分間隔にまでなっていたというから、もう異常としかいえない。
この“デートDV”は何も加害者が男とは限らない。加害者が女である場合には、身体的暴力はまずあるまいが、際限なくメールを送り続けるなど精神的な嫌がらせも立派な“デートDV”であるとか。
岡山県では、「若い人に男女交際のあり方考えてほしい」ということで、弁護士や養護教諭、産婦人科医たちでつくる「デートDV防止プロジェクト・おかやま」、備前県民局が作成したリーフレット「デートDV 愛されているから…?」などを中学・高校で活用して“デートDV”に対する関心を高める活動を行っているそうである。
ある高校では、これらを読んだ生徒にアンケートを実施し、どの程度の認識を持っているか統計をとったそうであるが、“デートDV”についての認識はまだまだ低いそうである。
いくら愛しているからといって、一日中行動を束縛されるなんて真っ平である。それよりも、暴力をふるう男なんて、考えただけでもゾッとする。私なら1発殴られたら、もう愛情もなにも冷めてしまうと思うのだが、男女の中は不可思議なもので一概には言えないようである。
番組中、2人の女性の被害例が紹介されたが、不思議なことに2人とも執拗な束縛や監視を愛情の表れと勘違いしている。そして暴力をふるわれても、相手は悪くない、怒らせる自分が悪いのだと思い込んで耐え続け、決して別れようなどと思わないのである。
最初はやさしかった男が、だんだんと気に入らないことがあると暴力をふるうようになる。半年ほどそういう時期が続き、体中の痛みに耐えかねて初めて親に打ち明けたのだが、それでも別れるとは言わなかったそうだ。母親もあえて別れろとは言わず、どうしたら娘が自分の置かれている立場を認識し、自分から別れようという気になってくれるか、100冊以上の書物を読み漁り、対処法を模索したという。
その間も男からのメールが頻繁に入る。母親は、心が揺れ、苦しんでいる娘の肩を抱き、背中をさすり、頭をなで、まるで幼子を慈しむように、毎日ただ抱きしめていたそうである。そして何ヶ月かの後、娘はようやく自分から警察に被害届を出す決心をし、やっと男から解放される。この母親は賢明である。普通はきっと怒り、動転し、慌てふためくだろう。が、それはかえってわが子を混乱させ、心を閉ざすことにもなるという。
もう1人の女性は、男とは大学時代からの付き合いで7年になる。暴力をふるわれても、そうさせる自分が至らないからだと、相手の機嫌をとることに懸命だったという。意識しないうちに、そういう状況にならされて7年が経ったということである。
束縛されることをやきもちを焼いてくれると喜んでいるうちはいいが、1分1秒単位で行動を監視されるようになると、これはもう地獄である。今は携帯電話が相手を束縛・監視する道具になっているそうで、相手の行動を確認するメールを送り、それに返事を要求する。それが1分間隔にまでなっていたというから、もう異常としかいえない。
この“デートDV”は何も加害者が男とは限らない。加害者が女である場合には、身体的暴力はまずあるまいが、際限なくメールを送り続けるなど精神的な嫌がらせも立派な“デートDV”であるとか。
岡山県では、「若い人に男女交際のあり方考えてほしい」ということで、弁護士や養護教諭、産婦人科医たちでつくる「デートDV防止プロジェクト・おかやま」、備前県民局が作成したリーフレット「デートDV 愛されているから…?」などを中学・高校で活用して“デートDV”に対する関心を高める活動を行っているそうである。
ある高校では、これらを読んだ生徒にアンケートを実施し、どの程度の認識を持っているか統計をとったそうであるが、“デートDV”についての認識はまだまだ低いそうである。
いくら愛しているからといって、一日中行動を束縛されるなんて真っ平である。それよりも、暴力をふるう男なんて、考えただけでもゾッとする。私なら1発殴られたら、もう愛情もなにも冷めてしまうと思うのだが、男女の中は不可思議なもので一概には言えないようである。
しかし、それらは20年以前にもあったぞ。
ただ、携帯電話やパソコンの普及が全く違うし、
ニュースとしては感心を持たれなかったのでは・・・
と思いました。
放課後家路の途中、見知らぬ人の乗用車が止まり
ドライブしないか・・・とさそわれ、怖くって断り
切れずに県境まで行って来た。
彼氏と高校時代から、毎日デートして来て、それが
当たり前に思って来たが、同級生が自由に部活や
恋愛をしているのが羨ましかった。
就職したら、周囲の人達が、拘束されず、自由を謳歌しているのを見て、彼氏と距離を置く事にしたが、
殴る・蹴るの暴力を受け、警察に保護された。
退社時間になると、元彼が毎日バス停で待っていて
気持ちわるくなり、別のバス停から帰宅したが、その内見つかり、暴力を振るわれた。
彼氏が嫉妬深く、時間や匂いや、部屋の様子を
気にし過ぎて喧嘩となり、別れを切り出したら
殴られ、でも分かれる事が出来た。
まだあるのですが、以上はテニススクールの
クラスメートとして聞いた実話です。
どうやら、男性が女々しく、論理的な説得が
苦手で、暴力で納得させようとしている様に思います。一方女性も感情が優先しての思考が為、噛み合わ
ないのではと思います。
二十歳前後ですと、好奇心旺盛ですけど、思慮
深くなく、なんにでも飛びつく・・・。
かく言う私も、人様には言えない破廉恥な事を
よくそ゛まぁ、出来たもんだと、今更ながらに、
赤面しています。
「ケンカするほど仲が良い」など、端から見ただけでは男女の仲は当人でなければ分かりません。が、被害を訴えるようになればこれはもう論外です。
昔から亭主の暴力に泣いたという話は聞いたことがありますが、DVが大きく取り上げられたのは最近のように思います。
それだけ女性の地位が向上し、女性の保護が重要視される時代になったと言うことでしょうか。
なんにしても男の暴力は許せません。
何か馬鹿らしいですね。
そういうことをする男性(女性)はすでに心の病です。世の中にはそれがわかっていても続けてしまうもろもろのことがあるのですね。悲しいです。
私も初めて知りました。
未成年者の男女間の付き合い方が昔とは違ってきたこともあるのでしょうか。
若者が若者らしくなくなってゆくのは情けないことです。