今日、バスを待っていた時でした。
バスの時刻表の前でおじいさんが停留所に立っています。
そこに若い女性が自転車で その前を通り過ぎようとしました。
停留所のある歩道は狭く、そのおじいさんが動かなければ
自転車はすんなり通ることができません。
女性は自転車から降りておじいさんが動くのを待ちました。
おじいさんは動きません。
そして次の瞬間大きな声で怒鳴ったのです。
「 わしは時刻表を見ているんだ。
自転車なら車道を走れ、車道を!!! 」
女性はびくっとして
「 すいません 」と言ってから車道に出ました。
すると、今度は車がクラクションを鳴らし
「 あぶないだろー、馬鹿もん 」と捨て台詞を残し走り去りました。
女性は今度は無言で自転車をこいでいきました。
狭い日本の道路で ほとんどの人は
悪くもないのに「すいません」と謝って
通ったり、通らせたりしてうまくやっています。
おじいさんは交通ルールの上では正論
でも、それは中国とかヨーロッパならいいのですが・・・。
狭い道でみんなが無理難題をふっかけているようで
なんとも
「自転車道がほしいなあ」という息子の気持ちに納得した
瞬間でした。
家に帰ると、息子が また自転車を組み立てている。
これを 部屋だよ 部屋の中に駐輪する。何台目だよ~
まるで 駐輪所と化した室内 やれ、やれ
私は自転車道より広い部屋がほしくなった。
どうやら、自転車が組み立てられたようです。