令和5年8月22日
低圧部に伴う大雨に警戒、沖縄の南にも熱帯低気圧が発生する予想で、ダブル熱帯低気圧に
小笠原付近から西進し、日本の南を進んでいた熱帯低気圧は、
きょう22日(火)午前9時の解析から低圧部となりました。
低圧部とは中心付近がハッキリとしない熱帯擾乱(ねったいじょうらん)のことで、
中心付近がハッキリとする熱帯低気圧と比べると、やや衰弱しているとみることも出来ますが、
伴う暖湿気にはほとんど変化はなく、この暖湿気が本州付近に流れ込んでいるため、
局地的ながらも広範囲で活発な雨雲が発生し、雷を伴った激しい雨が降っています。
日本の南の低圧部は今後北西方向へ進み、あす23日(水)日中にかけて、
不明瞭になりながらも四国から九州付近を北上する見込みです。
暴風を伴うような大荒れの天気となるようなことはまずありませんが、
それでも熱帯由来の暖湿気がたっぷりと持ち込まれるため、より一層雨雲が発達しやすくなるでしょう。
西日本や東海以西の太平洋側を中心に、雷を伴った非常に激しい雨が降り、
大雨となるおそれがありますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに、十分な注意、警戒が必要です。
令和5年8月18日
台風8号?
新たな熱帯低気圧が発生予想、来週日本の南へ西進か?
赤い丸の中に雲が渦を巻いているのが分かるかと思います。
ここに現在、温帯低気圧が発生していて、気象庁の予想によると、
この温帯低気圧があさって20日(日)午前9時までには熱帯低気圧に変わる見込みです。