ttt

getttyent

Solaris10のtelnetにパスワード無しでログインできるセキュリティホール

2007-02-14 02:00:47 | デジタル・インターネット

私も今さきほど自分自身で、確認しました。やばいですね。Solaris10の管理者の皆さん、寝てないでさっさと起きて対策を…

Solaris 10/11にtelnetログインの脆弱性
http://slashdot.jp/security/07/02/13/1529253.shtml

Sunからの情報。
http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-102802-1

まずは、さっさとtelnetデーモンをとめろ、ってことだそうで、管理者権限で以下を実行。

svcadm disable svc:/network/telnet:default

そもそも、telnetなんか使うな、という話もあるわけで。

☆ ☆ ☆ 

かつてRealVNCでパスワードなしでサーバに接続できてしまうセキュリティホールがありましたが、RealVNCの場合、

  1. 被害者側では、特殊用途のため一部の人しか使わないであろう、RealVNCというソフトをわざわざインストールしている
  2. 悪意あるものは、クライアントソフトに細工をする必要がある(たぶん簡単にそういうモノを入手できてしまうのでしょうが…)

という2条件がそろう必要があったのに対して、今回は

  1. Solarisの場合、telnetデーモンは、昔から、OSインストールしただけで、普通に動いている(もしも事実誤認でしたらすみません。でも個人的に経験的にそうでした)
  2. クライアントソフトは、ごくありふれたありものをそのまま使うだけでいい

ということなので、かなり深刻かなと思われます。

もしも、Solaris 10がいまだにそれほどの数は稼動していない、ってことがあるとすれば、不幸中の幸いかもしれません。

Solaris 10よりも前のバージョン(~Solaris9)では、このセキュリティホールについては大丈夫だそうです。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。