平成27年8月19日 14:00~15:30
岡山市議会議員研修会が岡山市灘崎文化センターで開催されました。
演題:人口減少時代における地方議員のあり方
講師:政策研究大学院大学
松谷明彦(まつたにあきひこ)名誉教授
内容:配布された資料を基に、今やってはいけない3つの政策
・少子化対策 & 若者を地方に引き留めること
人口減少の大きな要因は、亡くなる人が急増するからであり、子どもの数が少ないのではない!
高齢化の速度が速すぎる(=いびつな人口構造が原因)
・大都市の産業を地方に呼びこむこと
儲かる業務(開発企画、組みたて魚無)は、都会で行う。
儲からない業務が地方にくる(下請け、部品製造=安い賃金)
地場産業を伸ばす事が重要
成功例は北陸3県の事業(旋盤技術=金属加工の推進)
岡山では?
・市町村合併
支所機能とし、職員数が減少した。
吸収合併により、農林業への投資が減少する。
地方は農林業が強みである。
演題の人口減少時代における地方議員のあり方について具体的な話は無かった!
人口減少を食い止める事は出来ない。
2020年(東京オリンピック開催)以降の2030年までの間に大きな転機がくる。
2020年頃から東京(首都圏)の所得成長率は地方の方が上向くとの予測をされています。
この図から、山陰地区が岡山県を追い抜くよ!と状況です。(伸び率)
東京圏は、2025年から降下する(私見:高齢化が大きな要因と考える)
今何をすべきか?この事が話の中で出なかった。
それぞれの地域で考えなさい(見つけ出しなさい)という事だと受けとめました。
大きな宿題です。
ヒントのことば:地方にトンネルを創れと言われました。
南淡路地域(流通業者に左右されていない)を参考とすること!