安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

はやぶさ1号の成功が、今日につながる

2019年02月24日 | 情報

平成31年2月24日

はやぶさ2 小惑星りゅうぐうに着陸に成功

はやぶさ1号の成功が今日につながる

「はやぶさ1」と真庭市の「中和神社」

2009年11月、地球帰還を目の前にした「はやぶさ」のイオンエンジンが全機停止、まさに「絶体絶命」のピンチが訪れました。
最終的に、組み込んであった回路を使って、壊れていたイオンエンジン2機の生きている部品を組み合わせて運用するという離れ業で、このピンチを脱出するのですが、このトラブルの中で、有名なエピソードが生まれました。
 川口淳一郎先生(プロジェクトマネージャー)が、イオンエンジン復活を願い、とある神社を訪れた、というものです。

その神社は、岡山県真庭市にある、「中和神社」。

  


イオンエンジンには、電気的に中性にして燃料のキセノンガスを噴射するための「中和器」と呼ばれる部品がありますが、

それの復活を願い、「中和」神社にお参りをした、というわけです。

なお、中和神社は正確には「ちゅうかじんじゃ」と読みます。

岡山にあるもう1つの「はやぶさ」ゆかりの場所、中和神社。

それにしても、岡山のはるか山の中の神社が、宇宙開発とつながっているというのも、たいへん不思議な縁であります。

マイクロ波放電式イオンエンジン 「大人のためのサイエンスレクチャー」






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津山高校の授業参観

2019年02月24日 | 教育
平成31年2月23日 10:40~

津山高校の授業参観
 ソーシャルサイエンスⅠ 第5回ワークショップ
 
グローバルに活きる仕事と勉強
~歴史軸と空間軸を意識した自分ならではのブランドを創り上げよう!

津山高校卒業生を招聘してのワークショップで、2年生14名が受講した。








講師からのことば
・将来を見据えた教科選択=高校での教科選択は「世界史」
  日本史、地理は当たり前
・教科書は逆から学ぶ(現在に近い方が大切である)
・視点は高めに設定し、意思決定は自ら行う
・勝負をかける年齢は低くなってきている
・グローバル感覚を身に着ける
・「思考」するだけでは何も変わらない
 「志向」と「試行」の繰り返すことが大切
・相手と交渉、話しをする際は、客観的史実と数字を用いる(だから勉強!)

あっという間の120分のワークショップでした。
将来の方向を選択する上で貴重な講話が聴けたものと考える。


+αに向けての提案
 津山市では年間を通して、数多くの講演、セミナーが開催されています。
 高校生への情報提供により、参加意欲を促し客観的データを提供することも必要と感じる。
 例えば
 ・「はやぶさ」が挑戦したもの(水谷仁先生(1942年生まれ)の講演 ・宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センター主任研究員 高田仁志(さとし)氏講演
 ・山海 嘉之教授 筑波大学大学院システム情報工学研究会
     演題:革新的サイバニックシステムによるイノベーションの推進
    ~これからの産学官連携のあり方~
 などなど



   

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