図書館で彼女の棚の前に立った時、まだ読んでない本はあるかと探した時、まだだと思って借りてきた。彼女の初期の作品を数編集めた短編集だ。読み始めて、ところどころ、記憶を掠めるところも出てきた。特に最後のクラスメートは大学に勤める女性二人が共同生活を始める話だが、食物学科の女性がタンパク質の構造模型を組み立てる個所などはおぼろに覚えていた。しかし登場人物も話の流れも全く思い出せない。村田については、ある時図書館にある彼女の本は全部読んでしまったな、という感想を抱いたことはかすかに覚えている。確かの読んだことがあるのだろう。しかし、読んでいるうちは面白いし、惹かれる。年寄りの読書はこれでよいのかもしれない。
散歩の途中で見かけた花。ワルナスビと牧野富太郎が命名したらしい。
妻に見せたら、我が家の庭にもあるではないか、といわれた。
外来種で地下茎での強い繁殖力を持つ。それで知らないうちに庭中に蔓延ってしまうので「悪」が名前に着いたようだ。
今朝は起きた時から怠い。妻もそんなことをいっていたが、朝から庭に出てバラの世話をしている。お礼肥えをやるための草取りやら剪定作業だ。