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マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

住宅購入能力からみたマレーシアの住宅販売市場を説明する

2016年09月01日 | マレーシアの住居知識と情報

【はじめに】

(マレーシアの)新聞には時々、住宅・住宅開発に関する事情解説や問題を論じた記事が載ります。今年(2016年)中頃の不動産関連記事の中に次のような一節がありました:
中央銀行Bank Negaraは次のように指摘している、「住宅市場では供給面での不釣り合い状況がある、これは是正されなければならない。なぜならば、クアラルンプール圏のような都市圏における住宅の価格は、購入可能と思われる範囲を超えている状態が続いているからです。」

「デベロッパー側は価格RM 50万以下の住宅が購入可能な範囲であるとみなしているようですが、普通の人たちにとってこの購入可能な価格はRM 30万以下に抑えられるべきなのです。」

当ブログはマレーシアマイセカンドホームに参加することに興味あるまたは参加したい、定年・引退後の居住地候補の一つにマレーシアを考えている、といった方々を対象としています。

従って今回掲載した記事を書いた狙いは、住宅不動産の購入案内でも、ましてや不動産投資の手引きでもありません。読者の皆さんに、マレーシアの新規不動産市場の姿を多少でも知ってもらうことで、国民の住宅購入能力と新築住宅価格を通してマレーシアの実際の住事情をつかんでもらう一助にしていただきたい、という期待です。

上質紙に印刷された立派な住宅パンフレットで紹介されている最高級コンドミニアム(マンション)、数百万リンギット(邦貨で1億円ぐらい)もする豪邸は、マレーシア庶民階層には縁のないものです。
数からいえば圧倒的大多数となるマレーシア人大衆層が購入できる新築住宅は価格 RM 30万位までの物件にほぼ限られる。
これがマレーシアの住宅市場における実際の姿であり、すぐに変わりそうにはない実状です。

なお、”私は日本で億円クラスの住宅に住んでいるから、マレーシアでもそういう住宅に住むつもりだ”という方も中にはいらっしゃるでしょう。ただ当ブログはそういう方は最初から読者対象に想定していません。

それではある新聞の不動産関連記事から抜粋して紹介しましょう。 なおこの goo ブログには表作成機能が付いていません。そのため、下記の数字を羅列した箇所では、横項目と縦項目の位置関係をきちんと表示しずらく、どうしても幾分ずれてしまっています。ご了承ください。

【所得が住宅取得能力に釣り合っていない】

2015年第3四半期時点での国内の平均住宅価格 RM 31万2千
住民の所得を基にして算出された、購入できる範囲の住宅価格における最大値は、この平均住宅価格を大幅に下回ります。

以下の統計は中央銀行Bank Negaraからの出典です。数字の通貨単位はリンギットマレーシア(RM)。下位、中間、上位は所得階層を示す。

                      平均収入額者、 下位40%、  中間40%、  上位20%
平均所得額                6,141         2,537       5,662      14,305
実質所得額 (可処分所得、注1)             5,128         2,244       4,781      10,581
総消費支出額                                 3,578          2,027               3,629           6,899

実質所得の10%を預金に回す(仮定)           513            224             478            1,058  

注1:所得税、老後用の公的積み立て金(EPF)、公的な障害保険料納付金(Socso) を差し引いた額をいう。

【Intraasia のコメント】

ここでは世帯所得階層を下位の40%、中間の40%、上位の20%に区分化した際における、それぞれの平均所得額が示されている。 こういう統計は中央値の方が平均値よりも実態をより良く現すのであるが、この統計では平均値だけが使われている。

全体の平均所得額は一般的なマレーシア大衆社会の実態からかなり離れている。下位区分層の月収が RM 2500程度に過ぎないなかで、平均月収がRM 6千強にもなるというのは、上位区分層の所得によって平均値が大きく上方に引き上げられていることがわかります。
下位層の世帯は実質所得 RM 2244で、総消費支出が RM 2027、つまり実際に預金に回せるのはたった RM 217ということになる。これではたとえ住宅ローンが組めたとしても、年間返済額は最大でも約RM 2600、購入できる住宅の価格帯は極めて限られてくる。

中間層の世帯は実質所得 RM 4781で、総消費支出が RM 3629、理屈的には毎月の余剰金がRM 1150ほど出ることになる。ただ自家用車保有率が非常に高いことから(しかも複数台数保有の世帯は珍しくない)、自動車ローンの返済もあることが普通なので、この余剰金額を全て住宅ローン返済に回すというシナリオは現実味が薄い。

そこで毎月の住宅ローン返済額の上限をRM 800とみれば、年間返済額はRM 1万程度だ。この額で”2015年第3四半期時点での国内の平均住宅価格 RM 31万2千”の住宅を購入するには、30年ローンでも無理であり、もっと長期になる。マレーシアの公定金利は日本のような超低金利ではないので、銀行の住宅ローン金利が年利 5%を割ることはまず期待できない。

【中央銀行Bank Negaraが想定した住宅購入モデル】

中央銀行Bank Negaraはまた上記の統計を基にして、収入と住宅取得能力が変数である2つの住宅購入想定モデルをあげている。そこで次にそれを紹介しておきます。数字の通貨単位は RMです。

想定モデル A:毎月預金をしない、及びなんら住宅ローンを受けていないケース

                                 平均収入額者、 下位40%、  中間40%、  上位20%
住宅ローンの返済に回せる毎月の剰余金額            1,550            217          1,151         3,682
借りられる範囲の住宅ローン                      321,122        44,931      238,590     763,015
購入できる住宅の上限値                                     356,803         49,923      265,100     847,795

想定モデル B:実質月収の10%を預金する、及びなんら住宅ローンを受けていないケース

                          平均収入額者、 下位40%、 中間40%、 上位20%
住宅ローンの返済に回せる毎月の剰余金額     1,037        不可能           673         2,624
借りられる範囲の住宅ローン             214,868     不可能      139,530      543,752
購入できる住宅の上限値                             238,743       不可能     155,034      604,169


マレーシアの住宅価格帯別住宅ローン総額 
(この表の出典は全国不動産情報センターが発行する2015年不動産マーケットリポートからです)

住宅の価格帯      2014年       2015年
低価格帯                   RM 34億6千万    RM 26億9千万
中の下位価格帯   RM 292億3千万      RM 235億6千万
中価格帯      RM 679億5千万    RM 615億3千万
中の上位価格帯   RM 1694億7千万   RM 1656億
高価格帯      RM 1兆2187億    RM 1兆4231億
総合計       RM 1兆4888億    RM 1兆6765億

【Intraasia のコメント】

想定 A は一切預金せずに剰余金の全てを住宅ローンに回すということになる。不要不急のお金の一部を預金の形で何らかの緊急時用の蓄えとするのはごく普通ですから、この想定はあまり現実的ではないように思える。想定 B は一定割合を預金に回した後で残りを住宅ローンに当てるという意味ですね。

低所得者層はそもそも住宅ローン自体を利用することが難しい。つまり銀行は、上記の所得階層下位40%の実質所得平均値 RM 2200程度の人たちが住宅ローン申請しても、まず審査で合格にしないはずです。
そこでローン申請の合格者はごく少なく、さらに合格しても低価格住宅ゆえに借入金額は多額とはならない。ということから、低価格帯の住宅ローン総額が他の価格帯のそれにくらべて非常に少ないことが見て取れる。

一方高価格帯の住宅ローン総額が非常に多く、必然的に全体に占める割合が際立って高いことが目立ちます。

上掲の住宅価格帯別住宅ローン総額の表は、こういう視点を持って捉えなければなりません。低価格帯では総額がごく少ないから需要もごく少ない、と見るのは間違いです。

低所得階層が住宅購入できる機会は、国などが不定期に政策として設ける、特別な住宅購入補助プログラムを利用する場合が多いようだ。例えば PR1MA(一つのマレーシア、住宅プログラム)など。
こういうプログラムはいわば住宅福祉政策と言えるものであり、民間金融機関の経済原理がら多かれ少なかれ乖離している。

所得階層における中間層40%の平均をみると、想定 Bによれば購入できる住宅の上限値は RM 15万5千、となって RM 30万の住宅には程遠い。想定 AでようやくRM 30万に近づき、それでも RM 26万5千だ。

ということは所得階層下位40%の世帯、及び中間の30%前後ぐらいの世帯では、購入できる住宅の上限値が RM 30万に満たないということがわかる。

結論的にいえば、2015年第3四半期時点での国内の平均住宅価格 RM 31万2千の住宅を購入できるのは、全世帯の3割程度にすぎないということでしょう。 ましてや価格 RM 50万の住宅購入が可能な世帯は上位20%の世帯に限られるということになる。

【住宅購入能力からみた住宅販売市場の実情を知る】

読者の皆さんが、近い将来どこかで目にするかもしれないまたは既に目にされたことがある、立派な住宅パンフレットやマレーシア何々案内・紹介本に載っている最高級コンドミニアム(マンション)や豪華住宅は販売価格が最低でもRM 60,70万リンギット以上の物件であり、それが入手可能なのはマレーシア国民の1割強程度に過ぎないということです。

不動産ビジネスを展開する人たち、そういうビジネスから恩恵を得る人たちの説明文句は、あたりまえながらその立場が反映されている。それはそれで結構でしょう。 だからこそ皆さんはいわば消費者の立場として知識を持っておくべきです。

別に住宅に限りませんし、マレーシアだけにも限りません。外国に関して、その国の通貨で表示された価格を単純に円換算して、その実際の価値を判断することは止めましょう。
現在のマレーシアにおいて、例えば販売価格 RM 30万の住宅の住宅市場における価値及びマレーシア人が与える住宅評価は、決して円換算した価格を当てはめた住宅のそれではありません。

読者の皆さんがマレーシアに暮らされる場合、多くの方は賃貸住宅に住まわれることになるでしょう、一方比率は少ないながらも購入される方もいらっしゃいます。そういう場合、今回この記事で書きましたことを住宅を捉える観点の参考にしていただければなと、思っています。


クアラルンプール圏の新しい電車路線 MRT の2017年開通が近づき、新駅周辺で進む開発の様子の一例

2016年03月03日 | マレーシアの住居知識と情報

まず始めに 『クアラルンプール圏で建設中の新しいMRT電車路線及びLRT電車の路線延長によって居住選択範囲が大いに広がる』 記事をクリックして、必ずお読みください。以前お読みになった方ももう一度ご覧ください。  今回の記事は、その記事の内容が前提になっているからです。

マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加したい、参加を考えている、大いに興味がある、という方々の中で、その際にはクアラルンプール圏に住むつもりだという方であれば、その多くは公共交通路線網を考慮されることでしょう。

【現在最も注目される”新電車路線 MRTスンガイブロ - カジャン路線”】

現在のクアラルンプール圏の公共交通網における、もっとも注目すべき路線は”新電車路線 MRTスンガイブロ - カジャン路線”であると断言しても、決して言い過ぎではないでしょう。
全く新しく建設しているこのMRT路線は、KL圏の南部に位置するカジャン市からクアラルンプール中心部を経由して、KL圏の北部にある新興発展地区を通り、スンガイブロ地区まで50数km の高架路線と地下路線からなり、その路線沿線に大きな変化を生んでいます。

具体的には、新設駅を核にして新興タウンが既にできたまたはできつつある、つまり新設駅を核にしてコンドミニアムやリンクハウス、ショッピングセンターや商業施設が既に建ったまたは建ちつつあるのです。

MRTスンガイブロ - カジャン路線で北端に位置する、始発終着駅であるスンガイブロ駅から数駅手前の Kota Damansara 駅一帯は、MRT路線が建設される前から、既に新興発展地区としてよく知られた地区でした。2016年初め頃の時点で Kota Damansara 駅は既に完成しており、駅の周囲に広がる住商業地区にビジネスビルが続々と建ち、さらに高等教育機関もある、というクアラルンプール圏有数の発展するアップタウンとなっている。
Kota Damansara地区及びその近辺にはこれまで電車路線がまったくなかったために、2017年のMRT路線開通は、公共交通の便を飛躍的に向上させます。

このように2017年の運航開始が予定されているMRTスンガイブロ - カジャン路線は、主要駅周辺と一部路線沿線に開発の波を引き起こしている。

そこで今回の記事ではその例として、MRTスンガイブロ - カジャン路線の南部区間にあたる2つの地区に焦点を当てます。それは、クアラルンプール中心部に隣接した Cochrane駅と Maluri駅周辺地区です。この両駅がある区間はクアラルンプール中心部にごく近いために地下鉄となっている。MRTでは、クアラルンプール中心部を走行する区間を含めた 9.5㎞ほどは地下路線です。

【注記】 当ブログは時々強調しているように、 ”マスコミや業者が創り出している海外ロングステイのイメイージにこだわらない人、捉われたくない人 を応援します”。従ってマスコミや業者が取り上げている地区である、地区でないといったことは、当ブログの一切関知するところではありません。

Maluri 地区は1990年代後半から高架電車LRT が通っており Maluri 駅がある。同地区はLRT 建設以前から開発が進んでいる、既発展地区であり、Aeonショッピングセンターはこの地区の目印ともなっている。
Maluri 地区の地下を通る MRTスンガイブロ - カジャン路線の地下駅と高架電車LRTの Maluri 駅が連絡することで、交通面では大変便利になる。

都心に近く、電車交通もバス交通も便利という利点を有することから、Maluri 地区は開発がさらに増すことは当然でしょう。現在(2016年2月)新たに複数のコンドミニアムとショッピングセンターの建設がかなり進行中です。道路から眺める限り、その多くは2016年末頃か2017年早期に完成するように見える。

一方 Maluri 地区に隣り合っている Cochrane地区は、つい数年前までは、民有地は別として、広大な国有地には数少ない建物があるだけで、空き地が非常に目立つ風景でした。つまり未開発の地区だった。なお Maluri 駅と Cochrane駅間は日本人なら徒歩で行き来できる距離です。

この風景は MRTスンガイブロ - カジャン路線の建設が進行するにつれて劇的に変化しました。地下区間の Cochrane駅はまだ完成してないようですが(工事現場は立ち入り禁止)、その駅を核にした周辺ではコンドミニアム、大規模商業施設が既に完成したかまたは建設中です。下記に掲載した写真で Cochrane地区の発展をある程度感じられると思います、Cochrane地区の風景は、数年前に比してまさに一変しました。


【 Cochrane駅と Maluri駅周辺地区に見る、新電車路線MRTが起こしている開発ブーム】

下記に載せる写真とその位置を示す地図は、当サイトで掲載している 『クアラルンプール圏/ ペナン州の住宅写真と地図の連載』シリーズで採用しているPicasa ウエブアルバムを利用します。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。
  • 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

 

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 -シリーズ付録



ここに掲載した写真は、Cochrane駅地区とその周辺で建設中のコンドミニアムとショッピングセンターの内、目立つものを撮ったものであり、網羅したものではありません。例えば、Ikea の道路を挟んだ対面にはコンドミニアムの工事が始まっていました。ただまだ基礎工事の段階です。
なお2015年12月頃にオープンした Ikea はクアラルンプールの中心部に近接した場所に初の出店です。Ikea といえば、クアラルンプールの近郊都市ペタリンジャヤの新興地区に10年以上前からある大型店が有名です。

地下駅である Cochrane駅の建設現場は地下鉄建設も兼ねていることから広い面積に渡って囲われており、Cochrane 通りだけでなく他の通りに面している。ですから掲載写真の Cochrane駅工事現場入り口は、Cochrane 通りに交わる路地に設けられています。

読者の皆さんに感じていただきたいのは、この場で紹介したように、Cochrane 駅地区で進行している、商業施設とコンドミニアムの両分野における大型建物の建築ブームです。
新電車路線 MRTスンガイブロ - カジャン路線の建設に伴って、大なり小なり開発が進行している駅周辺地区が少なからずあることに気がつきます。

マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加されたい方、興味ある方には、このように街が変化しつつある情報を知っておかれることをお勧めします。そうすれば住居選択の幅が広がることでしょう。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】

Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。



クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第 10回

2015年10月01日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』 を既に第1回から第9回まで掲載しました。
初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』 をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第10回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第10回



【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

当ブログでは『クアラルンプール圏またはペナン島の住宅写真と地図の連載、 シリーズ』を既に10数編掲載してきました。それらの記事で載せている写真と地図が示しているように、実に多くの地区にコンドミニアムが数多く建っています。

要するに、例えば住むのはM地区でなければならない、B地区に限るといったこだわりをお持ちでない限り、選択は十分にあります。
「当ブログはマスコミと業者が創り出したロングステイイメージに捉われない、捉われたくない、そんな方たちのためのブログ」ですから、読者の皆さんの中には、こういう特定地区に固執される方はいらっしゃらないことだと思っています。

参照: 『海外ロングステイの希望者を分類し、マレーシアロングステイの注意点を語る』 もご覧ください。

 【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


クアラルンプール圏で建設中の新しいMRT電車路線及びLRT電車の路線延長によって居住選択範囲が大いに広がる

2015年08月26日 | マレーシアの住居知識と情報

公共交通網の中で、確実さと快適さはバスよりもやはり電車です。ですから電車の線路があるということは、日本人なら誰でもその便利さは経験上ご存知ですよね。
従って、クアラルンプール圏に居住することを考慮中の方、これから考えてみようという方は、電車網の路線地図をよくご覧になって、居住計画に取り入れてください。

なおクアラルンプール圏とは、クアラルンプールを核とした広域を指します、具体的にはクアラルンプールを取り巻く形で位置するスランゴール州のかなりの行政地方(自治体)も含む。下記で説明する電車網はモノレール以外は全てスランゴール州まで路線が伸びている。

当ブログは時々強調しているように、 ”マスコミや業者が創り出している海外ロングステイのイメイージにこだわらない人、捉われたくない人 を応援します”。従ってマスコミや業者が取り上げている地区である、地区でないといったことは、当ブログの一切関知するところではありません。

マレーシアに住んでも常時自家用車を運転する、電車やバスを使うつもりは全くないという方は、(当ブログではなく)当記事の対象から外れることになります。ただそういう方でも、配偶者の方にも免許と自動車がない限り、いざ1人行動というときに動きが取れないということになりかねませんから、今回の記事はある程度は関係あるはずです。

さてクアラルンプール圏の電車に関しては2012年8月9月に2つの記事を掲載しました。
『クアラルンプール圏で住宅を求める場合、電車網の知識を持っておきましょう』 の前編と後編です。基礎知識と基本情報として、あらかじめぜひ目を通しておいてください。 カテゴリー欄の 『マレーシアの住居知識と情報』 にあります。

その中で、LRT高架電車の路線延長プロジェクトと新電車MRT路線の建設プロジェクトに触れました。その記事を掲載した当時から4年以上経ち、両プロジェクトはかなり進捗しています。つまり竣工が見えてきました。

今回の記事では、LRTの路線延長及び新電車MRT路線が運行されることを見据えた視点で、クアラルンプール圏での住居選択の幅が大いに広がるということをお伝えします。

【現行の電車路線】

まず現在運行されている電車路線を再紹介しておきます。下のKL圏電車路線図をご覧ください。 追記: 2015年10月31日に、路線図を最新のものに入れ替えました。
クアラルンプール圏には3種類の電車路線がある

  • LRT 高架電車: Ampamng/Sri Petaling 路線と KelanaJaya 路線 の2路線
  • KTMモノレール: クアラルンプール中心部で運行
  • KTM Kmuter電車: 一部区間が重なった2つの路線がある、Seremban路線と Port Klang路線。


モノレールはクアラルンプール中心部だけを走行するので、クアラルンプール周縁部や近郊に居住する場合は直接にはあまり関係ない。乗り継ぐという意味では関係あります。

LRT電車は車輛がやや小型の電車です。1990年代後期から運行されている。運行会社の名称を取って Rapid KLの LRT という通称です。KelanaJaya 路線ではクアラルンプール中心部の走行区間だけは地下鉄線路であり、他は全て高架線路です。

KTM Komuter電車は、マレー鉄道KTMが1990年中期から運行を始めた近郊電車です。近郊町からクアラルンプール内を通ってまた別の近郊町へ線路が伸びている。
これら電車路線の多くが KL Sentral 駅という総合交通ハブ駅を経由するかまたは起点にしている。

【LRT 路線延長プロジェクト】
以前の当ブログ記事の中から再録します。
【高架鉄道LRT は路線延長プロジェクトが進行中】- 2012年3月6日付け
クアラルンプール及び近郊都市に乗り入れている高架鉄道 LRTでは路線延長プロジェクトが進行しています。
LRTの路線が35km延長されるこのプロジェクトでは、Ampang 路線では10の駅を増設、Kelana Jaya 路線では12の駅を増設します。これによって現在1日の利用者数30万人に 50万人が加わることになる予定です。

と書きました。このプロジェクトは2015年半ば時点でかなり進捗しています。2015年10月末に延長路線の一部区間が開通しました。Sri Petaling/Ampang 路線の延長部分と KelanaJaya 路線の延長部分が、最終的に Putra Heightsという新設駅でつながるのは2016年6月の予定。要するに、LRT路線がかなり変形したループ型になります。

2016年7月初め追記: 【 LRT 電車の路線延長区間が全面オープンした】 -  「マレーシアの新聞の記事から」を再録
クアラルンプール圏の LRT電車網の路線延長プロジェクト (LET)が完成して、延長路線の残り区間(16か所の駅)が2016年6月30日にオープンしました。LRT路線延長プロジェクトは総額 RM 70億、期間5年超を要しました。

この結果、Kelana Jaya 路線と Sri Petaling 路線が 新設の Putra Heights 駅でつながり、ループの形状になった。 
LRT電車網の駅総数 72、 KTM Komuter, KL Monorail など 他の電車路線と乗り換えができる乗換駅の数 12か所 
・Kelana Jaya 路線の延長部分 17.4㎞、 新設駅数 12、 
・Sri Petaling 路線の延長部分 17.7㎞、 新設駅数 11( ただし8つの駅の区間は既に2016年3月末に開通していた)、

今回開通した Kelana Jaya 路線の延長区間では Subang Jaya 駅で Komuter と乗り換えができ、USJ 7 駅で Sunway BRT と乗り換えできる。

LRT 電車の始発は 06時頃であり、終車は 23時半ごろです。ただし週末は終電車の発車は幾分早まる。
LRT 電車網における運賃は 最低で RM 0.80、 最高で RM 11.20 になります。 (日本の Suica のようなプリペードカードである) myrapid カードを使えば多少割引になる。

LRT 電車網を 運行するRapid KL の親会社である公企業の Prasarana Malaysia Berhad は、延長区間の全面開通によって LRT電車網の1日の利用者数が 30万人に増えるであろうと予測しています。 以上が追記分

LRTの2つの路線がどのように延長されるかの確認方法: 

a. 入れ替えた上の路線図をクリックしてダウンロードしてから、拡大すると細かな点がわかるようになります。

b. または、監督機関のSPAD(陸上公共交通庁)が提供している Klang Vallery Rail Transit Map(クアラルンプール圏電車路線図) をクリックしてください。すると別ページで開きますので、延長部分が確認できます。 手順: 開いたページの地図部分を左クリックする。すると小さな窓が現れるのでその右下にある拡大記号をクリックする。路線図が画面一杯の大きさになるので、延長路線部が容易にわかる。

【新電車路線建設プロジェクト MRTスンガイブロ - カジャン路線】

クアラルンプール圏では全く新しい電車路線の建設工事が進行中です。
この新電車路線は MRT Sungai Buloh - Kajang (スンガイブロ-カジャン)路線という名称で呼ばれており、2012年頃建設プロジェクトが始まった。現時点で公式に表明されている、竣工して営業開始は2017年半ばです。

MRTスンガイブロ - カジャン路線はこれまで全く電車路線のない地区に敷かれる電車路線です。線路が敷かれるのは、住民人口の多いまたは人気ある住商業地区が多い。その社会的影響及び経済効果は相当なものが見込まれている。

プロジェクトを主導する公資本の会社である MRT Corp の発行物を参照:

  • MRT は4輌編成で乗客定員数1200人。
  • 設計と主要製造元は Simens AG ですが、少なからずの車輛パーツがマレーシアで製造され、全ての車輛がマレーシアに建設した専用組立工場で組み立てられる。


路線図を掲げます。源資料である MRT Corp発行の路線図がスキャナーの横幅以上に横長です。そこで1枚の路線図にしてスキャンできませんが、2枚図に分かれたことで何とか駅名が確認できると思います。





この路線図に示された駅名に注目して、住居候補地を検討する際の参考にしてください。
次に2015年7月中旬に、マレーシアの新聞に載った記事を紹介します。

【新しい電車路線 MRTプロジェクトの進行状況】
クアラルンプール圏の新しい電車路線を MRT と呼ぶ。現在建設中なのが第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線です。 第2路線の Sungai Buloh - Serdang - Putrajaya 路線は路線引きがほぼ決まり市民からの意見を広聴している段階、工事開始は未だ先です。

第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線では地下路線 9.5㎞があり、この地下工事費は RM 83億になる見込みです。総工費はRM 230億になる見込み。
第2路線の Sungai Buloh - Serdang - Putrajaya 路線では地下路線 13.5㎞があり、その工事費を RM 110億と予定している。総工費はRM 230億になる見込み。総工費はRM 280億になる計画です。

MRTプロジェクトを進める公社 MRT Corp の最高経営責任者は語る、「第3路線は環状線であり恐らく地下路線が大部分になるが、はっきりしたことは未だわからない。我々は第2路線の起工式を2016年早期に行うことと、第1路線の竣工を計画通りに進めることに力を注いでいるからです。」

「第2路線において元請企業を決定する事前審査過程を現在進めているところです。」 「今年12月頃には元請け企業を決める作業を始めることになる。」

「第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線では、最初の開通区間である Sungai Buloh駅 - Semantan駅で予定通り2016年12月に運行を始めたい。」 「地下路線部分の進捗率は現時点で 79%です。第1路線全体の進捗率は現時点で 65%です。遅くとも 2017年7月には全線開通するとの計画を達成することはできるでしょう。」
以上

当ブログのこの記事では 第1路線である Sungai Buloh -Kajang 路線だけを対象にしています。第2路線が現実となるのは2020年以降のことだからです。

MRT Sungai Buloh -Kajang 路線の建設進行の様子は市民にも容易に目に入ります。クアラルンプール圏の対象地区の多くの場所で既に高架が完成しており、いくつもの駅が建設中です。ほぼ2年後にはこの電車路線が開通するであろうことが期待できます。


【現在建設が進んでいる新しい電車の路線沿いの住宅地を住居探しの選択に加える】

マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加して、クアラルンプール圏に居住をお考えの方は、現行の各電車路線沿いに加えて、MRT路線沿いまたは LRT延長路線沿いにある住宅地区、高層であれ土地付き住宅であれ、を選択肢に入れた方がいいですよと、Intraasia は当ブログ読者の方々にお勧めします。

上で掲げた路線図では地区名が小さすぎて見えないので、PDF版もアップロードしておきました。該当部分をクリックするとPDFファイルが開きます。Adobeのアクロバットリーダーなど無料で得られる PDF閲覧ソフトを使えば拡大できますので、細かな字も読めます。

(観光地図ではない)詳しいクアラルンプール圏地図を使えば、MRT新電車路線やLRT延長路線の通る地区名を見つけることができます。もちろん Googleマップも大いに有用です、ただしそのマレーシア地図部分は最新の状況になっていないことが普通です。Googleマップに住宅やコンドミニアムが載っていないからその地区は未発展だ、と早合点しないでください。

PDFファイルの保存と閲覧方法

  1.  PDFファイルをそれぞれクリックして開く: Sungai Buloh -Kajang 路線図左側、 Sungai Buloh -Kajang 路線図右側
  2.  その2つのファイルをご自分のパソコンに保存する
  3.  PDFファイル閲覧ソフトで保存したファイルを開き、回転、拡大などを施して見やすい形にして閲覧する

 

当サイトを参考にして、マレーシアを訪れた際に実際に街に出かけてみてください。街を歩いていると、ほとんどできあがった高架が目に入り、時に駅が建設中のこともあるでしょう。 その近辺にコンドミニアムがあるかもしれません。読者の方々の今後の住居候補探しに是非ここに載せた情報をお役立てください。

 


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第9回

2015年07月02日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』 を既に第1回から第8回まで掲載しました。
初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事- 『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa 操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第9回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第 9回



【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

当ブログでは『クアラルンプール圏またはペナン島の住宅写真と地図の連載、 シリーズ』を既に10数編掲載してきました。それらの記事で載せている写真と地図が示しているように、実に多くの地区にコンドミニアムが数多く建っています。

要するに、例えば住むのはM地区でなければならない、B地区に限るといったこだわりをお持ちでない限り、選択は十分にあります。
「当ブログはマスコミと業者が創り出したロングステイイメージに捉われない、捉われたくない、そんな方たちのためのブログ」ですから、読者の皆さんの中には、こういう特定地区に固執される方はいらっしゃらないことだと思っています。

参照: 『外ロングステイの希望者を分類し、マレーシアロングステイの注意点を語る』 もご覧ください。

 【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


ペナン島の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第3回

2015年02月17日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで既に『ペナン島の住宅写真と地図の連載』は第1回と2回を掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • その写真部分にカーソルを合わせてクリックすると別ページで開きます。
  • Picasa のメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者の OSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【ペナン島の住宅写真と地図、 シリーズ第3回】

ペナン島の住宅写真と地図 -シリーズ第 3回



【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏、ペナン島に限りませんが、住宅写真と地図シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

読者の皆さんから当ブログの感想も歓迎しますよ。
画面左側欄にある「メッセージを送る」をクリックして書き込んでくだされば、全て非公開になります。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
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・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第8回

2014年12月04日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』を既に第1回から第7回まで掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに 2013年2月19日付け記事  『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』  をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
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  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)

2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第8回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第8回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
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ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第7回

2014年10月15日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』を既に第1回から第6回まで掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに 2013年2月19日付け記事- 『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』 をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報” をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasa のメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。
  • 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa 操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)

2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第7回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第7回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
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ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


ペナン島の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第2回

2014年05月13日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで既に『ペナン島の住宅写真と地図の連載』は第1回を掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』 をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

 『クアラルンプール圏 / ペナン島 の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【ペナン島の住宅写真と地図、 シリーズ第2回】

ペナン島の住宅写真と地図 -シリーズ第2回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏、ペナン島に限りませんが、住宅写真と地図シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。


読者の皆さんから当ブログの感想も歓迎しますよ。
画面左側欄にある 「メッセージを送る」 をクリックして書き込んでくだされば、全て非公開になります。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
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・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第6回

2014年03月27日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』を既に第1回から第5回まで掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第6回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第6回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
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2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
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Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
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ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第5回

2013年12月21日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』 を既に第1回から第4回まで掲載しました。

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  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。


 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』 は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第5回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第5回


【イントラアジアのひとこと】
クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

 

【年末にあたってのあいさつ】

当ブログの読者の皆さん、今年1年ご愛読ありがとうございました。当ブログを始めてご覧になった方は、左欄にある”カテゴリー”をクリックっして順にゆっくりご覧ください。

当ブログは以前から記事内で次のように時々強調しています:
”ロングステイ地ではその地のスタイルにできるだけまたはある程度は馴染もうとされる方、日本人コミュニティーと付かず離れずに暮らしたい方”、 ”マスコミや業者が創り出している海外ロングステイのイメイージにこだわらない人” を応援します。
”日本人コミュニティー内だけで暮らすつもり、暮らしたい”場合のことは扱いません。
21世紀の現代は携帯電話、スマートフォン、ネット接続パソコンを使えば、(隣近所ではない)離れている在マレーシアの日本人とも容易につながりは持てますよね。
以上

当ブログはこういう方たちを念頭に置きながら、マレーシアマイセカンドホームプログラムを詳細に解説し、最新情報と分析を加えています。さらにマレーシアの当局や業界が発表する統計、ニュースを基にした住宅不動産情報とその説明及びイントラアジアの撮った住宅写真もかなりの文量載せています。
またマレーシア滞在生活を、1人の住民としての立場と経験から案内し紹介しています。

2013年のマレーシアマイセカンドホームプログラム新規参加者統計において、現時点の最新情報である10か月間の日本人参加者数は573人です。この数は2012年より減っていますが、それでも毎月60人近い方が参加されているわけです。

2013年後半は更なる円安傾向が漸進的に進んで12月は対リンギット為替で 3.0の水準に限りなく近づいている。この円安基調はこの先かなり長期間続くだろうという観測が多いようですから、もはや1万円を両替してRM 400を得た時代は夢になり、RM 300という為替水準であらゆることを考えなければなりません。まさに円安は両刃の剣ですね。

シニア世代及びシニア前世代の方で海外での長期滞在を考える方は珍しくない時代になったようです。とはいえ実際に行動に移されるのは、その何十分の1いや何百分の1程度に過ぎないことでしょう。そんな時、マレーシアでロングステイは有望な選択ですよと、イントラアジアはお勧めの心を込めてこのブログを運営しています。

2014年も当ブログは更新を続けていきます。ご期待ください。

2013年12月下旬
イントラアジア

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。

 


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第4回

2013年08月07日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで既に 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』 を第1回から第3回まで掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』 をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報” をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置が Google 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。

閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、容易に閲覧できます。
詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第4回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第4回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


ペナン島の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第 1回

2013年06月18日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』を既に第1回から第3回まで掲載しました。そこで今回はペナン島に舞台を移します。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』 をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。

閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、容易に閲覧できます。
詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)、一切無視してください。

2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

3.下の住宅写真閲覧の際、Gooleマップで表示されるペナン島の地名に目立つ間違いがある:ジョージタウンの位置が大きくずれている。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【ペナン島の住宅写真と地図 シリーズ第1回】

ペナン島の住宅写真と地図 - シリーズ第1回


【イントラアジアのひとこと】
ペナン島に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。なおペナンの場合は電車はありませんからバスだけです。

自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


ジョーホール州及びジョーホールバルの住宅不動産の状況を統計数字を基にして分析する

2013年05月04日 | マレーシアの住居知識と情報

前回掲載の記事 『ジョーホール州のIskandar Malaysia は住宅不動産面でも大いに注目を集めている』 の続編という意味あいもあります。

この場で引用する統計の出典は、これまでの住宅不動産分析記事と同様に、マレーシア財務省翼下にある Pusat Maklumat Harta Tanah Negara(全国不動産情報センター)が公表している公式統計です。2013年3月下旬時点で得られる最新情報を基にしています。

統計数字に入る前に、いくつかの確認事項を整理しておきます:
ジョーホールバルのユニット数(戸数)はいうまでもなくジョーホール州のユニット数(戸数)に含まれている。
ジョーホール州ユニット数 =ジョーホールバルユニット数 + 他地区のユニット数の合計

他地区は、Kota Tinggi, Pontian, Kuluang, Mersing, Batu Pahat, Muar, Segamat, Kulaijaya, Ledang というように行政上の自治体別に分かれている。Iskandar Malaysia は行政上の分類地区ではないので、この公式統計でIskandar Malaysiaだけの数字を知ることはできない。

ジョーホール州ではジョーホールバルの占める割合が圧倒的に多いので、ここではジョーホール州及びジョーホールバル、という2つの数字を示します。

当ブログ記事における不動産用語の範疇 

なお以前にもブログ記事内で説明しましたように、コンドミニアムと高級なアパートの区別は法的にはありませんし、実際あいまいです。よってこの統計では中級及び高級なアパートもコンドミニアム範疇に含まれています。

マレーシアの不動産用語に関しては、2012年11月1日付け記事 『マレーシアに住むための住宅不動産用語と賃借、購入に伴う費用の説明-前編』 であらかじめ確認してからご覧ください。


【コンドミニアム/アパート】

・2012年各四半期時点における現ユニット数(過去に完成して既に住居として使われている):最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:23,297ユニット、23,297ユニット 
ジョーホール州:27,196ユニット、27,196ユニット
注:数字が同じなので、この2つの四半期間中に変化はなかったということ。

・2012年の各四半期時点に完成したユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:ゼロユニット、ゼロユニット 
ジョーホール州:ゼロユニット、ゼロユニット

・今後住宅市場に提供される予定の、2012年各四半期時点におけるユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:7,740ユニット、8,040ユニット 
ジョーホール州:8,726ユニット、9,026ユニット

・今後住宅市場に提供される予定の内で既に建設中である、2012年各四半期時点におけるユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:7,740ユニット、7,740ユニット 
ジョーホール州:8,726ユニット、8,726ユニット

注記:今後住宅市場に提供される予定のユニット数 = 既に建設中であるユニット数 + 建設に取り掛かったばかりのユニット数

今後住宅市場に提供される予定の内で、その四半期に建設に取り掛かったばかりユニット数は省略します。

・まだ計画中の建築プロジェクトにおけるユニット数、2012年各四半期時点:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:6,998ユニット、6,998ユニット 
ジョーホール州:8,269ユニット、8,269ユニット

Intraasiaのコメント
対象四半期において全体的に大きな変化はないことが読み取れますね。計画中の建築プロジェクトにおけるユニット数の多さにも注目しましょう。この数字は近い将来この範疇の市場に影響を与えることでしょう。


【2階/3階建てテラスハウス】

・2012年各四半期時点における現ユニット数(過去に完成して既に住居として使われている):最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:100,058ユニット、100,226ユニット 
ジョーホール州:153,077ユニット、153,509ユニット

・2012年の各四半期時点に完成したユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:974ユニット、168ユニット 
ジョーホール州:1,474ユニット、432ユニット

・今後住宅市場に提供される予定の、2012年各四半期時点におけるユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:15,921ユニット、16,761ユニット 
ジョーホール州:24,173ユニット、25,191ユニット

・今後住宅市場に提供される予定の内で既に建設中である、2012年各四半期時点におけるユニット数:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:14,714ユニット、15,753ユニット 
ジョーホール州:22,439ユニット、23,741ユニット

注記:今後住宅市場に提供される予定のユニット数 = 既に建設中であるユニット数 + 建設に取り掛かったばかりのユニット数

今後住宅市場に提供される予定の内で、その四半期に建設に取り掛かったばかりユニット数は省略します。

・まだ計画中の建築プロジェクトにおけるユニット数、2012年各四半期時点:最初の数字が第2四半期、2番目の数字が第3四半期です
ジョーホールバル:35,177ユニット、35,766ユニット 
ジョーホール州:49,213ユニット、49,872ユニット

Intraasiaのコメント
計画中の建築プロジェクトにおけるユニット数は相当なる数です。この数字は近い将来この範疇の市場にどういう影響をもたらすか、重要な要因ですね。


【2012年第3四半期における住宅不動産の販売価格】

それでは、ジョーホール州における住宅不動産はいったいどれくらいで取引されているのだろうか? というのが次に掲げる統計です。取引ユニット数は、新規物件に関してだけだと推測されます。
ここでもIskandar Malaysia という分類はありませんので、おおいに関係があるジョーホールバルの数字も掲載しておきます。

【コンドミニアム/アパート 】
1番目の数字がジョーホール州、2番目の数字がジョーホールバルです

最低価格: RM 92,000,  RM 92,000
第一四分位数:RM 140,000,  RM 150,000
平均価格:RM 225,634,  RM 234,392
中央値:RM 200,000,  RM 200,000
第三四分位数:RM 255,000,  RM 270,000
最高価格:RM 680,000,  RM 680,000
取引ユニット数:143ユニット、 118ユニット

Intraasia注:第一四分位数といった統計用語はインターネットで探すと簡単に説明が見つかります。平均価格より中央値の方がより実態を知るのに役立つはずです。

【2階/3階建てテラスハウス】
1番目の数字がジョーホール州、2番目の数字がジョーホールバルです

最低価格: RM 110,000,  RM 110,000
第一四分位数:RM 190,000,  RM 200,000
平均価格:RM 260,473,  RM 274,949
中央値:RM 250,000,  RM 260,000
第三四分位数:RM 308,000,  RM 330,000
最高価格:RM 688,485,  RM 688,485
取引ユニット数:667ユニット、 403ユニット

Intraasia注:このクラスのテラスハウスの場合、取引ユニット数はそれなりにある。ただコンドミニアム/アパートの範疇では1つの四半期で数百ユニットもの取引数にはならない、だろうことがわかりますね。

【2階/3階建て準一戸建て】
最後に、最も高額な住宅の範疇である2階及び3階建て準一戸建てを参考までに加えておきます。1番目の数字がジョーホール州、2番目の数字がジョーホールバルです

最低価格: RM 180,000,  RM 210,000
第一四分位数:RM 380,000,  RM 452,500
平均価格:RM 540,510,  RM 691,432
中央値:RM 525,800,  RM 620,000
第三四分位数:RM 628,000,  RM 812,500
最高価格:RM 1,450,000,  RM 1,450,000
対象ユニット数:115ユニット、 37ユニット


Intraasiaのひとこと
前回掲載のブログ記事では Iskandar Malaysiaに関する記事を複数長々と引用しました、今回はさらにジョーホール州とジョーホールバルの最新の住宅統計も紹介しました。統計数字は文字通り中立なデータです。

前回の記事で載せたような見方・予想と今回の統計数字から何を読み取るかは、読者の皆さん次第です。ジョーホール州とりわけIskandar Malaysia内に住むことを考慮している、または住むだけでなく投資も考えている方は、事前にできるだけ現地を訪れて、宣伝文句に惑わされずに自分の目で観察されることをアドバイスしておきます。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第2回と第3回

2013年03月19日 | マレーシアの住居知識と情報

第1回をご覧になっていない方は、まず始めに 2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』をご覧ください。

実は2012年に撮影した第1回分と第2回分は、当初イントラアジアのホームページに掲載する予定だったので、それ用に合わせて写真編集時にピクセル数をかなり落としました。そのため掲載した写真がいささか小さくなっています。

しかしその後、2013年2月19日付け記事で説明しましたように、Picasa のウエブアルバムを利用することにしたので、写真のピクセル数を大きく落とす必要はなくなりました。といってピクセル数が大きすぎても閲覧しにくいので、適度に落としてあります。

ということで、今回のシリーズ第3回分からは、掲載した写真が第1回分と第2回分よりも大きくなっており、見やすくなっています。今後はペナンシリーズも含めて、写真をこのピクセル数に統一するつもりです。

【Picasa のウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  •     当ブログの記事内に Picasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  •     そのタイトル (写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  •     Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  •     写真を1枚づつクリックするとその地理位置がGoogle 地図でわかる。
  •     地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  •     写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  •     全ての写真には短い説明を付けました。


閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、容易に閲覧できます。
詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

注意点
1.Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)、一切無視してください。

2.Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図 シリーズ第2回】 

 

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第2回


【クアラルンプール圏の住宅写真と地図 シリーズ第3回】

 

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第3 回

 

【イントラアジアのひとこと】
クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

と いうことで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


【感想を聞かせてください】
読者の皆さんから当ブログの感想も歓迎しますよ。
公開される場合は、下段にある「コメント」をクリックして書き込んでください。
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