くるま走ってたの!

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ちなみに私は見た感じこんなヤツ↓です。

冴えねーなぁ。
手前のデカ頭は次男坊、撮ったのは長男坊。
7004Fは何度見ても美しい...

EOS 7D スペシャルプレビューに行って来ました

2009-09-12 19:18:26 | カメラについての雑記帳
EOS 7D のお触り会“EOS 7D スペシャルプレビュー”に行って来ました。
場所は品川にあるキャノンSタワー。
14:00くらいに現地に入りました。

会場の様子はだいたい想像通り。
滅茶苦茶込んでいるという訳ではないものの結構な人の入り。
こういうホールの展示というのは、仕事で主催側の立場で入る事はたくさんあるのですが客の立場で入る事は滅多にないので、カメラとは全く関係ない部分でも楽しかったりします(笑)。

セミナーが立て続けにスケジューリングされているので、講演目当ての人は忙しいかもしれないですね。
私が着いた時はちょうど、開発担当者の人の製品プレゼンをやっていて、私が一番気にしているシャッター音について語っていました...因縁めいたものを勝手に感じてしまいましたが、ただの偶然ですな。

実機はたくさん配備されていまして、多少待てばけっこうお触り出来ました。
セミナーを聞いている人が一斉に触りに来たら相当混むだろうなという感じ。
レンズは、ほとんどの機体に新発売のEF-S 15-85mmが装着されていて、その他に新100mmマクロもそれなりの本数で、あとは200mmF2L?の姿も見えました。
ちなみに私はEF-S 15-85mmしか触りませんでした、やはり興味の中心はこのレンズですので。
新100mmマクロは体験コーナーで花を実写出来る様になっていましたが、現行100mmマクロで満足しているのとだいぶ並んでいたので私はパス。

さて、メインディッシュのEOS 7Dです。
画質やらAF/AE性能やらはこんな展示会では検証しようがありませんし、こと画質に関しては最低限の線を割り込む事はないでしょうから、実写画像が出回ってからゆっくり見ることにして。
私は何はさておき、手で目で耳で感じられる操作フィールをあれこれ触って確かめてみました。

まずは注目のファインダー。
これ、良いですよ! 素晴らしい!
どのくらい良いかというと、キャノンの中級機とは思えないくらい良いです(笑)。
もうね、このファインダーだけでも「買い」かも知れないですよ。
50Dまでの2桁Dとは別次元。視野率100%、倍率1.0倍は伊達じゃない、本当に見易いです。
これこそ『見て気持ちよいファインダー』ですよ。50Dまでの潜望鏡ライクな“覗き見感”とはおさらばです。
しかも透過液晶を使ったインポーズ表示が大充実です。ちょっとD300のパクリ?なんて感じもしますがそこは良しとしましょう、良いアイテムを積極的に採り入れてくれるのは有り難い話ですので。
私的にはグリッドラインのインポーズ表示が出来るのは大歓迎。D300で最高に便利な機能の1つだと思っていましたので。
しかしねぇ。
どーもこれを手放しで褒める気がしないんですよねぇ。
だってさぁ、この値段でここまで良質なファインダーが実現出来るのにどうして今まで放置してたンだよっ!?(怒)

それからシャッター音、というかキャノンの言う「レリーズ音」ですか...音の正体は“シャッター音+ミラー音”な訳ですからこっちが正確ですね、今後はこの表現を使いたいと思います。
実機でシャッターを切ってみた印象ですが、ここはまあ合格点というところでしょう。
単写だとちょっと「?」な感がもあったのですが、連写時は十分に気持ち良い音です。連写速度がウリの7DとしてはこれでOKでしょう。
残念ながらベタ褒めするほどの音じゃないですけど、普通にカメラっぽいレリーズ音になっていて好印象。「凄く良い!」とはちょっと言えないけど、文句言われそうな耳障りな要素はすべて消して来た、そんな感じの音です。
間違いなく言えるのは、50Dのあのパコパコパコパコとはきっぱりお別れしている事、この点だけでも高く評価したいです。え? 今までが酷すぎただけだろうって? いや今日はそういう憎まれ口は止めておきます(笑)。 
正直に言いますと、あまりにも「レリーズ音を改善!」と大々的に喧伝されているので、希代の上質なレリーズ音を誇る(?)EOS-1Ds持ちの私は少々過度の期待を持ちすぎていたようです。そこまで良いものじゃなかったです。
しかしねぇ。
これもファインダーと同じなんだけど。
この値段でここまで良質なレリーズ音が実現出来るのにどうして今まで放置してたンだよっ!?(怒)

ボディの全体的な話。
7Dは適度な持ち重り感があって、密度感が嬉しいです。
持った手に『良いカメラ』と感じさせるフィーリングがあります。
たとえば50Dの場合あの軽さは魅力ですが、手に持った感じが『嫌な軽さ』なんですよ、重さを削ると同時に上質感も削り取ってしまったかのような感じと言いましょうか。
その点7Dは、バランスも良いし手触りも良い。「お、いいなコレ!」と思わせる品質感があるのです。
これはアマチュアの道具としては大事な点だと思いますよ。
『カメラなんてクリアな写真が撮れりゃいいんだ!』という『デジタル性能命!』な人ばかりのデジタル一眼マニアの世界ですが、そろそろ写りの性能以外も顧みたらどうでしょうか?と提言しておきます。
ただし、残念ながらD300のような“高級感”はありません。その点は過度の期待をしない方が良いです。こう言っちゃ元も子もないですが、古来よりキャノンの一般人向けカメラに“高級感”を望むのはお門違いというものですので(笑)。
ちなみに1D系の質感とも違いますね。1D系のそれは、上質感を演出しようとして得られたものではなく、ヘビーデューティ化の副産物といった方が適切な気がします。“持ち重りがする”というよりも実際重いですしね。
ですから、7Dでは1D系ほどの堅牢感や頼り甲斐は感じられないですが、製品カテゴリがまったく違う以上は仕方のない話です。

操作系は分かりやすかったです。
ダイヤルやボタン類の操作感も良好。ダイヤルは心持ちしっかり感を覚えました。良いフィールです。
ちょっと気になったのは、サブ電子ダイヤルのロックスイッチの感触、ちょっと固かったです。ただ、これは個体差もしくは使用初期の渋さなのかも知れません。
背面液晶は実際以上に綺麗に見えているんじゃないか?と思いました。いえ無印1Dsユーザーの感覚ですからまったくアテになりませんが(笑)。

それからレンズです。
先に書いた通り、デモ機のほとんどはEF-S 15-85mmを装着していました。
やはり今回の発表では新100mmマクロと共にイチ押しのレンズみたいです。係の人の話でも特にワイド端の画質には自信があるそうで。
私的にはいろいろ疑問を禁じ得ませんが、画質重視のレンズとしてはアリなんでしょうね。
操作フィールは良好でした。重量バランスも悪くないです。質感も○。
写りは特に試していませんが、ファインダーで見る限り歪曲はよく抑えられているようでした。先代のEF-S 17-85mmのあの分かり易すぎる歪曲が嘘みたいです。
ただしサイズは少々太めです。85mm/F5.6の常用ズームレンズとしてはこの太さはどうなのかなぁ? ワイド側の15mm化による弊害なんでしょうけど。
これにフードを付けたらかなり巨大になりそうな予感。あ、そういえばフードもデモ機には付いていなくて、係の人に聞いたら会場に準備していないそうでした。え~、マジ!? 頼むぜおい!(笑)
私の印象としては、ズーム範囲は絶妙なものの、明るさ&大きさ&価格がどうにも中途半端なレンズです。
常用ズームとして考えたら、明るさを先代17-85mmと同じ開放F4-5.6に抑えて、サイズをひと回り小さく価格を2割安く作ってくれていたら理想的だったかなと思います。
あるいは、ひと回り大きくなっても良いからF4通しで20万円を切る程度の価格帯というのでも良かったかもしれないです。
そういえば、EF-S 18-135mmは展示のみでデモ品はありませんでした。係の人の話では、どちらかと言えばアメリカ向けのレンズなので日本国内で売る気はないみたい。なんだかなぁ。

さて、EOS 7D全般に関しての印象なんですが。
端的に言ってしまえば『買い』でしょう、これは。
画素数の点で不安要素の大きさは無視できないところですが、それを差し引いても実に良いカメラだと思いました。
“ちゃんと作っている”感があって、安心してお金を払う気になれます。
私自身、想像していた以上に“欲しいカメラ”でした。
正直、いずれ買うつもりでいた EOS-1D MarkⅡ/ⅡNが完全に霞んでしまいましたわぁ!(^_^;
なにせ18万円付近の絶妙な価格帯でこの性能ですからね、私みたいな古い世代のマニア(笑)のハートにドンピシャのボディです。
『欲しい』と『買える』が出会ってしまったら、そりゃ欲しくもなろうというものです。
高価すぎる1D系が買えず、安普請の二桁モデルを不承々々使ってきた長年のキャノンファンが、雪崩をうって7Dを買いに走りそうな予感がします。
フィルム時代にEOS-1系を使っていたマニア層の真の受け皿となり得る資質を持った初のEOSデジタルですから、否応なく期待は膨らんでしまいますわなぁ。
実写レポートが出てくるのが楽しみです。

で、私はというと。
そろそろ EOS-1Ds MarkⅡを買おっかな~♪...って、話に脈絡がなさすぎ!(笑)

ちなみに、こんなものを貰いました。

中身は、EOS 7Dとアクセサリ、PIXUSのカタログ。
ま、現地に足を運んだ甲斐はあったかな?(笑)
コメント
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