近年、駄作が多かったスティーヴン・ハンターですが、年末に発売されたボブリーものの新書「第三の銃弾」は久々にらしさを発揮した作品になりました。
極大射程やダーティホワイトボーイズ程の良作とまでは到底及ばないものの、四十七人目の男などガッカリする作品が多かった中だるみの時期からほぼ復活した感じです。
本作はJFK暗殺から50年ということで、陰謀説を題材にボブリーのサーガに落としこんで練り上げられています。
いきなり前作の功労でFBI長官なっているはずの旧知の相棒がダラスに左遷されているのには笑いました。これまでの作品、特に極大射程を読んでいないと全く面白味のない作品であることから、昨年、早川ミステリから 扶桑社に権利が移って再販された理由がわかります。
全く今までスティーヴンハンターものに触れてない人には、まず最高傑作の1つである極大射程を読んで、ついでに第三の銃弾を読んでほしいですね(笑)
極大射程やダーティホワイトボーイズ程の良作とまでは到底及ばないものの、四十七人目の男などガッカリする作品が多かった中だるみの時期からほぼ復活した感じです。
本作はJFK暗殺から50年ということで、陰謀説を題材にボブリーのサーガに落としこんで練り上げられています。
いきなり前作の功労でFBI長官なっているはずの旧知の相棒がダラスに左遷されているのには笑いました。これまでの作品、特に極大射程を読んでいないと全く面白味のない作品であることから、昨年、早川ミステリから 扶桑社に権利が移って再販された理由がわかります。
全く今までスティーヴンハンターものに触れてない人には、まず最高傑作の1つである極大射程を読んで、ついでに第三の銃弾を読んでほしいですね(笑)