バルセロナ3 - 1 ブレーメン

僕がサッカー馬鹿なのはよく判っている。こういう日も年に何度かしかないだろうと思いながら、朝からマンＵVSビジャレアル・・ユーベVSブリュージュ・・・福岡VS徳島と続いて、バルサの再放送を観るのか鹿島戦を生放送で観るのか迷った挙げ句・・・やはり欧州サッカーと決めちゃいました。
カンプ・ノウでのブレーメン戦。お互いリーグ戦が完璧だっただけに面白い試合になると思ったんだよね。結果は既に判りながら観るサッカーは詰まらないことこの上ないんだけど・・・・・
さて、レアル戦を録画で超速度再生で確認した僕としては、とにかくバルサが最近好調なのは守備が安定しているからだと確信しました。バルサは攻撃面（ロナウジーニョatc）が全てだと思う人もマスコミやニュースで思う人もいると思いますが、やはり守備が安定しているからチーム状態が安定しているんですよね。
レアルのザル守備チーム相手に試合を完璧にコントロールしていても、ブンデスで爆発的な勝利を手にしてカンプ・ノウに乗り込んできたブレーメン相手にどれくらいなものかという観点で試合を観させて貰いました。
結論から言うと、バルサの守備は完璧だった・・・訳ではなかった（笑）。さすがに好調ブレーメンの攻撃陣にビックチャンスを与える回数が数度となくあった。しかし、押さえるべきところは押さえたのは事実。反対にブレーメン攻撃陣は、ビックチャンスをトラップなどの判断で時間を大幅にロスした。瞬時の反応でバルサの攻撃陣とは見劣りしたという事実がある。それが局面でブロックされる要因になったわけだ。ブロックされる・・つまりゴールマウスに飛ぶ前にボールがあるべき方向とは別の向きに押し流されていくという事実はビックチャンスとは言うべきではないのかも知れない。結局、バルサの守備は完璧じゃないけど安定していたんだろう（笑）。
バルサは決定力がブレーメンよりも一段と上だった。ベンチの選手が笑談に耽って試合を観ていないチームなんてそんなにあるもんじゃない。それだけチームが安定していたということなんだが、ブレーメンファンが観たら怒り心頭に違いない。
ロナウジーニョはやはりロナウジーニョだった。この試合も全てを演出し、BAで自由にしていしまうと痛い目に遭うということを改めて示した。
つい１ヶ月前までは調子が悪いバルサを極評するOBのコメントが度々紙面を賑わせたが、結局実力でその戯言を消し去ったバルサに付け入る隙は暫くなさそうだ。