『 おじさんのかさ 』 佐野洋子 作/絵
講談社
そろそろ梅雨・・・・。
この季節になると思い出す絵本が「おじさんのかさ」
おじさんは、とても立派な傘を持っています。
でも、大事な傘はぬらしたくないので雨の日は傘を開きません。
少しぐらいの雨なら ぬれたまま歩きます。
もう少し降ると 雨宿りして 雨が止むまで待ちます。
雨が止まない時は 大事な傘を抱いたまま
知らない人の傘に入れてもらいます。
大雨の日は外へは出かけません。
大事な傘をぬらさないために。
ある小雨の降る日
公園で出会った子どもたちが楽しそうに傘をさしていました。
『 あめが ふったら ポンポロロン
あめが ふったら ピッチャンチャン 』
子どもたちの楽しそうな様子に思わずおじさんは傘を開き
同じ言葉をつぶやきました。
すると、おじさんはこころがとてもたのしくなりました。
おじさんが傘をさして帰って来たのを見た奥さんは
「あら、傘をさしたんですか、雨がふっているのに 」だって(笑
傘をささないで歩いている人って結構、素敵だと思いませんか?
でも、傘は使ってこそ・・・ですよね。
しばらくぶりに大学へ行った娘
友達は「訪問介護」の会社に就職が内定していたのに
<取りやめになってしまった。>と同情して帰ってきた。
志を大切に・・・と会社から言われていたのにと落胆して
いたそうである。
確か、昨年は先輩が「製菓会社」の内定取り消しになり
就活が終わっている時期になっていたので大学院に
進路変更したとか。
こういう事が起こるのはなんともやりきれない。
志 (質)は大切にしてほしい。
全然、関係ないことだけどラーメン屋さんに入ったら
「冷やし中華」始めました。と壁に貼ってあった。
梅雨時の「冷やし中華」は好きだな
ラーメン屋さんいわく、真夏より6月にオーダーが多いとか
梅雨の日には・・・・
雨を楽しむのも悪くない