マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

マレーシアマイセカンドホーム(MM2H) センターからのお知らせ: 宣誓管理官による認証は受けつけない

2015年07月21日 | プログラムに関連するニュース

マレーシアマイセカンドホームセンターのホームページに新しいお知らせが2つ掲載されましたので、それを訳して紹介しておきます。

【申請などのために提出する書類を宣誓管理官が認証することをもはや認めません】
-2015年7月1日付け-

マレーシアマイセカンドホームセンターは2015年8月3日以降、宣誓管理官(Commissioners for Oaths)が行う認証を受け入れません。

マラヤ高等裁判所の登録官からの指令に基づき、宣誓管理官は提出書類に関して原書類の複製である旨の認証を行うことはもはや許されなくなりました。
従って(提出しなければならない書類がコピーである場合)書類が原書類の複製であることを認証できるのは、大使館、マレーシアの公証人、または政府役人だけです。

Intraasiaのコメント
マレーシアマイセカンドホームプログラムでは、申請者がマレーシアマイセカンドホーム当局に提出する書類は、原書類の複製であることをごく特定した第3者に認証してもらわなければならないと定めてある。当サイトの規定に関するページの中でももちろんこの点を明記している。その特定された第3者の列から 宣誓管理官が除外されたというお知らせですね。

そこで当サイトでは、該当するページ(複数の記事)の ” 宣誓管理官” 部分に消し線を加えました。もし消し忘れがありましても、当記事を参照して 宣誓管理官を除いてください。 なお当サイトの一部記事では Commissioners for Oaths を宣誓官と訳した部分があるかもしれませんが、これは宣誓管理官のことです。


【マレーシアマイセカンドホーム(MM2H)センターはコピー取りサービスはしません】
-2015年7月7日付け-

マレーシアマイセカンドホーム(MM2H)センターは書類などをコピーする作業は行わないことをよく知りおきください。

申請者はマレーシアマイセカンドホーム(MM2H)センターを訪れる前に、MM2H サイトに書いてあるように、提出する複製書類(原書類のコピー)には全て必ず認証を受けておかなければなりません。

Intraasia のコメント
コピーを取るのは申請者側の責任ですから、いわば当然の念押しといえますね。 
取ったコピーには、上記のお知らせで明記されているように、大使館またはマレーシアの公証人または政府役人から認証を必ず受けなければなりません。



マレーシアマイセカンドホーム(MM2H) センターからのお知らせ: 物品とサービス税、会社名のこと

2015年01月09日 | プログラムに関連するニュース

マレーシアマイセカンドホームセンターは時々お知らせを公式サイトに掲載します。その中で読者の方々により関係あるものを訳してこのブログに載せています。
以下は最近現れた 2つのお知らせです。

【物品とサービス税(GST)が2015年4月1日から課される】- 2014年12月24日付けお知らせ

現在マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者は、マレーシア国内で製造または組立られた新車を1台購入する際、(自動車に課税される)物品税と販売税が免除されている、または参加者が国籍を持つ国または直近で居住していた国からその人自身が所有する車を1台自身の個人使用目的で輸入する際、(自動車に課税される)輸入関税と物品税と販売税が免除されている。

マレーシア政府は2015年4月1日から、物品とサービス税(GST)を導入します。現時点において、マレーシア観光と文化省は財務省から、マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者にはなんらかの免税措置を講ずるという公式の通知を得ていません。それは参加者が次のことに該当する場合です:

  •  マレーシアで製造されたまたは組立られた新車を購入する、または
  •  参加者が国籍を持つ国または直近に居住していた国からその人自身が所有する車を輸入する、

従って、2015年4月1日以降マレーシアで購入するまたはマレーシアに輸入する自動車は全て物品とサービス税(GST)が課されることになります。ただし財務省が免税措置を認めた場合はこの限りではありません。

【 Intraasia のコメント】
イントラアジアの「マレーシアの新聞の記事から」ブログでは、既に1年ぐらい前からこの物品とサービス税(GST)関連のニュースを伝えてきました。税率は 6%で確定している。 
2015年1月上旬の時点でも、GSTの免税品目と免税対象が全て明らかになっているわけではないので、これから徐々に確定して発表されていくことでしょう。

物品とサービス税(GST)とは、日本で消費税と呼んでいる税金種と大体同じです。しかしそれぞれの国で適用範囲が異なることは言うまでもありません。なお現行のサービス税及び販売税は全て廃止されて、GSTによって取って替わられることは決まっている。

マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者が車を買うまたは輸入する場合の特典が、物品とサービス税(GST)の実施によってどの程度変わるのかは、上記のお知らせのように、観光省側でも現時点ではわからない。
遅かれ早かれ決定されることなので、当ブログも公式お知らせが出た時点でそれを載せます。

追記:マレーシアマイセカンドホームセンターが2015年4月9日付けで次のようなお知らせを掲載しました。

【財務省からの通知:自動車購入における物品とサービス税(GST)の非課税扱いは行わない】

財務省は次のように決定しました:
マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者が購入する自動車には通常通り物品とサービス税(GST)が課税され、例外措置は受けられません。これは2015年4月1日以降適用される。

しかしながら、2015年4月1日以前に財務省宛に自動車購入における税金と関税の免税申請を行っていた場合は物品とサービス税(GST)の非課税措置が受けられる。ただしこの非課税措置は財務省が承認した日付から3か月間に限られる。

財務省は、この非課税措置を受けられる期間の延長を求めること、及びマレーシアマイセカンドホームプログラム下での自動車購入における物品とサービス税(GST)の非課税措置を求めることに対して一切考慮はしません。


【マレーシアマイセカンドホーム(MM2H)会社の社名に関して】- 2014年11月12日付けお知らせ

認可を受けた全てのマレーシアマイセカンドホーム代理業者に注意をお伝えします:観光産業法1992年に基づいて、マレーシアマイセカンドホーム(MM2H)会社は、マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加する申請に関することだけを取り扱います。
一方ツアー運営業と旅行代理業 (TOBTAB)の下で登録した会社は、ツアーとトラベル事業を取り扱います。

この2つ実体つまり MM2H と TOBTAB の間には線が引かれています、なぜならこの2つはその認可を得るためにそれぞれ異なる必要条件があるからです。

マレーシアマイセカンドホーム会社の中にその会社名をうまく利用している会社があっても、(この必要条件が異なることで)当局の取締り係官によるそういった会社の活動に対する監視を容易にする他にも、一般大衆や顧客の間にある混同を省くことができます。

従って、全ての認可マレーシアマイセカンドホーム代理業者の内で、ツーリズム活動を示す "Travel", "Tours", "Holidays" などの言葉を使っている会社にはその会社名を変更することを求めます、そして観光と文化省翼下の認可担当部門に相談してください。

【Intraasia のコメント】
この一文は公式サイトでよくある、不備のある英文で且つわかりにくい表現です。文意は上記訳文で間違いないはずです。
要するに、マレーシアマイセカンドホーム申請代理業者は旅行に関連することをそのビジネスにしてはいけないということです。

公式サイトが載せている、登録マレーシアマイセカンドホームプログラム代理業者の一覧表を眺めると、確かにトラベルに関連した単語を会社名に加えている会社があります。まぎらわしい会社名を持つ MM2H 会社も観光省に認可されて登録してから既に数年も経っている。本来ならもっと早期にこの件を徹底させるべきだったはずですね。


マレーシアマイセカンドホームセンターがプトゥラジャヤへ移転した

2011年08月13日 | プログラムに関連するニュース
当ブログの2011年5月4日付け記事『マレーシアマイセカンドホームセンターで質問した結果明らかになったこと』の末尾で、「センター職員から得た情報によると、マレーシアマイセカンドホームセンターは今年下半期(その何時かは未定としておく)にPutraJaya へ移転するとのことです。それは上部組織である観光省が新庁舎に移転することに伴うからだそうです。現センターのあるクアラルンプールのPWTC は誰でもアクセスしやすい場所ですが、プトラジャヤとなると公共交通面でいささか面倒な場所になりますね。」と書きました。

8月前半にマレーシア観光省が入居するクアラルンプールのPWTCを訪ねたら、まさにその移転が済んだ後でした。マレーシアマイセカンドホームプログラム公式サイトには7月末に移転したと、8月4日の日付で載っていることを後で知りました。

新しい住所
Malaysia My Second Home Centre
Kementerian Pelancongan Malaysia
Aras 10, No. 2, Menara 1
Jalan P5/6, Presint 5
62200 Putrajaya

これはマレーシア語表記です。公式サイトには英語つづりの住所が載っていますが、マレーシアでの住所はここに示したような表示が普通ですので、こういう表記に今から慣れておきましょう。なお英語表記でも郵便物はまったく問題なく配達されます。プトゥラジャヤでは”Presint”というあまり見かけない単語が使われていますが、いわば第5区ということです。Jalan は通りという意味です。

PWTC の受付で尋ねたら、観光省の部署はほとんど全てプトゥラジャヤの新庁舎へ移転したので、ごく一部の部署だけがPWTCに残っているとのことでした。つまりマレーシアマイセカンドホームセンターは完全にプトラジャヤの新庁舎へ移り、クアラルンプールにはセンターの出張所もないことがわかりました。

【行政首都であるプトゥラジャヤ】

プトラジャヤはマレーシアの新行政首都としてゼロから建設された人造都市であり、1990年代後半から機能しています。首相官邸が初期に移転して以来、各省庁が徐々にプトラジャヤの新庁舎へ移転していきましたので、観光省はかなり後発組みになります。移転先はさぞかしピカピカでモダンなビルのことでしょう。

とういうものの、クアラルンプールからは50kmぐらい離れている、クアラルンプールに比べれば公共交通面ではるかに不便、プトゥラジャヤの広大さ、といったことから、イントラアジアのように自家用車を持たない者には1日仕事になりかねません。なぜならまず本数の少ないバスまたは空港電車でPutrajaya Central 駅に着き、そこから適切なルートの乗り合いバスに乗って目的の住所地近くで降り、徒歩で庁舎を探し出さなければならないからです。プトゥラジャヤのバス停はこまめに設けてないのです、やれやれですな。

いうまでもなく、費用はいとわないという方はタクシーを使うでしょうが、余裕のない且つ自力で行動するイントラアジアはどこでも全てバスと電車で行動します。

ということで、近いうちに(日時は未定)新庁舎に移転したマレーシアマイセカンドホームセンターを訪れるつもりです。そしてこの場で報告しましょう。

銀行の定期預金利率が引き上げられた

2010年03月10日 | プログラムに関連するニュース
先週中央銀行が国内金融の基準になる金利を 0.25% 上げたことをうけて、3月9日主要5銀行が基準貸出金利を 5.8% に上げました。
そこで主要銀行は貸し出し金利引き上げに伴って、それぞれ定期預金金利も多少上げました。以下は国内3大銀行の場合(年率表示)です:

May Bank   1ヶ月定期 2.25%、 3ヶ月定期 2.3%、 6ヶ月定期 2.35%、 12ヶ月定期 2.75%
CIMB      1ヶ月定期 2.25%、 3ヶ月定期 2.3%、 6ヶ月定期 2.35%、 12ヶ月定期 2.6%
Public Bank  1ヶ月定期 2.25%、 3ヶ月定期 2.25%、 6ヶ月定期 2.35%、 12ヶ月定期 2.6%

マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者で50歳以上の者の承認に際しては:
次のどちらかを選択できます
マレーシアにある銀行に定期預金口座を開設して RM 15万を預ける、
または
政府認定の年金額が毎月 RM 1万あることを証明する

という条件がありますから、定期預金利率が上がれば、それは結構なことでしょう。もっとも次の条件も覚えておかねばなりません

定期預金の基準を満たしたプログラム参加者は、定期預金を預けた後1年を過ぎれば、マレーシアの住宅購入、またはマレーシアにおける子供の教育、または医療費 用に認められる支出として、最大 RM 5万まで引き出すことができます。
(その場合でも)定期預金開設後2年目以降及びこのプログラムに参加してマレーシアに滞在している間中は、定期預金口座に最低 RM 10万の額を維持しなければならない。

日本人参加者の多数派は、恐らく定期預金方法を御取りになるのではないでしょうか。

以前もこの場で書きましたように(11月13日付け 【マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加せずにロングステイ(中長期滞在)する】)、マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加しなくたってマレーシアにロングステイできます、もちろんそれ自体はなんら法律に違反することにはなりません。その場合、基本的には銀行に口座を開設できないでしょうが、そこはマレーシア、銀行によってはまたは支店によってはひょっとして認めてくれる場合も出て来るかもしれません(今ではその可能性はまずないでしょう)。ただし口座開設申請者にコンドミニアムであれ住宅であれ住居地の住所があることが前提です。

お知らせ: 左側の最新記事欄にある【マレーシアでのロングステイに関して現在お持ちの不安や心配な点は何ですか? 】 でアンケートを行っていますので、クリックして開いてから投票していってくださいね。
 
【2011年8月の追記 現時点での定期預金金利】
マレーシアの2大銀行の1つ CIMB 銀行の場合ですが、銀行間における利率の差はごくごくわずかです。利率の変わり目毎に列記します:

1ヶ月定期 3.00%、 3ヶ月定期 3.05%、 6ヶ月定期 3.10%、 12ヶ月定期 3.15%, 36ヶ月から47ヶ月定期 3.30%, 60ヶ月定期 3.65%(最長期間です)


マレーシアマイセカンドホーム参加者の住居購入率は低い

2009年05月28日 | プログラムに関連するニュース
5月27日の新聞に載った記事から抜粋します:

よく知られた不動産及び不動産調査会社のHenru Butche Malaysia がセミナーの席上で明らかにした数字です。 2002年から2008年までにマレーシアマイセカンドホームプログラムに参加した人 11738人のなかでこの期間中に住居を購入した人は 510人だけでした、その購入総額はRM 4億です。同社の社長は言う、「もし参加者が皆住居購入すれば、年間1676の住居が売れるはずです、そうればRM 11億になります。」

さらに語る、「全国不動産情報センターの調査によれば、2003年から2008年までに全国で販売された住居の総ユニット数 756000 の内で、外国人が購入者の場合は 0.62%にすぎません。外国人に最も人気良い不動産は 価格帯がRM 25万から50万のものです。 」 この情報センターが調査した州は、スランゴール州、ペナン州、ケダー州、ジョーホール州、サバ州、クアラルンプールなどの7州でした。 マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者の住居購入者で多いのは、中国人、英国人、日本人です。

「外国からの不動産投資家に、マレーシアの不動産は他国の不動産より価値ある、不動産の価値が安定していると信じさせることが、現在の課題です。外国人不動産投資家は馴染みあるところに投資しがちです。2008年のマレーシアの受け入れた外国人訪問者数は2200万人です。 その0.01%の人に不動産に投資するように説得できれば、2200 の住居が売れるのです。」 「マレーシアマイセカンドホームの目指すところとして、マレーシアの競争力をますために、不動産業界はマレーシア不動産 Inc の国際展示会に参加すべきです。」 マレーシア不動産 Inc は国際不動産投資の目的地としてマレーシアの不動産を売り込み且つブランド化するために政府のイニシアチブで設立されました。その主たる対象国は、シンガポール、韓国、英国、日本、香港、インドネシアです。


Intraasia注: 不動産業界からのマレーシアマイセカンドホーム参加者に住居を買わせよう、買ってもらおうという、発言がしばらく前からかなり目立ちますね。現実には、購買率は高くないことが、この発言でも明らかになっています。本来、住居を買える余裕のある層がこのプログラムの対象ですから、不動産業界のこの狙いは別に不思議ではありません。でも買う買わないは参加者の決めることですから、今後変化が生まれるのでしょうかね?


マレーシアマイセカンドホームプログラムに関する最近のニュース記事

2009年05月26日 | プログラムに関連するニュース
5月25日付けの英語紙に載っていた記事を抜粋します。

マレーシアマイセカンドホームプログラムを扱う認定代理業者は全国に 200社あります。マレーシアマイセカンドホームプログラムはこれまでも時々修正されてきました。今年2月のプログラムの規定変更は、認定代理業者から好意的に捉えられています。 認定代理業者の協会の議長は言う、「プログラムは以前のシルバーヘアープログラムが現在名に変更されて以来、大きく向上しました。観光省はこのプログラムの重要性を十分に知っています、経済成長に寄与し、何十億リンギットの金をもたらします。」 「多少の不満はあるものの、プログラムから益をこうむるものの多くは進捗に満足しています 。協会は政府、観光省のトップと緊密な関係を持っています。」

このプログラムへの参加者は通算12000人ほどです。「観光省は最近、お好みの訪問地として、また引退後の生活地としてマレーシアを売り込もうと、急激に乗り出しています、とりわけ中国と日本においてです。さらに省はカナダのようなその他の国でも展示会などを通じてマレーシアマイセカンドホームを売り込もうとしています。」 現在観光大臣は英国で観光呼び込み活動をしています。英国人のこれまでのマレーシアマイセカンドホームへの参加者は1500人ほど、これを1万人に増やしたいとの目標です。

「外国人は不動産を所有できますし、その不動産を売り払っても不動産利得税を払う必要はありません。」 と議長は語る。入国規定の緩和や観光省など官庁の売り込み努力で、今年のプログラム参加者は増えるだろうと、議長は見ています。

ある認定代理業者は語る、「マレーシアマイセカンドホームはマレーシアを世界に売り込むにぴったりの企画です。引退してマレーシアにやって来る外国人とマレーシアで働きたい外国人、とりわけ高い自己価値を持った人たち、を区別する必要がある。この2つのグループは全く違った意図を持ったグループです。マレーシアマイセカンドホームがこの2つを1つの範疇に入れてしまうと、我我代理業者を含めて皆を困惑させます。さらにプログラムが悪用されかねません。」


Intraasia注:マレーシアマイセカンドホームの狙いは外国人にゆったりと優雅な老後生活を送ってもらい、そのことでマレーシアで金を使わせようというものですから、対象は裕福層の外国人であり、そのためにいろんな特典、まさに優遇措置です、が与えられます。今年のプログラム改正で種種の条件付で働くことも認めることになりましたが、プログラムの趣旨に合わないことだと感じます。この記事でも言及されていますね。


マレーシア不動産の展示会を大阪と東京で開催する

2009年03月29日 | プログラムに関連するニュース
最近次のような内容のニュースが当地の新聞に載りました。 マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加をお考えの方にもかなり関係する面があるニュースなので、ここに抜粋訳し載せます、さらに少しコメントもしておきます。
なおマレーシア官民合同の機構であるマレーシア不動産インコーポレイトは、マレーシア不動産を海外に売り込もうと昨年設立されました。

以下は記事
マレーシア不動産インコーポレイトが売り込む市場の主対象はシンガポール、英国、日本、香港、インドネシア、湾岸諸国、です。2次不動産市場の対象としては中国、インド、パキスタン、バングラデシュです。 

マレーシア不動産インコーポレイトは昨年12月に初めての国外展示会を東京で成功裏に開催しました。4月始めには英国での不動産展示会に参加し、さらに7月にも英国で展示会を行います。日本での2回目のマレーシア不動産展示会は4月17日と18日に大阪で開催し、4月25日と26日に東京で開催します。 12月の時には1000人を超える参加者がありました。 日本での初の展示会の時、マレーシア不動産インコーポレイトのチームは、マレーシアを知っている日本人が多くないことを発見しました。そこで日本人メディアをマレーシアに招待して記事にしてもらう案が出ています。 マレーシア不動産を売り込む前に、マレーシア観光省と協力してマレーシアを売り込むことが先だと、マレーシア不動産インコーポレイトの取締役は語る。

マレーシア不動産インコーポレイトの議長は語る、「難しい点は、海外の投資家に、マレーシア不動産は他国のサブプライム不動産より価値があるということを、納得してもらうことです。マレーシアは不動産投資家に示すたくさんのものがあります。外国人は(一定価格以上の不動産を)いくつでも購入できます。登記もその購入者の名前で行い、不動産利得税、相続税、不動産贈与税、がありません。」 「マレーシア不動産の売り込みには、我々は2本柱を用います: 1つは魅力的で投資効果が高利回りである、もう1つはお金に見合った価値を備えたセカンドホームです。」

「我々の焦点は、マレーシアを好まれる不動産投資先とセカンドホームの一つにブランド付けすることです」 マレーシア不動産インコーポレイトは今後年間RM 400万ほどの予算を使って、そのブランド化に励むとのことです。 「マレーシアは昨年の国内の不動産総取引高 RM 25億の中で、外国人はわずか3% だけを占めています。シンガポールでは25%にも達しています。我々の目標は最低RM 100万の不動産を買う外国人購買者 1万人を引き付けることです。」
以上

Intraasiaのコメント
同程度の高級不動産物件で比較すれば、タイ、ベトナム、カンボジアの方が高いという調査などがたまに現れます。確かにマレーシアの高級不動産は近隣諸国よりお値打ちみたいです。マレーシアは税制上貧富の格差を拡大させている国ですから、皮肉な捉え方をすれば投資者には好都合です。昨年12月の東京展示会のニュースはIntraasia のサイトでも掲載しました。RM 100万=3000万円 なら日本の不動産では考えられないほどゆったりしたそれでいて質もまあまあの不動産が買えます。4月の展示会に足を運ぶのもいいのではないでしょうか。 

ところでマレーシア不動産が日本で知られてないのは当たり前のことであり、そういうことを知らないのは、英国留学者など主体のマレーシア不動産インコーポレイトの人員構成にありそうですな。 日本人によりマレーシアを知ってもらうには、マレーシア観光省の売り込みスタイルだけでは不充分です、彼らはすでに20年以上日本で宣伝しているではないか。 マレーシアを伝える当サイトみたいなところにも協力を呼びかけることですな、しかしマレーシア不動産インコーポレイトや観光省のような官僚と企業人間には、この種の存在が見えないのです。


マレーシアマイセカンドホーム参加者に身分証を発行する

2009年03月24日 | プログラムに関連するニュース
マレーシアマイセカンドホーム参加者に身分証明証を発行することがこの3月から始まりました。このことを発表した観光省によれば、すでに30人の参加者が身分証を受け取ったとのことです。「この理由は、参加者がいつもパスポートを持ち歩かなくてもよいようにもっと便利に生活できるようにすることです。現在参加者に連絡して、身分証明証の発行を申請するように伝えているところです。」 と観光省の事務局長は ”マレーシアマイセカンドホーム再ブランド化 ”キャンペーンの開始式で述べました。

”マレーシアマイセカンドホーム再ブランド化”においては、参加者がマレーシアに投資できる、マレーシアにとって重要な限られた分野でパートタイムで働くことを認める、マレーシア人と結婚した外国人配偶者にもマレーシアマイセカンドホーム参加を認める、といった調整が加えられました。 「今では観光省内のマレーシアマイセカンドホームセンターに Imigresen係官が常駐しているので、申請者はImigresen本庁へ足を運ぶ手間が省けます。」

(Intraasia注:国民登録庁がマレーシア国民に身分証 Mykad を発行します、労働許可証を得たエクスパトリエイトや留学生にはImigresen がI-Kad を発行します。よってマレーシアマイセカンドホーム参加者にもImigresen が同様の身分証を発行することになったということですね)