くるま走ってたの!

小田急線を中心とした鉄道写真と電車に関する色々な話題、カメラの話、などなど、ゆるーく書き散らしています。

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・オーナーは43歳2男の父かなりヲタ属性、その実意外と深いトコロまでは知らなかったりして...なので資料的価値等はお求めになれません、鉄道マニアでない方も大歓迎!
・ちょこっとコメントなど頂けたら嬉しいです。はじめましての方もご遠慮なくどうぞ!
・勘違いや気になるところ、お気づきの点がありましたらご指摘いただけると助かります。
・あまり気張らず更新しております。しばしば予告なく更新休眠状態に陥りますが、見捨てず長い目でお付き合いくださいませ。

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■ご注意
・リンクフリーです。
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■閑話休題
ちなみに私は見た感じこんなヤツ↓です。

冴えねーなぁ。
手前のデカ頭は次男坊、撮ったのは長男坊。
7004Fは何度見ても美しい...

マツダMPVの23Tがひっそりと消滅するらしい

2010-05-30 22:23:09 | クルマの話
現行MPV(LY型)には、L3-VDT 2.3L直噴ターボエンジンを搭載した23Tというグレードが存在します。
普通のL3-VEエンジンに物足りない向きに受けていると思われるハイパワーグレード。私の乗っているLW型でいうところのLWFW(V6 3Lバージョン)に匹敵する存在です。
その23Tが、どうやらこの6月で製造中止となるようです。

実は今朝方、新聞折り込みチラシで「23T終了」の文字を見まして、買おうとしていた訳ではないものの(笑)、少々びっくりしたのです。
気になってWebを調べたのですが、残念ながら正確な(公式な?)情報は掴むことが出来ませんでした。
ただ、某所と某所の掲示板を見ると複数の人がディーラーでも「23T終了情報」を耳にしているようなので、まず間違いのない話でしょう。

...はて。
ちょっと身につまされる話ではあります。
以前私がLW3W(2代目2.3L)を購入した時に、このマツダというメーカーがやらかしてくれたのと同じ事が今、再現されているのではないかと。

私の場合がどうだったかと申しますと...
2005年9月中旬にLWFW(V6 3L)を前提に商談開始。
数度の商談を経て10月7日、「じゃあ明日契約印押しに来るから」と言って家に帰ったところ、営業氏が慌てて私の自宅の飛んできて、ひとこと。

「○○さん、3Lは9月末で製造中止でした!」

...(゜Д゜)ハァ?
いやもう、返す言葉がありませんわ。
翌日、営業氏と店長氏と掛け合ったのですが、「在庫車なら何とかなるが希望仕様(赤色とサンルーフが絶対条件)では受けられない」の1点ばり。
なんで今まで気付かなかったかを問うたところ、社内の手配用オンラインシステム?を見て初めて分かったとかなんとか。ホントかよ?
畑は違うけど営業でメシ食ってる者として言わせてもらうと、はっきり言ってモノ売ってるってレベルじゃねーよ、クソが(-_-#
ま、こちらとしても今さら他車種を考えるのも面倒くさかったので、なかば自暴自棄で2.3Lを契約してしまい、程なくして人生最大の?後悔を味わう事になったのですが、その辺はこのブログの昔のエントリに書いてあるので興味あればご一読ください。
1年半後に生ゴミ感覚で棄てたあのLW3W、今頃は東南アジアかロシアの大地を走っているんだろうか?...まあどうでもいいや。

とにかく、ディーラーマンさえ製造中止を知らずに契約直前まで走ってしまうというマツダの企業体質には呆れてしまったのですが。
今回の23Tディスコンに際しても、全国を見渡したらきっと私のような事例が何件かは発生しているんだろうなぁ。

それにしてもマツダの魂胆がさっぱり分かりません。
エコじゃないから売れない? んー、そういう問題か?
2.5Lを出す気かなぁ? 23Tの代替にはならないと思うんだけど。
コメント (2)
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MPV[LWFW]の車検を通しました

2009-04-26 13:59:31 | クルマの話
我が家のMPV(先代LWFW型、V6 3L車)が車検を迎えました。
本来であればディーラーで診て貰うのが私の主義なんですが、買ったディーラーが遠方なのと、あまりカネを掛けたくないという気持ちから、安く上げられそうな所にお願いしようということで、近所のカーコンビニ倶楽部に出してみました。

注目の?費用内訳はざっとこんな具合でした。

整備費用計 ¥ 40,981-
 <内訳>
  車検整備基本工賃 ¥19,800-
  車検代行料    ¥13,200-
  検査機器使用料  ¥ 5,000-
  下回り清掃    ¥ 3,000-
  工賃特別値引き  ¥ ▲19-
---------------------------------
諸費用計  ¥ 74,670- 
 <内訳>
  自賠責保険料   ¥22,470-
  重量税      ¥50,400-
  印紙代      ¥ 1,800-
---------------------------------
消費税   ¥ 2,049-
---------------------------------
合計    ¥117,700-

この他、オイル交換はサービスでやってくれました。
点検項目は通常要請される程度の内容はすべて網羅されている模様。

今回はディーラーで見積を取っていないので比較が出来ませんが、やっぱりディーラーよりも安いのではないでしょうか?
まるで昨今のエコ精神と対局に位置するかような?LWFW、税制優遇などとも無縁なのにこの値段なら上出来ではないかと思います。
納期は5日ほど。
代車を借りられたので何ら不自由はありませんでした。
対応含めてなかなか良かったです、安心して任せられました。

それにしても、ミニバンの維持費ってもの凄く割高感がありますね。
何の面白みもない実用品のクセにこの高コスト、クルマ好きにとってはやってられませんな。
どうせ実用品なら...と考えてトータルコストが安い軽自動車に流れる人が多いのも分かります。
単純に金額の問題じゃないんですよねぇ。
マトモなクルマならもっと掛かっても全然OKなんですよ。
ギャランVR-4の時はもっとお金掛かったけど、感覚的には『激安!』でしたからね。
あぁぁぁっ、楽しいクルマに乗りたいぜぇ!!!
クルマとは、実用品である以前に“大人のオモチャ”であるべきだと強く主張しておきます(笑)。


次回はH23/4だそうです。
ちょうど2年前に中古購入時の走行距離が¥27,000kmでした。
今回の車検時の走行距離が45,000kmちょっと。
次回はどのくらい行ってるのかなぁ...?
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MPV V6/3Lへの乗り換え顛末記 [PHASE:4]

2008-09-28 00:05:53 | クルマの話
MPV乗り換え顛末記、その4。
2008年9月時点での一応のまとめです。

■1年半乗って...

冒頭に書いたとおり、この文章の最初の下書きに着手したのが2007年5月頃でした。
そして、いまは2008年9月。
1年3ヶ月の遅延となった訳ですが...
実はこの事が、いまの私のMPVに対する感情をすべて表しています。
端的にいえば、MPVというクルマに対する興味をすっかり失ってしまったのです。

LW3Wに乗っていた時は不平不満が噴出して大変でした。
最後の頃は駐車場に停めてあるのを見るのも嫌でしたから。
しかしそれは一方で『負の興味』を私に喚起してくれていました。不満も関心あればこそのものだったのです。
いっぽう、買い換えたLWFW V6/3L車。
LW3W時代の「パワーない」「なのに燃費悪い」「乗り心地悪い」等々の不満はほぼ全て解消されました。普通に乗って普通に運転することに、何の問題もなくなりました。
しかしだからといってそれは、満足を得ることには結びつきませんでした。
不満の解消≠満足の実現であること、そして不満も満足もなくなった時、興味が失われるという事を、35年生きて初めて身をもって学びました。

それに輪を掛けたもう1つの要件。
私はMPVを10年乗り続けるつもりで手に入れました。
子供の成長を考えると、小学校高学年くらいまではピープルムーバーとしてのミニバンの必要性がいちばん高まる時期と考えたからです。
1台目のLW3Wは1年半で買い換えましたので、差分を考えてもLWFWとは短くとも8年半を共に過ごすつもりでいます。
逆にいえば、その間は買い換えはあり得ません。それなのに「ここがダメだ」「あそこは悪い」などといちいち考えていたら虚しくなるだけです。
そうは言っても2.3Lの時は不満大爆発、そんな暢気な事を言っていられる精神状態ではありませんでしたが、V6/3Lを手に入れたことで「どうしようもない不満」が解消され、それと同時に私のMPVに対する考えがある種の“諦め”に似た気持ちに支配されるようになったのです。
そんなわけで、私自身のクルマに対する関心を封印し、基本的に無関心を決め込む事にしました

いま私は、MPVというクルマを冷蔵庫や洗濯機といった白物家電と同列の存在として見ています。
冷蔵庫は“冷やす”という機能を果たしてくれればそれで十分な機械です。容量が生活に足りているのであれば、極端な欠点や不具合がない限りその存在を日常生活の中で特別に意識することはありません。
私にとってMPVというクルマは、そういった白物家電と同列の存在になってしまいました。
最近は洗車もメンテも最低限度。普通にガソリンを入れ、定期点検を受け、つつがなく走ってくれれば良い。奥さんが時々ハデに擦って来ても安全性に影響がなければとりあえず無視。
クルマを“生活のアシ”として捉える考え方を、初めて理解できた気がします。
MPVはとても便利です。
なかったら困ります。
でもしょせん移動手段。
趣味的な関心の対象にはなり得ないのです。
ただし、定期点検だけはしっかりと受けることにしています。興味がなくて自分で面倒を見ない以上、プロにきっちり見て貰うべきだからです。

私は二度とミニバンは買わないでしょう...もちろん子供が3人になったりしたら話は変わるでしょうけど、自分の意志では絶対に買いません。
こんなクルマはもううんざりです。
世の中のミニバン好きな皆さんや、おおぜいのMPVファンの方を敵に回すような文章で大変申し訳なく思いますが、それが私の本音です。

■おまけ マツダお客様センターへのクレーム

ちょっと余談です。

日本国内と海外で販売車種が違うのはよくある話です。
MPVではそれがちょっと極端な話になっていました。
実はアメリカでは、日本国内でLY型が発売された後も、LW型が新車として販売されていました。
取り扱い中止時期ははっきり把握していませんが、2007年近くまでは取り扱っていた模様です。またLW型の消滅と同時にMPVの北米での販売は終了しているようで、LY型はMAZDA USのサイトには掲載されていません。
ここで面白い事を見つけました。
アメリカではV6/3Lのみの取り扱いで、2.3Lは販売されていなかったのです。まあ常識的に考えてそれは当たり前の話です。巨体のアメリカ人が7人乗ってフリーウェイを突っ走るのにあのMZRエンジンでは話にならないでしょう。
ということは、どうしてもLWFWが欲しければ逆輸入という手はあったわけです。

もう1点。
2005年10月以降、V6/3Lは在庫車のみの販売であったにも関わらず、Webサイトやカタログには通常通りのラインナップとして掲載されていました。「在庫車販売」等のコメントは当然ありません。この状態はLY型デビューの2006年3月まで続いていました。
極論すれば「虚偽情報の掲示」ではないか?と思うわけです。

不承不承2.3Lを買って不満だらけの私としては、手前勝手ではあるもののこの辺の事情についてどうしても納得が行きません。
そこで、マツダお客様センターにクレームを入れてみたところ、ひと通りの回答を得ることができました。
主な質問と回答内容を要約すると以下の通りです。

Q)2005年9月の商談開始→10月契約の状況で、V6車製造の9月末打ち切りを10月に入ってから販社より知らされ購入を断念した。本社としてこのような指導不徹底は許容されるのか? また救済措置はなかったのか?
A)9月時点で販社から台数をとりまとめて最終受注を受けておりそれが救済措置と考えている。現場末端まで徹底していなかった点については謝罪する。

Q)Webぺージ、カタログの掲載内容は不適切だったのではないか?
A)指摘を受けた事がなかった、再発防止に努める。

Q)北米で販売を継続している理由は?
A)北米の市場ニーズへの対応のため。国内はV6のニーズが少なかった。

Q)いま北米仕様車を国内で販売して貰えないか?
A)北米仕様は現地保安基準に準拠して設計されており日本国内の法規に対応できず、販売出来ない。

大企業の回答としてはこんなものでしょう。予想通りの内容でした。
少々関心したのは、メールでの問い合せに対して電話で連絡を入れて貰った点です。
ま、普通といえば普通ですが、多少なり親身さを感じました。

電話を切る前に「ところで2.3Lはそんなにダメでしたか?」と聞かれたので「話にならないですよ」と言ったら電話口でちょっと困ってしまっていたようです。
やはり私みたいなのは珍しい客だったんでしょうか?
そんなことないと思うんですけどねぇ。

■おわりに

以上、「MPVの2.3Lはダメだ!」もしくは「MPVはV6/3Lが良い!」という(?)雑文でした。
あまり良い印象の文章ではないのは承知しております、気分を悪くされた方がいたら大変申し訳ありません。
ご意見等、ございましたらお寄せいただければ幸いです。

最後にひとことだけ。
運転するのが好きな人、クルマが好きな人で、LW型MPVの購入を考えている方!!!
多少価格が高くても維持費が高くても、圧倒的にV6 3Lをお勧めしますよ!!!


長文最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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MPV V6/3Lへの乗り換え顛末記 [PHASE:3]

2008-09-27 11:45:52 | クルマの話
MPV乗り換え顛末記、その3。
乗り換えてみて分かったと、考えたことなど、雑感をつらつらと。

■買い換えてみて、満足かというと...?

以上、買い替えの経緯と買い替え後の雑感をつらつらと述べてみました。
2.3Lと比較すると大変納得の出来るクルマに出会えたことは幸運だったと思います。
ただ、乗り換えて満足しているか?と聞かれるとちょっと微妙かな...というのが正直なところ。なぜなら、私にとってはV6/3Lの走りこそが“あるべき姿”だから。
なにせいままでが酷すぎました。
それゆえ「良くなった」という感覚はなく「普通になった」だけなのです。
納得はしても、残念ながら満足感はありません。
やはりクルマ好きにとってミニバンというカテゴリーのクルマは辛いものなのかもしれません。

■はて、LWFWはなぜ売れなかったんだろう?

乗れば乗るほど不思議に思われるのは、なぜV6/3Lがこれほどまでに売れていなかったのか?という事です。
2.3Lと比べて新車価格でわずか30万円程度の上乗せで、同じ車種とは思えないほどの上質感が手に入るのです。
内外装はまったく一緒ですが、まさしく“ZOOM ZOOM”な走りが手に入ります。
せっかく“マツダ=走り”というイメージがあるのですから、アホみたいにトロい2.3L車でそのイメージをブチ壊す手はないと思うわけです。

LW型MPVはもともと格安販売で有名な車種ですから、30万円高くなってもたかが知れています。下手をすればヴォクシー「煌」やステップワゴン2.4Lよりも安かったのです。私も各社で見積を取りましたが、MPVより明らかに安かったのはノアのX-Limitedだけでした。
いっぽうV6/3Lを選ぶデメリットは、ランニングコストがやや高いことでしょうか?
とはいえ税金とガソリン代でせいぜい年間で7~8万円の差でしょうから、毎月で見たら5,000円くらい? ダンナが飲み会を1回減らせばじゅうぶん事足りる金額ではないかと思います。

ただ、販売戦略上V6をあまり積極的に売らなかったのは確かなようです。
理由は良く分かりませんが、とにかく「安さ」を最大の売りにしていたせいかも知れません。
たしかに、競合車種より完全に旧式な基本構造ですし、質感や足回りのデキを考えたら、たとえ30万円でも高いV6は積極的には売りづらかったのかも知れません。

■色々試乗...

あまりにも希望条件のV6/3L車が見つからないため、他車種への乗り換えもいちおう考えてはみました。
まぁ、なんだかんだでMPVに拘り続けてしまいましたが。
ひとことずつで感想をつらつらと書いてみます。

【エリシオン 2.4L】
ドライブフィールはMPV 2.3Lと良い勝負。200kg重いことを考えたら頑張ってるけども...VTECが高速側に切り替わる頃合いは多少伸びを感じましたが、ゼロ加速のフィーリングは同じようなものです。インテリアのさり気ない上質感は好感を持ちました、誠実に作ってるなぁと思いました。インテリアカラーがベージュ系とグレー系を選べる様ですが、ベージュ系が良く出ているそうで中古のタマ数は豊富。

【エリシオン 3.0L】
ハイパフォーマンスを期待したのですが、やはり1.8tは重い! 軽快感はなかったです。とはいえ2.4Lよりは断然良いです。MPVの「2.3L v.s. 3L」と同じ構図です。

【オデッセイ】
これはミニバンじゃないです。ちょっと大きめのミドルクラスステーションワゴンと考えるべきではないでしょうか? 
我が家で考える“ミニバン像”からは大きく外れたクルマです。
どうにもパッセンジャーの快適性を無視したクルマ作りで、こんなファミリーカーはあり得ません。
乗り心地もイマイチ、ステップワゴンもそうですがホンダのミニバンは2列目の乗り心地が固すぎる嫌いがあるように思います。室内高がセダン+αしかないのも疑問点。昔あったアスコットの方が室内向あるんじゃないの?
あと、スライドドアでない点もマイナス考課でした。

【オデッセイアブソリュート】
見た目とてもカッコ良くてクルマ好きのハートをガッチリ掴んで来るわけですが(笑)、これはますますミニバンじゃないです。
お父さん1人で乗るならそれなりに楽しいですが、この乗り心地は同乗者には辛い。
じゃあお父さん1人で楽しめば?ってことになりそうですが、1人だったらミニバンでない方が良い。
おかしな立ち位置のクルマです。
走りは良いし性能的には大変優れていると思いますが、ポジショニングがさっぱり理解できない1台です。

【ノア】
トヨタって巧いなぁとつくづく思います。街乗りでは全く不満を感じません。132psのエンジンとは思えない軽快な走りっぷり。パッケージングも無難、ハズシがない。しかも安い! お買い得仕様のX Limitedはまさに「鬼に金棒」です、これは売れる訳ですよ。
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MPV V6/3Lへの乗り換え顛末記 [PHASE:2]

2008-09-26 21:27:50 | クルマの話
MPV乗り換え顛末記、その2。
乗り換えてみたら、こんなに違いました!

■エンジン

V6/3Lに搭載されるフォード製V6エンジンは、Web上に散見する情報からすると評判イマイチです。
しかし私には十分に満足できるものでした。
もちろん私が2.3L車のMZRエンジンを糞味噌にコキ下ろしている人間である点は割り引いて考えていただく必要はあるかと思いますが。

パワー面については不満なし。
スペック(210ps/29.7kg)から想像していた以上にトルクフル。日常域では床まで踏み込む必要をほとんど感じさせませんし、いざベタ踏みすると豪快に加速します。
2.3Lは常に5000rpm近くまでブンブン回してキックダウンを繰り返しながらの運転でしたが、V6/3Lではせいぜい常用3000rpm、ゆっくり走るなら2500rpm以下で事足ります。
ミニバンなんていうクルマは本来こういう走り方をするものだと思います。
回さずに走れるのですから騒音は最小限度。キックダウンの連続ともお別れ。車内の快適性は劇的に改善されました。
もちろん、MPVとしての基本構成は2.3Lと変わらず、ブレーキやサスペンションも同じものですので、エンジンパワーに任せて調子に乗って飛ばすと怖い思いをします。そういう行為(?)をするクルマではない事を肝に銘じておく必要はありそうですが、まあこの足ではスピードを出す気にはなれません。

エンジン音はあまり評判よろしくないですが、聞こえる音は紛れもなくV6のそれ、直4と比べたら断然スムーズで静か。こういう点はファミリーカーとしては大事です。
無論“エンジンサウンド”として聞いたらあまり褒められたものではありません。しかし趣味のクルマではないのでそんなのはどうでも良い事です。

燃費は普通に走って6km/L程度、夏場に入ってからの渋滞走行で5kmちょっと。高速道路をおとなしく丁寧に走ると9km/Lくらいまで伸びます。
この数値、いまどきの感覚だと「そりゃ酷い!」ということになるのかも知れませんが、私は特に問題を感じていません。
なにせ1.6tを超える鉄の塊をスムーズに動かそうというのですから、こんなものでしょう。
環境には優しくないけど、そもそもミニバンなんて環境に優しくない乗り物なんですから気にしたって仕方ありません、環境に配慮するならプリウスかインサイトを買えば良い。
ちなみに2.3Lは平均で7~8km/L走りましたので燃費的にはV6より良好でした。しかしあの酷い低性能ぶりを考えればあり得ない数字です。あの走りじゃ10km以上は走ってくれないと到底納得出来るものではありません。

■ミッション

V6/3Lのトランスミッションは5速ATが奢られています。
このミッションの評判もさんざんで色々叩かれているようですが、これまた私は特に問題を感じません...2.3L車が地獄の苦しみだったので、普通程度のモノなら何でもよく感じてしまう体質になってしまったのかも知れません、というのはともかく(笑)、ファミリーカーのミッションとしてはこれで十分でしょう。
むしろ2.3Lの4ATのシフト制御があまりにもお粗末だったせいで、大変スムーズなトランスミッションに思えてしまいます。
よく指摘されるエンスト現象は、ROMが対策品に交換されていたようで、今のところ(1年半経ちますが)発生しておりません。
不満なのはセレクタレバー、2.3Lと同じコラム型です。まあこればっかりはどうしようもありませんけど。

これは私の見当違いの思い込みかも知れませんがが、2.3Lにこそこの5ATが必要だったのではないでしょうか。
非力なエンジンで重い車体を転がす下位グレードにこそ多段のトランスミッションが最適です。多段AT=高級仕様=上位グレード、という短絡的思考では良い車は出来るわけがありません。
もちろん現在なら「CVTで万事解決!」と行きそうではありますが、クルマ作りの基本的な考え方としては何も変わっていないように思います。

■ハンドリング

直列4気筒のLW3Wに対して、LWFWはV型6気筒。
中間部以降がただの“箱”であるミニバンにとって、車両前部のエンジン重量増大がハンドリングに与える影響は大変なものです。
当然、2.3Lと比べるとハンドリングの軽快さはありません。

でも、ミニバンはファミリーカー。普通に走れることが大事であって、ハンドリングの軽快さなんてどうでも良い話です。
多少取り回しが重かろうが、ワインディングでの身のこなしが鈍重だろうが、まずは「普通に走れる」ならば何の問題もありません。
そんなことより、V6の余裕あるエンジンパワーによって激しいキックダウンとお別れ出来ることの恩恵のほうがはるかに大きいのです。
“ZOOM ZOOM”は、ハンドリング限定でなく走りの全体像として具現化して欲しいものです。
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MPV V6/3Lへの乗り換え顛末記 [PHASE:1]

2008-09-25 23:30:48 | クルマの話
このブログの初期のエントリをご覧頂くと、2006年2月に書いたMPV 2.3L(LW3W)への不満をつらつらと書き連ねた文章があります。
「MPV買い換え計画」というタイトルを冠した理屈っぽい?文章なのですが...
MPV買い換え計画〔PHASE:1〕
MPV買い換え計画〔PHASE:2〕
MPV買い換え計画〔PHASE:3〕
MPV買い換え計画〔PHASE:4〕

書いてからかなり時間が経っていまるにも関わらず、常に何件かはページ閲覧があるので少々驚いています。検索エンジンから見つけてご覧になっている方が結構いらっしゃるようです。
真剣にMPVを買おうと思っている方や有益な情報を求めている方には何の参考にもならないグチばかりで、読んでもあまり気分の良い内容ではないと思いますが、あそこで言っているのは全て掛け値なしの私の本音です。
でも“言いっ放し”になっている感は否めず、心苦しいところ。

実は、2007年5月に念願適って(?)、2.3LからV6/3L車への乗り換えが実現しました。
その直後に後日談を書き掛けたのですが、途中でやる気がなくなってそのまま放置して1年半が過ぎてしまいました。
誰に対してという訳でもありませんが、少々申し訳ない感じがあります。
そこで、1人のクルマ好きとして自分の発言にケジメを付ける意味でも、またああいった内容の文章を書いた責任を果たす意味でも、この辺で一度きちんとまとめておくことにしました。

1回目は、中古車探しのお話。
大変苦労しました。

■事の顛末

いきなりこのエントリをお読みになった方は「何のこっちゃい?」だと思いますので少々補足説明をいたします。
以前のエントリをお読みいただけると一番有り難いのですが、要するに「MPV 2.3Lに我慢ならずV6/3Lへの乗り換えを決意した」というのがいきさつです。
実はあの文章を書いた時点で既にV6車探しを始めていました。正確には2006年11月には探し始めていたのですが、なかなか希望に合う車に出会うことができなかったのです。
結局のところ、2007年5月になってようやくほぼ要望に合うV6車を探し当てる事ができ、乗り換えが実現した次第です。

以下に、乗り換えてに至る経緯と、乗り換えてみての雑感をまとめてみます。

■買い換えにあたっての前提条件

投げやりなクルマ選びで2.3Lを買って地獄を見た経験から、今度はとにかく徹底的にこだわって探す事にしました。
主な条件は以下の通り。

1)まったく同じ外観
具体的には以下。
・後期型
・クラッシックレッド
・エアロリミックス
・サンルーフ装備
以上が最低条件。
要は、エンジンとトランスミッション以外まったく同じであることが大前提です。形と色は大変気に入っていますので。
よくあるリアアンダーミラー付は却下。

2)低走行&修復歴なし
まあこれは、長く乗りたいファミリーカーとしては普通に考えられる条件だと思いますが。

■苦難の中古車探し

「2代目MPVはたくさん売れたモデルだから1ヶ月も探せばで見つかるだろう」と高をくくっていたのですが、いざ動き出してみて驚きました。希望要件の揃った車体がまったく出て来ないのです。
どうやら、私の考えていた条件、つまり「後期型」「エアロリミックス」「クラシックレッド」で「V6」というのはたいへん見つかりづらい組み合わせらしいのです。それが分かるのに長くははかかりませんでした。

何よりもまず、V6/3L車が少ない。
全体の3%もないと思います。
予想はしていましたが中古車の殆どが中期型2.3L車。まあ、MPVがもっとも売れた時期ですから当然ですが、色も装備も走行距離もバリエーション豊富、圧倒的なタマ数で迫ってきます。ですので「2.3Lで良い!」という方は大変充実した買い物が出来ると思います。
また、「V6」表記を見つけてもよくよく確認すると殆どは前期型2.5L V6車。これは私の捜索対象外です。
少ない中期~後期V6/3Lの中ではわりと見つかり易かったのが中期型スポーツパッケージV6/3Lです。でもスポーツパッケージはエアロリミックスと違い内装がベージュ系で私が嫌いなのでパス。奥さんが中期型のエクステリアを好まないというのも大きな要因でしたが。

非常に意外だったのはボディ色。
我が家では「MPV=赤」というイメージを持っていたのですが、世間では意外とそうでもないんですね。特に後期型でクラシックレッドは少ないです。カタログでは確かにガンメタがイメージカラーになっていましたが、そんなものでしょうか。
タマ数が多いのは黒と白。しかし私が嫌いなので却下。
この2色に次いでわりと数多く出てくるのがガンメタ、私は大好きなボディ色なんですが奥さんの反応がイマイチ。それにガンメタなら新車時にV6/3Lの在庫車を選ぶ事も出来たので、どうしても買う気になれません。

オプション装備についても同様です。
両側自動ドアはオプション価格の安さからか7~8割くらいの車体に付いているので問題ありませんでしたが、バックモニタを装備しているクルマは案外少ないのです。そのうえサンルーフ付きとなるとレア度急上昇!

以上のような事情で、私の希望条件が全て揃ったクルマなんてぜんぜん出て来やしません。
止む無く途中で条件を多少緩和せざるを得ませんでした。
緩和条件は以下の通り。

・サンルーフは諦め。
・バックモニタはナビ含めて保有2.3Lから移植。リアアンダーミラーは付いていたら撤去。

これだけ緩めても(冷静に見たら緩めていないという気もしますが...)、クラシックレッドというボディカラーの縛りはキツいものがありました。
全国に捜索範囲を広げ、インターネットから中古車雑誌、買い取り店の情報網まで手当たり次第に当たってみましたが、希望要件を満たした車体を見つけ出すまで半年もかかってしまいました。

■試乗、衝撃、即決!

そんな苦難の道を歩むこと半年、ようやくピン!とくる車体に遭遇したのは2007年3月末のこと。
当該車両は、関東マツダ竹の塚店の中古車。
マツダのインターネット検索サイトで発見しました。

H16年式、走行27,000km、1オーナー。
サンルーフ無し、リアアンダーミラー付という点は目をつむって...
136万円とお値段格安!
小キズありでしたが、気にしなければOKという範囲。

見つけた時点では私は宮城県仙台市に住んでおり、都内足立区のディーラーはちょっと遠いなぁと思いつつも即電話してみました。
電話口の営業氏によると「まだ入庫前だが既に2件引き合いが入っていて取り置きが難しくて云々」との事。
こっちは10万くらい高くてもすぐにでも買う気でいるのに、どうも話が噛み合いません。
面倒なので、インターネットバンキングで内金3万円をすぐに振り込んで仮押さえ。
これでもう半分俺のもんだ!(笑)

翌々週に仕事の出張に絡めてディーラーに立ち寄り、試乗してみました。
…で。
走り出した瞬間に、購入を決断しました。

驚きました!
ここまで違うとは!
はっきり言って2.3Lとは別物です!
車名は一緒でもまったく違うクルマです。
100mも走れば違いが分かります。
2.3Lの“もっさり”感は絶無。
ゼロ加速に限っていえばむしろ普通に「速い!」と言えそうなくらい。
正直、ここまでパワーなくてもいいのに、と思ったり。
まさかこんなに違うとは思わなかったですよ、新車で欲しかったなぁ...

■納車まで

そんなわけで契約まではとんとん拍子で進んだものの、私の転勤(宮城県仙台市→神奈川県海老名市)に伴う引っ越しと時期が重なったため、納車作業がちょっと時間がかかり、4月末の納車となりました。
以下、納車までにして貰った作業。

・カーナビ&バックモニタ移植
・V6車からリアアンダーミラー、サイドマーカー撤去
・ボディコーティング

納車日は、ディーラーまで2.3Lに乗って行ってV6/3Lに乗り換えて帰ってくるという大技?を繰り出しました。
記念にと並べて写真を撮りましたが、笑ってしまうほど見た目が一緒。
事情を知らない人から見たら、まったくもって意味不明な買い換えだろうなぁ。

ちなみに息子には「今日でこのMPVはバイバイだよ」と言い聞かせてクルマ屋に出掛けたのですが、帰りもまた同じようなMPVに乗せられて、状況をまるで理解出来ていないようでした。ごめんよ、混乱させて(笑)。
コメント (4)
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MPV買い換え計画〔PHASE:4〕

2007-02-13 23:50:00 | クルマの話
MPV買い換え計画、現状整理その4。
印象最悪の走行性能について、まとめます。
独り言、というか、批判の入った戯れ言です。
「2.3L車に大満足!」という方はお読みにならないでください(笑)。

■ひどい走り

そんな経緯で納車されたMPV、使い勝手やデザインにはかなりの満足度だっ
たのですが、走りに関しては惨憺たるものでした。
1.6tの巨体にMZRエンジンと4速ATの組み合わせの走りは、完全に旧世代のミニ
バンそのものです。
もちろんこういった特性は理解した上での購入ではありました。
むしろ「しばらく乗れば慣れるだろう」という読みが甘かったというのが正解
なんですが...

【鈍い加速】

なによりまず加速が鈍い!
ありえないくらいのトロさ。
後ろから蹴飛ばしたくなります。
1人で乗っている時はまだ多少マシですが、家族4人+荷物満載で走るともう
大変…ミニバンなんだからそういう乗り方が普通だと思うのですが。
街中で常識的なアクセル開度で走ると軽乗用車にさえ置いて行かれます。だか
ら即キックダウン。疲れます。
ちょっとした登り坂も、即キックダウン。疲れます。
高速道路の巡航も非常にストレス満点。ちょっとしたアップダウンも追い越し
加速も即キックダウン。疲れます。
アップダウンの多い東北自動車道を走ると最悪です。非力なクルマでの長距離
移動は疲れる、というのが身をもって理解できました。

【L3-DEエンジンと“スポーティな”ミニバン】

2.3L車に搭載されるエンジンはL3-DE型、いわずとしれた“MZR”のペットネー
ムを冠されるマツダの汎用エンジンです。
私はこのエンジンそのものが悪いとは思っていません。
同じエンジンを積むアクセラはかなり快速ですし、同系のL3-VEを積むアテンザ
の走りも悪い評判は聞きませんので。
問題は、1.6tを超えるMPVのボディにこのエンジンを積んでしまったことで
しょう。
セッティングのせいもあるのでしょうが、低速トルクは不十分で、回せばそこ
そこ回るものの5000rpmを超えるとパワーもトルクも頭打ち。エンジン音もがさ
つで五月蠅いだけです。
4速ATの躾も悪くパッセンジャーの快適性を考えた変速動作はしてくれません。

マツダの言い分を素直に聞けば「高回転まで使ってスポーティーな走りを楽し
める」という事になるのですが、どこをどう解釈したらこんなクルマがスポー
ティーと言えるのでしょう?
「高回転まで使って楽しめる」というのなら、せめてアテンザのL3-VEにして欲
しいもの。
そもそも、ミニバンで高回転まで回して楽しむというのはどういうシチュエー
ションを想定しているのでしょうか? オデッセイアブソリュートの存在意義
はMPVとは別の世界のものです。

マツダの台所事情が苦しいのは分かりますし、複数車種で主要コンポーネンツ
を共有化するのが時代の趨勢なのは素人にも理解できます。
でも、あらゆる車種をMZRエンジンだけで賄おうというのは無理がありすぎない
でしょうか? 他のエンジン、例えばせっかくリファインしたMZIエンジンをも
う少し大事に育てる訳には行かなかったのでしょうか?
「ウチのMPVはアクセラと同じエンジンなんだよ」と説明したら、クルマ音
痴の奥さんでさえ「はぁ?」と言っておりました。そのくらいワケワカラン事
なのです。

新型MPV(LY型)も、主力エンジンはMZRです。ATが6速化されているとはい
えボディはLW型よりも200kg近く重くなっていますから、LW3Wより走りが良いと
は思えません。
23Tの販売比率が3割を占めるという話があるくらいですから、MZRに不満な人
が大勢いるわけです。まぁL3-VDTもMZRの派生ではありますが...
(それにしても23Tは素晴らしいモデルだと思います。短時間の試乗で十分感
 じられました。惜しいのはローハイト化しすぎてしまった事。残念です)

また、どうしても使い回すならば、使い回すなりの工夫が欲しいところです。
以前エスティマの2.4L車に乗る機会がありました。決して余裕のある走りでは
ないものの、乗員の負担を最小限に押さえた小気味良い走りを見せてくれまし
た。
そのエンジンは、トヨタの汎用エンジンである2AZ-FE。使い回しでありながら
もさすがは天下のトヨタ、クルマに合わせた煮詰めが巧いなぁと感心しました。
こういうキメ細やかな作り込みをマツダに望むのは無理なのでしょうか?

■結論

LY型MPVが登場した頃の雑誌で「V6は重いのでハンドリング性能を重視し
て直4に統一した」という記事を見た記憶があります。しかしこんな鈍重なエ
ンジンではハンドリンクもへったくれもありません。それ以前の問題です。
ミニバンにまず必要なのは、余裕を持って快適にクルージング出来る能力だと
私は思います。スポーティーさはその次に求めるべき物です。
そういう意味で、LW3W型MPVは、私にとって「買ってはいけない」クルマで
した。

街中で見掛けるMPVの大半が2.3Lなのであまり大きな声で言いたくはありま
せんが、皆さんこの走行性能に満足しているんですかねぇ?
初期型の2L車に至っては、いったいどんな走りだったのやら...(^_^;

結論を言えば、この走りではわが家の愛車としては残念ながら不適格と言わざ
るを得ませんでした。
10年乗るつもりだったのが、1年で愛想が尽きました。
エンジン以外は素晴らしいクルマなので、大変残念ではあるのですが...

このような事情で、今年(2007年)前半には「ちゃんと走る」クルマに買い換
える予定となった次第です。
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MPV買い換え計画〔PHASE:3〕

2007-02-11 01:14:10 | クルマの話
MPV買い換え計画、現状整理、その3。
納車後1年間乗ってみて、悪かった点をまとめてみます。

■悪かった点

【走行性能について】

 最悪でした。
 別項にて。

【使い勝手の面】

・えっ!?と驚くようなアイテムが付いていない
 なくて困った、というよりも驚いたもの。
 1)時計
 2)防眩ミラー
 2)外気温計
 時計なんて今どき軽貨物でも付いてませんか?
 営業氏に話したところ「今まで言われた事なかったです」…本当か?(笑)

・スライドドアの開き方が少ない
 ボディ開口部に対してドアの開き方がいま一歩足りません。
 チャイルドシートへの乗せ下ろしには、あと10cmスライドして欲しいところ。
 ちなみに新型(LY型)はかなり改善されています。

・収納が少ない
 実際のところそんなに困っている訳ではないのですが、たまによそのクルマ
 に乗ると驚かされる事がしばしば。古さを感じます。

・コラムATが使いづらい&HOLDモードが使いづらい
 2005年時点で買える数少ないコラムシフト車でしたが、やはり前世紀の遺物
 です。なかなか狙った位置に止まらず使いづらいです。
 それからマツダ独自?のHOLDモードも、使いづらいことこの上ありません。

・ミラー操作部にイルミネーションがない
 ムダな装飾がないのは私好みで良いのですが、サイドミラーの操作スイッチ
 にイルミネーションがないのは使い勝手が悪いです。

・ステアリングにあるオーディオリモコンスイッチの操作性が悪い
 使えることは使えるものの、ときどき言うことを聞いてくれません。
 全然使えない訳ではないのですが...
 実はこのリモコンスイッチ、中期型(2003年9月まで)のナビシステムに対応
 したもので、私の買った後期型用ナビには正式対応していないらしいのです。
 私は変換ハーネスを部品扱いで注文して使えるようにして貰いました。

 この点に関しては、マツダの販売体制に疑問を抱きました。
 黙って後期型にナビを付けて買った場合、このステアリングスイッチは「付
 いているけど使えない」状態で納車されてしまったらしいのです。
 しかも、営業氏はその事を知っていたのに、こちらが言うまで説明がありませ
 んでした。
 私はたまたまWeb掲示板で気付いたので良かったですが、知らずに納車された
 ら印象悪いですよね? スイッチがあれば当然使えるものと思うでしょうから。

・リアエアコンの運転席からの操作性
 リアエアコンは後席の操作パネルでの操作が前提で、運転席側からはアバウ
 トな操作しか出来ません。
 でも、後席には座る人は往々にしてこういう機器の操作に慣れていない人が
 多いと思いますから、運転席から操作出来たら便利ではないでしょうか。
 他社の同種の装備もこんなものなのかなぁ?

【その他】

・17インチアルミホイール
 冬タイヤが高いです。
 もったいないので冬は16インチにインチダウンしています。
 趣味グルマならまだしも、実用車としてはこのサイズは要らないなぁ。
 「エアロリミックスは趣味車グレードだ」と言う知り合いもいましたが、
 残念ながら私にとってミニバンは実用車。

・洗車が大変!
 ミニバンならみんな同じでしょうけど(笑)。

〔つづく〕
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MPV買い換え計画〔PHASE:2〕

2007-02-11 01:07:34 | クルマの話
MPV買い換え計画、現状整理その2。
納車後1年間乗ってみて、良かった点をまとめてみます。

■良かった点

【デザイン面】

・適度な大きさ
 適度な室内空間と適度な外寸を持っていて使いやすいです。
 意地悪く言えば、大きくもなく小さくもない中途半端なサイズ感でもあるの
 ですが(笑)。少ないラインナップで勝負しなくてはならないマツダならで
 はのクルマだと思います。

・スマートなデザイン
 これは多分に主観的意見ではありますが。
 あまりファミリーファミリーしていないし、変に威張った感じもない、でも
 独自の存在感がある、そんなデザインだと思います。

・スライドドアレールの処理が秀逸!
 サードウィンドウのサイドシル部にうまく埋め込んだデザイン処理は絶賛モ
 ノです! 新型はどうしてレールを隠す努力を放棄してしまったんだろう。

・色が良い
 うちで選んだのは赤です。
 マツダは原色の似合うクルマ作りが巧いなぁとつくづく思います。
 ノアの赤とか、あんまり想像出来ませんからねぇ(笑)。

【使い勝手の面】

・広い!
 実に広いです。ノア/ヴォクシー、ステップワゴンなどとは段違いです。
 寸法的には大差ないですが、使い勝手は大きく違います。

・開放感がある
 感覚的なものもありますが、車高が高く窓が大きいので明るく開放的です。
 2列目からの眺めも良好!
 最近のミニバンは腰高な窓位置なのでこうは行きません。
 新型MPVがローハイト化で失った最大のポイントがこれだと私は思います。

・自動ドアが便利
 バカにしていたのですが使ってみたらとても便利。ミニバンには必須装備。
 マツダは電動スライドを選ぶと必然的に両側自動ドアになるのがエライです。
 他のメーカーだと、左側だけ標準で右はオプション(それも自動リアゲート
 と抱き合わせとか)というメーカーが多いのですが、両側あって初めて完成
 する機能だと私は思います。

・2列目のシートの出来が良い
 MPVの2列目シートは、キャプテンシート構造の変則3人掛けシートになっ
 ています。基本は2人掛け、非常時には真ん中にお1人どうぞ、というスタ
 イル。作りは1列目とほぼ同等。だから座り心地が良いのです。

・3列目へのアプローチ性が良い
 2列目シートの構造の恩恵で、3列目へのアプローチがしやすいです。

・3列目の収納性が良い
 畳むと真っ平ら! 普段使わない時の収納性に貢献してくれてとても助かり
 ます。

・HDDナビが便利(クラリオン MAX950HD)
 購入時にディーラーで“ナビ半額セール”をやっていたので、単純に一番高い
 モデルを付けたのですが、正解でした。
 ナビゲーション性能は文句なし。
 あとは「Music Catcher」というCDの自動録音機能がベンリ!(^.^)
 一度再生したCDは自動的にMP3でHDDに録音され、次回視聴にはCDは不要。
 iPODが中に入ってるようなものです。一度使ったら手放せなくなりました。

【運転してみて】

・取り回しが良い
 ミニバン乗りの方には常識なのかもしれませんが、意外に小回りが利きます。
 最小回転半径5.7mというのでかなり用心して乗ってみたら全然楽勝。
 見切りが良いのと、前輪切れ角が大きいおかげでしょうか?
 むしろ前車のギャランVR-4の方が全然小回り利かなかった...(笑)

・乗り心地が良い
 どちらかというとちょっと固めです。
 フワフワしているよりは断然良いと思います。
 ステップワゴン24Zよりは柔らかいですが(あれは固すぎ)。

〔つづく〕
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MPV買い換え計画〔PHASE:1〕

2007-02-10 23:54:13 | クルマの話
わが家では、今乗っているMPVの買い換えを予定しています。
まずは現在の状況を整理、その1。

【現有車について】
MPV エアロリミックス 2.3L(ABA-LW3W)
年式   2005年(H17年)
走行距離 21,000km(2007年1月末時点)

春先、桜の木の下での近影。冬タイヤ、ホイールはRIVAZZA COMPEです。

【購入経緯】
2005年11月納車。
それまでギャランVR-4(EC5A)に乗っていたが、2人目の子供が出来て手狭に
なるのと、妊娠中の奥さんが子供を乗せ降ろしするのが大変そうなので、ミニ
バンに乗り換えを決意。

【車種選定の経緯】

・競合車種
 ウィッシュ:× 狭い、天井低い
 ラフェスタ:× 狭い、チープ
 ヴォクシー:× 狭い、支払い総額高い、シートが良くない
 ノア:× 狭い、デザインが嫌い、シートが良くない
 ステップワゴン:× 2.0は非力、2.4は高い、シート×、乗り心地固い
 セレナ:× デザイン、乗り心地、プランドイメージ

以上の車種で比較の末、デザイン(形と色)、広さ、シートの出来、そして価
格でMPVに決定しました。
比較車達よりも1つ上の車格ですから、出来が良いのは当然なわけです。

【グレード選定の経緯】

・MPVの当時のグレード構成(低位から)
 G 
 スポーツ
 エアロリミックス
 VS
以上のグレード構成から選んだのですが、
・黒内装が欲しかった
・ステアリング&セレクタが革製
・3Lが欲しかった(しかしこの希望は後に潰えます)
の2条件から迷うことなくエアロリミックスに決定。

【オプション等】

以下のアイテムを付加。
・両側電動スライドドア(ミニバンに乗る以上は絶対欲しい)
・HDDナビ(クラリオン製、バックモニタ付き)
・サンルーフ(私の好みで外せない装備)
色は赤(クラシックレッド)を選定。
奥さんと私の一致した意見…「MPVはやっぱ赤でしょう!」

【排気量問題】

この買い換えか現在まで禍根を残す大きな要因となった問題。

2.3Lに試乗した結果、性能的に不満だったので3L(LWFW)で商談進行。
時期は2005年10月でした。
ところが契約直前、まさに印鑑を押す段階になって、3L車が生産中止である旨
の連絡を受けました。
2005年9月で製造打ち切りになっていたとのこと。
在庫車なら買えるとの話でしたが、車体色(赤)とサンルーフを外したくない
ため不可(ガンメタと黒ならあったらしい)。

しかし、もうこの時点では車種を変える気もしませんでした。
そりゃそうですよ、値引き交渉まですべて終わらせていたんですから。
さんざん悩みました。そして。
LW3Wの走りがどうしようもないのは分かっていましたが、慣れれば我慢出来る
かな...と思い、2.3Lに変更してオプションを細々追加して契約書に捺印。

いまさらながら悔やまれるのは、約1ヶ月前の8月末に一度ディーラーを訪れ
ていたのに、その時には具体的な商談をしなかったったこと。まだ前車VR-4へ
の未練が大きかったのと、よもや3Lが製造中止になことは想像もしていません
でしたから。
10月に契約すれば雪の降る12月頃納車、そして9月から11月までの3ヶ月間、
夏タイヤでVR-4の走りを堪能しておこう…と考えたのが、今から考えれば大き
なマチガイでした。

〔つづく〕
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