マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

自動車運転免許証をマレーシアの免許証に書き換えるのは簡単です

2009年12月21日 | マレーシア生活の案内と知識

マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加を認められれば、日本で保有していた自動車を関税がかかることなく輸入できる特典が得られることは、しばらく前の記事で説明しましたね。「参加者は自分の自家用車を持ち込むことができます、またはマレーシアで組み立てられた自動車を購入することもできます。その際に輸入関税、物品税、販売税を支払うことが免除されます」の部分をご覧ください。

さてその特典を利用してマレーシアへ輸入した自動車またはマレーシアで購入した自動車、またはレンタカーを運転するには、いうまでもなく運転免許証が必要です。その方法は3つです:1.マレーシアで免許証取得、2. 国際免許証、3. 日本の免許証をマレーシアの免許証に書き換え

1 マレーシアで新たに免許を取る方はごくごく少ないでしょう。
2 日本で発行してもらう国際免許証は1年が有効期限ですから、毎年更新する必要があります。
3. 3番目のこの方法が一番容易であり、且つ圧倒的多数はこの方式でしょう。

では容易な理由を説明しましょう。
・日本の免許証を日本大使館へ持参して、備え付けの用紙に記入していわば証明書を交付してもらいます(あらかじめ在住届けが提出してあることが条件です)。 
・そのいわば証明書と免許写真とパスポートを持参して、道路交通庁(通称 JPJ)の本支所へ行きます。
・担当窓口で必要書類を提出すると同時に運転免許税 1年当たりRM 30を支払います。
・するとすぐにマレーシアの運転免許証が交付されます。

これで交付してもらった免許が即つかえることになります。免許税の更新もごく簡単です。その様子を皆さんに紹介すべく、少し前にIntraasia がホームページで書いた一文から抜粋しておきます。以下その抜粋:

運転免許証の更新をしました。Intraasia は自家用車なんてもちろん持ってないし、もう長いこと車を運転することさえまったくないのに、免許証だけは90年代前半から所持しています(当時は自家用車がありましたからね)。

ということで、今年もRM 30 払って更新しました。何年かまとめて更新することももちろんできますけど(最長5年分です)、Intraasia は毎年行っています。街の郵便局(POS)で更新すると手数料がRM 2ぐらいかかるので、出かけたついでに、道路交通庁 通称 JPJ の支所または本部へ行って更新します。昨日は市内中心部のTuank Abdul Rahman 通りにあるショッピングセンター兼オフィスビルMaju Junction にある JPJ 支所へ行きました。

長年このJPJ支所はすぐ近くの Pertama Kompleks にあったので、最初そこへ行ったのですが、JPJ が見当たりません。しかたなく近くのテナント店の人に聞いたら、Maju Junctionに転居したと、教えてくれました。お知らせぐらい出して置けよと思いましたね。

Maju JunctionのJPJ 支所は広々としたオフィスに変わりました。待合椅子もたくさんあり、かなり空いています。クアラルンプール郊外にあるJPJ 本部の混雑状況とは随分違うなあと思いました。もっとも支所ですから、全部の取り扱い機能を備えていないでしょうけど、一般的な手続はほぼそこでできるはずです。

その階にはJPJのオフィスが2つあったので、どちらのオフィスかなと思って案内掲示板を見ました。そこで Pembaharuan Lesen Memand (運転免許証更新)という単語が書いてあるほうのオフィスに入って、番号待ち紙片をもらいました。官庁ですからこの種の表示は全てマレーシア語だけです。待っている人が少なく数分待つだけで我が順番が来ました。窓口に備え付けの椅子に座って、現行免許証とRM 30を差し出し、5分もかからずに更新完了です。空いているというのは、まこと結構なことです。

マレーシアの運転免許更新は、なんら検査も講習も受ける必要はありません。普通の自家用車免許なら、窓口で年間RM 30を払うだけです。そしてパウチされた更新証明カード、免許証と同じ大きさ、が交付されます。だから更新証明カードの発行に限っては POS でも行えます。多くの人は元の免許証をなんら変更することなく更新するので、更新証明カードが増えていくことになります。更新カードには、何年何月何日から何年何月何日までとの日付が記入されています。

もちろん、小さな写真を持参して有効期限を新しくした免許証自体を発行してもらうこともできます(同料金)。その場合は免許証用の写真を免許証に貼ってパウチするだけの簡単な製法です(ただし、こういう簡易法ではない種類の運転免許証もあるかもしれません)。

マレーシアの運転免許証には永久登録番号というのがなく、発行番号が載っています。そこで更新証明カードに載っている番号も単なる発行番号です。よって更新証明カードの番号は全て違います。 免許証の記載住所につては、(私は転居していないので)その住所を証明する書類を見せろと言われたことはありません。ただ住所を変更したためそれを証明する書類を用意していく人も中にはいるでしょう。 
以上

【他国で取得した自動車免許証をマレーシアの免許証に書き換える】 -イントラアジアの「マレーシアの新聞の記事から」ブログ 2012年11月を再録

自国で取得している自動車免許をマレーシアの普通自動車免許へ(試験などを受けることなく)変更できる国として、マレーシア当局は32か国を認めている。

国会での道路交通に関する国連の会議に関連した質疑の中で、マレーシア運輸省の副大臣はこのことを語りました、会議メンバー国は互いにその自動車免許を認めあっているとのことです。
「会議規約の下で、これ以外の115国は自動的な免許変更の優遇権がありませんので、それらの国の国民は道路交通庁に申請する必要があります。」 これは野党議員が、マレーシアの交通法規を知らない外国人に自動車免許を発行する点を正した質問に答えたものです。
副大臣はさらに、「外国取得の免許がマレーシア道路交通庁の必要条件に満たないために、その者の免許変更申請を拒否する場合もある」

外国取得免許の自動的な変更ができる要件: 期限有効なビザとパスポート、有効な免許証、英語以外の言語記載免許証は英語に翻訳、免許証発行国の在マレーシア大使館または免許証発行当局による証明、道路交通庁の書式に記載、カラー写真
マレーシア自動車免許への変更費用:年間免許証料として 1年あたりRM 30、(1回限りの)手数料 RM 20
道路交通庁 JPJ が受けた自動車免許証の変換申請は、 2010年から2012年10月までに 13252件あり、その内 8469件が認められた。

運転免許証のマレーシア免許への書き換えが認められる国:Australia, Iraq, Papua New Guniea, Belgium, Italy, France, Holland, Japan, Poland Brunei, German, Russia, China, Korea, Spain, Denmark, Laos, Singapore, Fiji, Libya, Switzerland, Philippines, Mauritius, Thailand, Finland, Egypt, Turky, Hong Kong, New Zealand, Taiwan, Iran 、Nigeria

Intraasia 注:この国名を見ると、興味深いことに気が付きます。イラク、リビア、パプアニューギニアなどの名前がある一方、インドネシアがない。 日本の免許証の書き換えは上記のような簡単な手続きをすることで、JPJで即発行されます。1回変更してしまえば、住所がある限り後は何年でも更新できます、イントラアジアは20年以上更新してますよ。なお旅行者は日本大使館で証明が受けられないので、免許証書き換えはできません。



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