トランプ前大統領が、不倫相手に支払った口止め料を不正に会計処理したとされる事件の裁判で、ニューヨーク地裁の陪審員は34件の罪状すべてで有罪とする評決を下したという。
私は、あるいは長引いて「評決不成立」になるかも、と思っていたが、たった2日間の評議で全員が一致し「有罪」の判断を下すとは…。トランプにとってこの評決は想定外だったろうネ。
それでも狂信的なトランプ支持者は強気だ。評決を受けたあと、24時間で日本円で80億円以上の寄付が集まったという。いやはや驚いた! そりゃトランプが強気になるはずだわ。
量刑を決める審理は7月11日に開かれる。米国では刑事事件の被告が選挙に立候補することを禁止する法律はないそうだから、トランプは今後も選挙運動を続けることができる。そして当選した場合も大統領就任を阻む規定もなく、被告のまま大統領になるということもありうるとか。日本では考えられないことだ。
量刑が言い渡されたあとトランプは控訴すると言う。実刑になる可能性は低いそうだが、もし実刑になった場合は、選挙集会や資金集めパーティーは開けなくなり、ソーシャルメディアの発信も規制される。共和党の候補指名を受ける予定の7月15~18日の党全国大会にも出席できなくなる。また罰金以上の量刑を受ける場合、自宅軟禁や外出禁止令などの対象になる可能性があり、移動が制限されるので選挙運動に支障が出るという。だが起訴も逆手に、熱狂的な支持者の結束を強めるトランプだ。この先、何が起きても不思議ではない。
ところで前回、トランプが大統領選に立候補したときは、メラニア夫人を始め一族総出で応援していたが、今回は、トランプ一人でがむしゃらに突っ走っているかのように見える。
候補指名争いの大きな節目となるスーパーチューズデーに、普通であればメラニア夫人が出席するのが当然だろうに、今回は夫人の姿はなかったとか。また三男バロンも、共和党全国大会のフロリダ州代議員を辞退したという。それにトランプ政権時、大統領補佐官を務めた長女イバンカは政治と距離を置いているとか。
8年前の選挙戦は家族総出で戦ったが、今回ファミリー感がない。以前から元大統領との不仲説や、夫の再出馬に大反対しているという噂が囁かれているそうだが、まんざらフェイクではなさそうだ。家族に見放された孤独な大統領か?
もしトランプのような人が私の夫だったら、慰謝料をもらってさっさと離婚するわ。また父親だったら、他人のふりして「知らぬ顔の半兵衛」を決め込むわ。だって常人には理解しがたい人と家族でいたくないもん!😜👋
起きるのでしょうか(@_@)
何でも有り、多様性を錦の御旗に掲げる?アメリカの究極の選択?
知性ある行動を全世界の常人は願っていますよね。
もうこれ以上世界を混迷に陥れないでください。
他国のことなのにどうにもムカついて…。日本はアメリカのポチだから、トランプが大統領になったらどんな無理難題を押し付けてくるやらしれません。
常識が通用しない人をリーダーに押す人たちの気がしれません。知性・教養のあるリーダー候補が出てこないというのも変です。バイデンさんがもう少し若ければいいのに…。