はじめに
今年もイントラアジアの「マレーシア マイセカンドホーム」ブログを訪問していただきありがとうございます。
今回は年末ということでちょと軽めの題材を載せることにしました。そこで 『今週のマレーシア』で10年以上前の1999年7月に掲載したコラム [マレーシアにありそうでないもの、なさそうであるもの] を載せておきます。下記の文章はほとんどが当時書いたままですが、一部だけ現在の状況にあわせるべく改廃と変更を施してあります。
2012年の追記:原文は1999年に書いたものですから、現在では違う部分も当然出てきています、例えば1999年時点では一般的でなかったが2012年の現在では普通だというのもありますから、過去をご存じない読者の中には事実と違うと指摘される方もいらっしゃいます。しかしながら、この一文での主要点及び観点は現在にも当てはまりますし、この一文はマレーシアの変遷を知ってもらうにも良い題材だと思っています。
このコラムは当時結構評判がよかったものです。マレーシアにロングステイすることを考慮されている方々に、現代マレーシア事情の一つとして読んでいただいて、雑知識にしていただければなと思っています。
それでは来年もこのブログをどうぞご愛読ください。
【マレーシアにありそうでないもの、なさそうであるもの】
独断と偏見に満ちたちょっとおふざけ調のマレーシアの物・事柄めぐりです。でも心は極めてまじめですよ。
注:対象物の入手場所に関してですが、日本製品を重点的に置いてある日系のスーパー・デパート・専門店は除きます。またものすごくよく探せば見つかるという場合も除きます。要するに一般の人が普通に入手できる・できないということを基本にしています。事柄についても、例外的にあるとか起こるといいうことはあっても、一般にそういうことはない、あっても珍しい、一般的でないという意味です。
[ありそうでないもの]
左ハンドルの自動車
禁止はされていませんが、ものすごく少ない。これまでに道路上で見た事はあるがその数が極めて少ない。輸入車は自動車全販売数の数割を占めるが、なぜこれほど少ないかわかりません。左ハンドル車を運転した事のない且つ車を持っていないイントラアジアには関係ないけどね。
電動歯ブラシ
普通のドラッグストアーとか家電店、スーパーにはおいてありません。あっても銘柄がごく少ない。電動歯ブラシ愛用の筆者は日本で買ったもの又は送っていただいたものを使ってます。替えブラシが入手できないよ!。
今回の注:5,6年前ぐらいからかな、有名家電店・ドラッグストアでみかけるようになりましたよ。
スポーツ・娯楽新聞
マレーシアの新聞、大衆紙と高級紙、言語別の新聞を問わず、スポーツ報道は盛んです。別刷りにして挟み込んでいる新聞もあります。しかしスポーツ・娯楽に特化した新聞は発行されていません。ですから競馬の予想結果が高級紙、ただしマレーシア語紙を除く、にもページを割いて載るのです。
麻雀荘
ご存知の通り華人は麻雀で遊びます。賭け麻雀は違法だけどそれでも賭けるのでしょうけど。あの大きなパイでがたがたやるのはうるさいもので、雀荘があってもいいはずなのに、ないのです。家庭でやるのはもちろんOKです。
雀荘そのものはないけど、こういう場所があります。それは華人だけがメンバーになれる地域のクラブがあって、その建物内では麻雀もOKです。
古紙回収のトラック
「御家庭で不用になった古新聞・古雑誌はございませんでしょうか?」でおなじみのトラックは、ないことはないのですが、マレーシアではまず見かけません。団体などが古紙回収することはあります。でも個人の古紙回収業者が家庭を回っての古紙回収はないですね。
当時の追記: これに関して2,3の読者から、家庭を回っている古紙回収トラックを見た事があるというメールをもらいました。筆者も以前テレビのコマーシャルで古紙回収業者が出てくるシーンを見たことを思い出しました。そこで、いわゆるちり紙交換トラックはあるが一般的ではない、と訂正しておきます。
定期券
日本の定期券には学生用と一般用がありますね、また各電車乗り入れがある場合は共通定期になります。月のいつでも買え、1ヶ月を越えた定期券も発行されていますね。こういう意味の定期券はマレーシアにありません。電車の線路自体が少ないので、定期券類はいっさいありません。回数券式の複数回使用できる切符と 1日乗り放題切符はありますが、使用主の名前を書いて、何月何日から何月何日までというのはありません。
今回の注:その後21世紀になって、クアラルンプール圏のRapid バス網と高架電車網に月間定期券方式が導入されました。その後内容が多少変化して路線乗り放題という適用ですが、現在でも定期券は月単位の1ヶ月用だけです。
タンポン
マレーシア女性はナプキン派です。ですからタンポンの広告もテレビなどではない(イントラアジアは見たことがない)。スーパーでも置いてないところがほとんど。この情報は私の前パートナーに以前聞いたものです、ですから誤解のないように願います。
マレーシア出版の旅行ガイドブック
海外への自由旅行が日本ほど盛んでないマレーシアですから、ガイドブックを出版しても売れないでしょう。マレーシア人が旅行しないということではなく、日本人や欧米人のような旅行スタイルは少ないということです。またそういう旅行をする人は、英語なら英米のガイドブックを使うし、華語なら台湾・香港出版のガイドブックを使うでしょう。マレー人はもともとこういう旅をほとんどしないので、英語ガイドブックを使うしかないでしょう。
こういうことからマレーシア出版のガイドブックは当分出版はされないですね。旅行記事は新聞、雑誌によく載りますが、日本のガイドブック式にかゆいところに手が届く式の記述ではありません。
今回の注:この数年マレーシア版の国内旅行ガイドブックが数少なく出版されています。
結婚式場
結婚式は家庭、寺院、教会であげる慣習ですから、結婚式場は必要ないのでしょう。ヒンヅー寺院に結婚式用の部屋が設けてあるわけではありません。中国寺院でも同じ。ムスリムは両方の家庭で行うし、華人もほぼ同じ、もちろん友人親戚を呼んで披露宴をやります。華人であれば中程度の中華レストランが会場になります。
披露宴のありかたはカップル家庭の裕福度に比例しますから、高級ホテルの会場を借り切ってする人ももちろんいます。これはマレー人であれ華人であれインド人であれ、お金持ちと有力者なら同じでしょう。ですから高級ホテルはウエッディングプランの宣伝してます。
こう考えると式と披露宴を同時に行う結婚式場は必要ないように感じます。ですから結婚式場と名うったものはまずないですね(ごく例外的存在としてはあるようだ)。ただ結婚前に撮る結婚写真館はたくさんありますよ。マレーシアに来る新婚さん、マレーシア衣装で写真が撮れますよ。
今回の注:ムスリムはイスラム教に従って婚姻の儀式を行いますが、それをモスクでは行いません。
マルチ販売
カタログ販売はその宣伝をよくみかけます。ところで、会員を増やしていってその会員だけに物を販売するマルチ商売は盛んですよ。
[あるわけないと思ったが意外やあるもの]
カップラーメン
マレーシア人もインスタントラーメンは好きです。屋台のメニューにインスタントラーメンスープ又は炒めた麺 Mi Gorengが載っているぐらいです。もちろん国産インスタントラーメンが種々あります。様々な味比べもいいのです。さらにインスタントカップラーメンも売られています。でも日本ほど一般的ではない、値段が袋ラーメンに比して3倍以上もするからです。値段が高いのでイントラアジアは買いません。
カジノ
あります。有名なゲンティンハイランドの大カジノ場です。私企業のリゾートワールドが高原の高級ホテル内で一手に経営するゲンティンカジノです。在住者ならもうご存知ですね。シンガポールや香港などから外国人がいっぱいです。
20セントでもできるスロットマシンしかやったことのないギャンブルとはまったく縁のない、イントラアジアにはよくわかりませんが、ブラックジャックからルーレットなど、カジノのに必要なギャンブルは一通り揃っているようです。
マレーシア旅行の際、運試しにゲンティンハイランドでカジノに挑戦したらいかがですか。24時間営業、賭け金に上限のないインターナショナルルームというのもありますよ。
競馬
多分、元英国植民地国家に共通の現象でしょう、ですから競馬はほぼ毎週、シンガポール及び国内に3箇所ある競馬場の一つで開催されています。でも日本のように公営競馬はなく、中央競馬だけです。
拳銃携帯の女性警官
女性警官はごく普通に見かけます。銃を携帯しない署内勤務が比較的多いようですが、警らのポリスウーマンはもちろん拳銃を携帯しています。
3分間自動撮影写真ボックス
デリケートな装置を持ち、お金が蓄えられ、壊されやすい、こういう自動サービス機はマレーシアには向きません。なお設置場所はきわめて限られてますが、あることはあり、イミグレセンの待合室とか有名ショッピングセンター内とかです。そう、プリクラ、あの背景や被写体の顔をデフォルメしたりしてシール式の写真を撮る機械のこと、もあります。アジアバージョンもありますよ。
[あるはずないとの予想通りありません]
ビール・酒の自動販売機
酒類の販売は条件付きで許されているし、パブ、レストラン、ビストロなどでは自由にメニューに載っていますが、イスラムが国教ですから、販売機がないほうがあたりまえでしょう。でもこういうアルコール類がいつでもどこでも販売機で販売されている国は世界に日本ぐらいしかないのでは。
テレクラ
この手の商売がマレーシアで認められる可能性はゼロ。その宣伝ティッシュペーパーを無差別配布するなんてことはないのです。テレクラ類は違法商売の盛んなマレーシアでもまだ出現していないはずです。
ソープランド
当然ありませんし認められることは絶対無い。でも違法合法の境で商売しているソープランドまがいのマッサージ店は昔から公然の秘密として営業しており、決して消えません。華人女性でなく中国人女性やベトナム人女性を違法に使っていて、当局に摘発されるニュースが頻繁に新聞で報道されています。
ルーズソックス
イントラアジアはまだ一度たりとも見たことありませんし、みたいとも思わない。日本のファッションがごくたまに伝わるマレーシアでもこれははやらないでしょう。ああいうソックスを履く習慣がもともとないのだ。
アルバイト情報誌
求人情報誌はないことはないが、以前出版されていたものはすごく薄っぺらで発行も月1回とか2回の少なさでした。ビジネスとして成功してるとはとても思えませんでした。アルバイトがあまり盛んでないマレーシアではアルバイト専門の情報誌はありません。
インターネット上でパートなどを募集する求人サイトが盛んになった現在では活字雑誌の出番はもうなさそうです。パートでなく一般求人の主流は新聞と公機関の労働事務所で紹介を受ける事ですね。
競輪・競艇・オートバイレース
ギャンブル禁止ですから行われていません。でも競馬は例外だそうです。
競馬のテレビ・ラジオ中継
その例外の競馬でも、テレビとラジオの中継はありません。やはりギャンブルには厳しいのです。
カプセルホテル
マレーシアには遅くまで飲んで自宅まで帰る電車がなくなったとかタクシー代が高すぎるということは、あまりありませんのでそういう需要は出てこないでしょう。飲んでも平気で運転して帰って行くので、まだまだ飲酒運転意識は少ないですね。検問で捕まればもちろん罰金と処分を受けます。木賃宿はマレーシアにあっても、あのように狭くしかしものすごくコンパクトに機能的にできているカプセルホテルはまさに日本ならではの宿泊サービスです。
エレベーターガール
90年代に、クアラルンプールのSogoデパートがオープンしたころ、こういう女性が働いていました。マレーシアで出会った初めてのエレベーターガールでした。でもエレベーターに乗る際、いらっしゃいませと頭を下げるなんてことはもちろんしませんでした(イントラアジアはああいう馬鹿丁寧さはすきでない)。このエレベーターガール、いつのまにかいなくなりました。マレーシア風土に合わないのか人件費節約かは知りません。
尚エレベーターガールではありませんが、官庁と民間のビルの中にはものすごく数は少ないですが、エレベーターおばさん又はおじさんを雇用しているところがあります。
タバコの自動販売機
50種以上ものタバコが販売機に並んでいるのは日本だけ。マレーシアはすべて人手による販売です。世界の常識と同じです。尚マイルドセブンはマレーシアでも売れ筋タバコです。RM 10 近いので物価に比したらかなり高いです。
コンドームの自動販売機
大衆一般に無差別にこういうものを売るのは宗教的罪と考えられていますから、将来も現れないでしょう。コンドーム自体はドラッグストアーやコンビニで普通に売られています。
成人式
20才を迎えて公の団体が成人式を催す仕組みはマレーシアにありません。民間でも私的でもやりません。
[マレーシアにもやはりあります]
宝くじ
日本の宝くじと全く同じ種類のものはありませんが、4Dとか6Dと呼ばれる番号あてくじがあります。4桁の数字を当てるくじです。もう1種類は、1から49までの数字を幾つか選んで、それが全部あたったらいくら賞金がもらえるという方式ですね。一般にロッテリーと呼ばれる種類に入るでしょう。ですから賞金額は最初から決められていません。その場ですぐわかる日本の番号あてくじとも違います。
いずれにしろこのロッテリーを運営する会社は半島部には3,4つあり、毎週毎週それぞれの会社がロッテリーを売り出します。尚サバ州はサバ州独自のロッテリー会社があるのです。このくじ運営会社は完全私企業で政府が免許を与えているのです、尚これ以上増やさないようにしている、そのロッテリー会社のくじ販売所は、マレー人居住区を除いて、至るところにありますから、くじを買うのは極めて容易です。
人気はすごいですよ。どこの国でも民はこういうことは好きなんですね。特に華人は大好きで、華語新聞はどれも第一面に大きな活字でその日番号発表されたロッテリーと4Dの結果を伝えます。そのために新聞を買う人もいるみたい。尚マレー人はつまりムスリムはイスラム教でギャンブルが禁止されてますから、当然くじを買えません(とはいえ、くじを買っているムスリムもいます)。
結婚相談所とか出会いのクラブ
新聞の広告欄に毎日必ずいくつかのそういう相談所、クラブが広告載せています。マレーシア語紙でも華語紙でも英語紙でも、対象民族は違うでしょうがちゃんとあるのです。会費がどれくらいするのか、成功率はどれくらいなどといった事はイントラアジアは知りませんよ。
たまごっち
知識が古くてすみません。つまりああいう日本の代表的電子遊戯物はすぐにマレーシアでも広まるということです。ただし香港台湾製の偽物が幅をきかせていましたが。
ラブホテル
こういうホテルがない国ってあるのかな。名前と門構え、装飾は別にしてこの種のホテルはほとんどの国にあるでしょう、マレーシアも例外ではありませんが、もちろん日本のラブホテルのような看板もけばけばしい装飾もありません。部屋に電動ベッドもありません。意識してまたはなんとなくそういう目的で使われることが多いという比較的安価なホテルがこの種の範疇に入ります。こういったホテルには休憩料金として時間料金を大きく外部に掲げているところもあります。
学習塾
マレーシアは日本以上の学歴社会。新大学卒は、現場の非大卒技術者よりも給料が高いのです。これは国立大学の数が10ぐらいしかなく、大学生になれる数が限られていること、イギリス型の大学制なので、皆が入れる仕組みではないからです。日夜これを目指して塾通いさせる子供の親は都会にはまこと多いのです。
今回の注:21世紀になる前後から大学がぐっと増えてきました、その中には私立大学も混じるようになりました。
日本の漫画本
東南アジアの諸国の例にもれず、日本漫画はここでも大人気です。かつては大部分が台湾・香港翻訳経由で入ってきましたが、マレーシア版が徐々に増えています。ドラエモンのようにマレーシア語訳も出版されています、なお普通の本屋でも売っています。版権はどうなっているのかな。分野ではスポーツとか青春漫画が割りと受けるようです。なおアダルト漫画はもちろん輸入できません。
痩身クラブ、痩せるための薬
どこの国にもこういうのはあるんですね。各紙各雑誌に載る広告を見ると、やはり痩身産業は永遠ですな、ね、世の女性陣。でもマレー中年女性は太る事をほとんど気にしないのではと思えるほど、太った人が多いのです。
精力剤
上のものと同じですね。ついこの間(90年代終わり頃)マレーシアで解禁となったViagraの例をあげるまでもありません。精力剤は永遠ですね、世の男性陣。マレーシアには昔から民間薬で一種のハーブ精力剤、Tongkat Aliがあります。たいへん有名で、マレー薬屋や香具師などが売っています。最近はTongkat Ali入りコーヒーを宣伝している茶店まであるくらいです。
[日本にはないけどマレーシアにあるもの]
ホテルのハイティー
Hi Teaってご存知ですか? 高い所でお茶を飲むわけではありません。もともと英国の習慣で昼食後の午後のひと時、お茶と軽食で過ごす時間だそうです。マレーシアのHi Teaはちょっと違って、早く言えば軽い昼食メニューにケーキ類とコーヒー紅茶などの飲物が飲み身食い放題のブフェなのです。クアラルンプールペナンのような大きな都市の中級以上のホテルなら、大抵毎週末の午後催しています。甘党のイントラアジアにはお気に入りなのですが、料金が高くてもう行けないのが残念です。店の格によって違いがあり、一人だいたいRM 50からRM100くらいでしょう。
乗合いタクシー
1台のタクシーに同一方向へ行く人を4人まで乗せて、目的地に向かうタクシーのことであり、流しはできない。中距離と遠距離に限られており、乗り場が固定している。
現金輸送車や貴金属店のガードマンが銃を携帯
こういう私立の警備会社の警備員がガンを持たない日本の方が珍しいですから、マレーシアの警備員が銃を携帯していても不思議ではありません。でも物々しさはまったくなく、街の貴金属店の警備員など単発のライフルを持ったおじさんもたくさん見かけます。
麻薬売人に死刑
麻薬売人に対しての刑罰は相当厳しいです。ある一定量以上の麻薬取り引きをして捕まると、有罪となる率が高そうであり、さらに有罪は即死刑判決となります。死刑は実行にうつされます。それでも売人は暗躍していますね。それだけうまみがあるのでしょう。
割礼
ムスリムの少年はある年齢に達したら必ず割礼します。世界のムスリムに共通ですから変わった習慣ではありません。
1週間の休みが州によって違う
クランタン州とトレンガヌ州とケダー州は金曜日休みです。その他の州は日曜日休みです。州の権利が日本の県より強い例ですね。長野県と青森県で休みが違うみたいな感じです。
何々大臣ありがとうの新聞広告
企業がビジネスを開始する、工場を操業開始する、大きな催しを開く、りっぱな建物が完成した、とそういうお祝いの機会にはほとんど政府の要人、担当大臣とか州の首相とか大臣を招待します。そこまでは日本でもあるかも知れませんが、それを一々有名新聞に顔写真付きの広告で、「何々大臣、弊社のオープン記念においで頂いて誠にありがとうございます。」式のばからしいお知らせを出すのです。招待するのは、その企業、団体の勝手ですが、そんなことわざわざ新聞で公言する必要はないのですが、それがごますり以外の何ものでもないのは明らかです。
公衆トイレの料金徴収番人
日本ではトイレ使用に金を取るのはおかしい、との認識がありませすね。しかしマレーシアは、世界の多くの国と同じで、トイレ使用は有料が基本です。だから公衆トイレ、商業ビルであれ、ショッピングセンターであれ、バスターミナルであれ、一般に有料です。大体1回30セント前後です。ただ最近、 Suria KLCCとか KL Central駅のような高級を売り物にする場所では無料にしています。でもこれは例外ですね。
徴収人がいるのは、トイレの不法使用や破壊を防ぐ目的が大きいのでしょう。それでもお世辞にもきれいといえないところも多いのです。
おしまい。