安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

稲作の苦闘

2023年08月21日 | AKファーム

令和5年8月21日

台風7号により、広戸風が吹く

 勝北支所での瞬間最大風速 39m/sを記録

出穂期を迎えた稲穂が広戸風にもまれて穂先が黒くなっている。

  

  登熟期を過ぎても穂が立ったままで籾が実らず、収量の減少に悩んでいます。みんなの農業広場 (jeinou.com)

  

●登熟期間の水田の水分が不足して稲体が消耗している

収穫作業等に備えて極端に早く(収穫の2週間以上前)から用水を止めていませんか?

できれば収穫の1週間程度前までは3~5日おきに入水を行ってください。

また、その場合でも収穫作業に支障が出ないよう、中干し(土用干し)をしっかり行うようにしてください。

●出穂前後の強風の影響で不稔または登熟不良となった

出穂前後に台風等の強風にさらされて受精できていなかったり、

風で傷ついた籾に雑菌が繁殖して登熟不良になっていませんか?

強風のダメージそのものを避けることはできませんが、ダメージを受けた後は速やかに水を張るなどして、

できるだけ稲が消耗しないようにしてください。

 

イノシシ被害がみられる圃場 

  

 

農業用水路

 例年であれば、農業用水が確認できるが、今年は「からから」に乾いている。

 出穂期の水不足が深刻になる。

  

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする