トピックス@箕面市立西小学校

子どもや行事のようす、季節の移り変わりや学校からのメッセージを発信していきます。
箕面市新稲3-12-2

4年生 総合学習 ~みんなが手をつなぐために~

2014-10-15 16:09:21 | 子どものようす

4年生は今日の3・4時間目に、盲導犬と共に過ごす方のお話を聞く総合学習がありました。

盲導犬と共に生活をされている片倉さんと、車いすで生活をされている川口さんにたくさんのお話を聞かせていただきました。



 

実際に盲導犬を間近で見ることができ、連れて歩いて下さるときはみんな思わず立ち上がって見ていました。

 

片倉さんからは、目が見えない中で生活する上で感じる不便さやまわりの声掛けの必要性など様々なことを教えていただきました。

財布からお金を出すときに出しやすいように、お札を折ることで種類分けしたり、小銭の入れるところを分けたりすることで、工夫をされているそうです。

また、カードはどれがどれだかわかりにくいので、点字のシールを付けて何のカードかわかるようにしているとのことでした。

盲導犬には話しかけてはいけない、という世間の認識があるため、困っている時も声をかけてもらえないのが大変だということもお話されていました。

 

川口さんからは、体や目が不自由でもほとんどどんなスポーツでもできるということを聞きました。

川口さんはいろんなスポーツをされていた選手だったそうです。


 

「車いすでのラグビーで怪我をしなかったのですか?」

「家での生活は?」「苦手なスポーツは?」

子どもたちからの多くの質問にも丁寧に答えてくださいました。

 

「障害を持っていても、練習を頑張って続けてあきらめなければ、いろんなスポーツができます。」

子どもたちは、この話を聞いて「目標にしないと!」と張り切っていました。


 



お話の後、一人ずつ盲導犬の”レイズ”に触らせていただきました。片倉さん、川口さんの周りには子どもたちが寄って行き、いろんな質問をしていました。お話の内容で興味を持ったことがたくさんあったようです。

最後に川口さんにバスケットボールのシュートを披露していただきました。

パシッツとゴールに入った瞬間子どもたちから大歓声と拍手が起こりました。

 

いろんなお話を聞かせていただいたこの2時間は、子どもたちにとって貴重な体験となりました。一人ひとり、お二人のお話を聞いて、見て、感じたことがたくさんあったようです。今後もこの総合学習を通して、みんなが「助け合い」「つながる」ことについて考えていってほしいと思います。

 



 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする