「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

梅雨の日には・・・

2007-06-07 21:50:16 | 書籍・絵本


   『 おじさんのかさ 』 佐野洋子 作/絵
                             講談社

    
   そろそろ梅雨・・・・。
   この季節になると思い出す絵本が「おじさんのかさ」
   
   おじさんは、とても立派な傘を持っています。
   でも、大事な傘はぬらしたくないので雨の日は傘を開きません。
   少しぐらいの雨なら ぬれたまま歩きます。
   もう少し降ると 雨宿りして 雨が止むまで待ちます。
   雨が止まない時は 大事な傘を抱いたまま
   知らない人の傘に入れてもらいます。
   大雨の日は外へは出かけません。
   大事な傘をぬらさないために。

   ある小雨の降る日
   公園で出会った子どもたちが楽しそうに傘をさしていました。

   
   

     『 あめが ふったら ポンポロロン
      あめが ふったら ピッチャンチャン 』 

    子どもたちの楽しそうな様子に思わずおじさんは傘を開き
    同じ言葉をつぶやきました。
    すると、おじさんはこころがとてもたのしくなりました。

    おじさんが傘をさして帰って来たのを見た奥さんは
    
    「あら、傘をさしたんですか、雨がふっているのに 」だって(笑 

   
    傘をささないで歩いている人って結構、素敵だと思いませんか?
    でも、傘は使ってこそ・・・ですよね。 



    しばらくぶりに大学へ行った娘
    友達は「訪問介護」の会社に就職が内定していたのに
    <取りやめになってしまった。>と同情して帰ってきた。
    志を大切に・・・と会社から言われていたのにと落胆して
    いたそうである。
    確か、昨年は先輩が「製菓会社」の内定取り消しになり
    就活が終わっている時期になっていたので大学院に
    進路変更したとか。
    
    こういう事が起こるのはなんともやりきれない。
    志 (質)は大切にしてほしい。

         全然、関係ないことだけどラーメン屋さんに入ったら
    「冷やし中華」始めました。と壁に貼ってあった。
    梅雨時の「冷やし中華」は好きだな 
    ラーメン屋さんいわく、真夏より6月にオーダーが多いとか
    梅雨の日には・・・・
    雨を楽しむのも悪くない