3日前に同じサンティアゴ・ベルナベウで“エル・クラシコ”を見事に良いところ無しで落としてしまったレアル・マドリー。既にグループリーグ突破が決まっている両チームだが、この試合の内容によっては冬を待たずしてルシェンブルゴ監督の首が飛ぶかも知れないね(笑)
前半4分、最初のチャンスはベッカムの右クロス・・・誰も触ることが出来ず。相変わらず凄いクロスだね、
前半5分、今度はお馬鹿なDFがカリューにパス。カリューが左の角度がない位置からすげ~シュート。さすがにカシージャスがセーブしたけど、角度がない分だけ助かったって感じ。このコメントを書いている間に、更にリヨンが波状攻撃。PA内でレアルのDFが翻弄されているシーンが目立つ。相変わらずDFはザルだ。
前半7分、今度はロベカルが左を突破して、グラウンダーのシュートみたいな鋭いパス。ベッカム、ロビーニョが触ろうとするけど届かず・・・・
激しく攻守が入れ替わっているようだけど、実はリヨンの攻撃はレアルの愚かなパスミスによるものだ。さすがにアウェイらしく受け気味の体制で臨んでいるのが窺える。
再びパスミスを拾われて責め立てられ、ジュニーニョのドリブルに思わずファール。
絶好の位置でジュニーニョのFKが見られる。
前半11分、壁に当たってこぼれたところをカリューが夜空に舞い上げました。
カリュー、コブ、マルダの3人でレアルのDFを切り崩しているシーンは観てて心地よい。その間にMF陣がレアルのBAエリアに流れ込み迫力のある攻撃を見せてくれている。
対するレアルは、ベッカムのパス頼みみたいな感じだね。前半12分にロビーニョに綺麗なスルーが出たんだけど、これまた追いつけず。
前半15分、ジダンが左を抉って素晴らしいボールをグティに・・・この試合最初の決定的なチャンス。GKクーペが美味く掻き出して事なきを得ました。
しかし、これを起点にレアルが攻勢を掛けています。なんとかリヨンのDFラインが持ちこたえていますが、MF上がりが全員下がってしまうと厳しくなるかも・・・
前半21分、再びレアルに決定的なシーンが訪れる。ベッカムのCKを何故かドフリーになっていたグティが決められませんでした。っていうかゴールマウスの唯一DFが居る場所に打ち込んでしまいましたね・・・・
前半26分、ジュニーニョのFKが観れました。今回は壁を越えてゴール左をすり抜けました。
前半27分、再びレアルがパスミスでピンチに・・・・恐ろしくパスミスが目立って、そのボールをPAまで持ち込まれてしまいます。この調子だと近い将来、とんでもないエリアで致命的なパスミスをしそうですね。
前半30分を経過した辺りから、試合が静かになりました。お陰でホットミルクブレイクが取れそうです(笑)
前半40分、グティが3度目の正直を決めました。ベッカムのFKからこぼれ球を押し込んだ形ですが、今回は目の前にDFが居ませんでしたね(笑)。リヨンサイドから言えばディアッラが空振りしたのが全てです。
1分後、同じ位置からベッカムのFKがありましたが、これは事なきを得ました。
前半43分、オフサイドトラップを駆け抜けてたカリューが1対1になりましたが、ボールをトラップできませんでした。
前半44分、両者入り乱れての小競り合い。当事者のグティとティアゴがカードを貰いました。グティが厚くなり過ぎですね。大したファールじゃなかったし・・・
前半はお互いに良く攻め合いました。支配率はレアルが多いと思いますが、よくリヨンがディフェンスしていたと思います。結局、3度決定的なチャンスを得たグティがその1つを決めたわけですから、1-0は妥当ですね。
リヨンもチャンスがありましたが、マルダのラストパスの精度が良ければ、もっとチャンスがあったと思います。
後半が始まりました。
後半5分、再びパスミスから速攻を浴びる。マルダのラストパスが良ければ・・・上手くコブがシュートまで運んだんだけど・・・
後半11分、ジダンがドリブルで駆け上がりましたが、PA付近で相手に追いつかれました。解説陣は、「ジダンのキレが悪い」と語っていますが、僕的には「前半でガス欠」じゃないかと思います(笑)。高い技術と運動量のうち、運動量が急激に低下しているように感じますよ。
後半14分、ロビーニョのジダンの右クロスに合わせましたが枠を捉えることが出来ませんでした。
後半15分経過。後半は面白いようにレアルがオフサイドを取っています。計算通りなんでしょうけど、トラップの掛ミスがなければ良いんですけどね。
後半16分、ゴール前でカリューが競り勝ちましたが、ゴール枠を捉えることが出来ませんでした。あそこまでの過程を観ていると、レアルのDFがかなり緩いですね。ジュニーニョ辺りが自由にボールをコントロール出来ていますから・・・
後半20分経過・・・あまり動きなし。決定機もなし。レアルは勝っていますが、ホームにしてはパフォーマンスが著しく低いです。
後半21分、コブのシュートはカシージャスの正面!!これがリヨンの最初の決定機ですね。
後半22分、ロビーニョにシュートチャンスが訪れますが、シュートをせず・・切り返している間にコマが揃ってしまいました。
後半23分、リヨンが2枚札を切りました。しかも攻撃的です。
後半25分、セルジオ・ラモスのグラウンダーの素晴らしいシュートはクーペがセーブしました。セーブですよ。。セーブ!!!弾くんじゃなくてセーブ!!凄いです
って書いている間に攻め上がったカリューがなんとヒールでDFの股を通して緩やかなボールがゴールマウスに吸い込まれました。すげー!!!!!!!!!!!!!あれはカシージャスでも止められないよ・・今節最高のシュートじゃないでしょうか(笑)・・小馬鹿にしたような感じですけどね。
さてさて、攻撃的な布陣にして2,3分で同点に追いつきました。4-3-3の布陣を3-3-4に替えたときには、余りにもレアル攻撃陣を馬鹿にしているのか、パフォーマンスが低いので大丈夫だと見切ったのか心配でしたが、結果がすぐに表れるところが凄いですね。
後半29分、ティアゴがロングシュート・・・凄いシュートでした。これで得たCKの前にジダンが下がりました。当然ですね・・・
後半31分が経過。リヨンの交替が大当たり状態です。アウェイとは思えないくらい押し込んで、面白いようにパスが繋がりBAを支配していますね。レアルは守備に追われて、攻める姿勢は皆無になってきました。元々守備が上手い中盤が居ないので、相手を中盤で潰すことが出来ないんですよ。
後半34分、ベッカムを下げてサルガドを投入。唯一、攻めの起点になり続けていたベッカムを下げたことで、勝つ気がない!!とレアルファンじゃなくても思うはずだよ(笑)。確かに、このままじゃ失点は時間の問題なんだけど、だからって攻めを捨てちゃあレアルじゃないでしょ(笑)
ルシェンブルゴはこれで解任される このままドローに終わっても、こんな采配はレアルじゃない
ルシェンブルゴは解任!!!(合唱してもいいな~)
後半36分、ジュニーニョのFKです。おし~い。
後半38分、ビルトールに左サイドを支配され続け、切り刻まれた上にセンターリングが・・・
もう、リヨンが得点するのも時間の問題かもしれませんが、あと7分です。あと7分守りきればドローで終わります。っていうかホームでそんな姿勢のレアルって何(笑)
後半42分、どうやらリヨンも引き分けを意識し始めましたね。これで引き分けで終わるのが濃厚になってきました。
もうそろそろ仕事に行く時間です。後半の交代劇からリヨンが生き返ったように攻め立てた20分間は最高に面白かったです。ルシェンブルゴ時代の終焉とリヨンのレベルの高さを改めて感じました。それからすると1-1というスコアは妥当じゃありませんが、とにかくカリューのシュートは最高でした(笑)