西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

「健診」と「検診」

2012-05-25 11:26:24 | Weblog

「健診と検診」について、次回定例会の質問テーマのひとつ(予定)。
「健診」は健康であるかどうかを確認し、健康上問題がなければ日常の社会生活に支障がないと判断し、自身の抱える身体の問題を把握する事(健康診断)。市の健診事業・学校健診・社内健診等があります。
「検診」は特定の病気を発見、早期に治療をすることが目的。効果的な治療法により、救命も可能になります。がん検診や糖尿病検診等があります。
日本人の死亡者数のトップが「がん」(年間30万人)であり、従って早期発見・早期治療が必須であり、がん検診を正しく受けるには「がん検診」を正しく知ることが必要。

「がん検診」の目的は多くのがんを見つけることも大事ですが、症状がない人でも「がん検診」を行う事により、科学的な方法に基づく検証でがんによる死亡が確実に減らすことが出来る。そうした科学的根拠に基づくことで「ガン検診」本来の目的が達成されるわけです。

「がんの発見率」だけではがん検診の評価は出来ない、それは年齢・地域・性別によっても差異があり、長期・広範囲にわたる追跡と検証が必要であり、ここで「がん検診」の効果を判定するための根拠を示すことが出来ないか、提案したいと考えております。
ちょっと難しい分野かもしれませんが、今、「がん検診」の受診率を高めるには、これなくして市民の関心を呼び込むことが出来ないのではないかとも考えております。この際、もっと、行政も市民と一緒になって「がん検診」を真剣に考えてみましょう。


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