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つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

ジェムスディーンがよみがえるって・・・

2019-11-26 | びっくりしたなあ

 少し前の記事である。60年以上前に亡くなったハリウッド映画界の伝説的俳優ジェームズ・ディーンがコンピューターグラフィックス(CG)処理でよみがえり、準主役で“出演”する映画づくりが進んでいる。
 米メディアの報道によると、映画は「ファインディング・ジャック」(原題)。ベトナム戦争末期の米軍撤退で捨てられた千頭以上の米軍用犬を巡る小説を映画化、2020年11月の公開を目指して近く製作が始まる。しかし、映画界やファンからとまどいや反発も出ており、故人の映像使用を巡る論争が白熱する可能性もあるとか。
 難しいことはよく分からないが、今の映画技術はすごいね。昔の白黒映画やテレビ番組をカラーにできるそうだ。大昔の懐かしい映画でも「デジタル化」されてカラーもきれいだし、音響効果も良くなって、まるで新しい映画を見ているようである。が、大昔に亡くなった俳優を現在に登場させて違和感はないのかね? 私は見たくないなあ。 

 ネットでの情報である。ジェムスディーンといえば、映画の端役をいくつかこなした後、1955年に『エデンの東』で初めて主役を演じて認められた。彼はこの役でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた。この後、続けざまにその年の『理由なき反抗』で主役を、『ジャイアンツ』で準主役を演じ、またもやアカデミー賞にノミネートされることになる。
 しかし『ジャイアンツ』の撮影終了1週間後の9月30日、ジェームズはサリナスで行われるレースに向かうために同乗者の自動車整備士と共に、愛車のポルシェでカリフォルニア州の州道を走行中、交差点を転回していたフォードに衝突した。フォードの運転手は軽傷で済んだが、ジェームズは首の骨を含む複雑骨折、内臓損傷などでほぼ即死状態であった。芸歴はたったの4年間、主演俳優になって半年足らずという短いキャリアと突然の死。遺体は故郷の公園墓地に埋葬されているが、現在も献花が絶えないという。 
 彼の映画が日本で公開されたのは私が高校1年の時、映画館は超満員だったのを覚えている。私も3本の映画は見ているが、一体、彼のどこに魅了されたのか、本当はよく分からないのである。今、ネット画像で往時の写真を見ても、身長170㎝、中肉中背で、顔も取り立て美男というわけでもない。なのに…ネ。
 3本の映画の中で私の記憶に残っているのは『ジャイアンツ』である。主役のテキサスの大牧場ロック・ハドソン、東部から来た妻エリザベス・テーラー、そしてこの牧場で働く若きカウボーイがジェームス・ディーンで、美しい妻に一途な片思いをする。この映画はストリーも良かったし、今、放映されたらぜひ見たいなあ。
 ジェームス・ディーンの映画に限らず、あの頃のハリウッド映画はどれもスケールが大きく迫力満点、見ごたえのあるすてきな映画がたくさんあった。私の青春時代は洋画一辺倒で、今でも忘れられない名シーンがたくさんある。
 和洋問わず、最後に映画館へ行って見た映画は何だったろうか、それすら覚えていないほど映画を見なくなって久しい。昨今は2年も経てばテレビで放映されるからそれで十分、大体、映画館へ足を運んでまで見たいと思うような映画がない。

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青春は洋画と共に (sirousagi gamanoho)
2019-11-26 17:22:38
1956年の洋画ランキング1位は「ジャイアンツ」3位が「戦争と平和」だそうです
十代から二十代にかけて暮らしの中の娯楽は映画とクラシック音楽!
人生の輝き!ここぞとばかりハリウッドものも、フランスものものも、我が物にと封切り!劇場に駆け付けていた楽しい思い出

今やDVD,ブルーレイで我が家で鑑賞が一般的だとか。
まあsirousagiは洋、邦画問わず大画面で迫力ある音声で綺麗な座席で!ゆったり見たいは。
たとえコンピューターグラフィックスで処理されたジェームスディ―ンでもね。

話がそれますが美空ひばりAIで甦る」
NHKご覧になりましたか?
とてもよく出来ていたと思いますが
やはり生身の人間を冒瀆している感はぬぐえません
作詞!作曲、歌声合成技術、アンドロイド
技術~
どんなに進化しても其処に「魂」の存在が認められないのが見え見えでやはり違和感一杯でした。
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Unknown (オールドレディー)
2019-11-27 09:41:11
★shirousagi gamanohoさま
あの頃は3時間くらいの大型作品がたくさんありましたね。「戦争と平和」のオードリーヘップバーンが可愛らしくて素敵でした。
昔は映画館へはいつ入ってもよくて、何回でも見られましたが、最近は可能でしょうか。私はよく居眠りしてしまうので…。
美空ひばりAIで蘇るという番組はチラッと見ましたが、やはり作り物という感じがして見るのを止めました。
ジェムスディーン蘇りもそんな違和感を感じるのではないでしょうかね。あの当時だから良かったのであり、今の若者に受け入れられるか、疑問です。
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