空、この時期にしては、気温はまあまあでした。傘・・今は一部の人を覗いては専らコウモリ傘です。この「傘」近頃
雨が降っていても差すことが少なくなりました。
誕生日のお祝いにと、10年ほど前に、バーバリーの傘を買って貰った
事があります。
駅前にあるステーションホテルのレストランで「ビヤパーティ」をする
からと、連絡を貰い、そのバーバーリーの傘を持参したのですが、傘立て
に入れていたのに、帰りには、無いのです。
レストランの支配人にその旨伝えましたが知らん顔されました。
「便宜上置いているだけで、盗難にまでは責任もてない」と。
悔しかったですね～。信用問題に関わると思うのですが、僕は気が弱い
男ですから、それ以上文句は言えませんでした。以来傘は、ホームセンター
で1本500円くらいの傘しか持たないことに決めました。
それでもゴルフ用の傘は500円・・と言うわけにはいきませんから、それ
なりの値段の、雨漏りがしない物を使っています。
TVドラマの「京都殺人案内」の主役、藤田まこと演じる音川音次郎は晴れの
日でも折りたたみの傘を持っています。
何故・・何時もそう思っていました。やっと分かりました。つい先日の
再放送を観ていたら、劇中その理由を言っていました。
「傘を持って出なかった自分に、女房が届けに来る途中事故に遭い亡く
なった、だから、今は傘は常に持ち歩くようにしている」と。
このシリーズは30回に近く、確か1980頃から始まったと、記憶しています。
音川音次郎（藤田まこと）課長（遠藤太津朗）との掛け合いが面白くもあり
また、娘役の（萬田久子）との、ほのぼのとした親子関係も、観る側の
楽しみでも有ります。
傘の話がとんでもない方向へぶれてしまいましたが。写真のような
和傘、この傘が僕は好きでした。傘を叩く雨音が良いんですよ。
今は和服でも着ないと差せませんがね、その前に、和傘を持っては
いませんでした・・・。