暑い! 何だこの暑さは?!と言いたくなるくらいの文句のない天気です。 堤防で感じる風の何と爽やかなこと。 申し分なし!です。 きのうまでの天気は一体何だったのですか!!! (沖縄は梅雨入りとか)
(定禅寺通りのケヤキ並木です。)
それに比べて、橋下大阪市長(維新の会代表というべきか)の従軍慰安婦の発言や風俗店へのお誘い発言は一体なんですか? 日本民族の国辱です。 アングロサクソンに大和撫子の買春を勧めるなんて!!恥知らずも極まれりです。 石原と言い橋下といい、ケータイと同じくガラパゴス化そのものの発言です。 世界の笑い者、日本の恥です。もちろん安倍自民党もそうです。
そこいくとこの人たちは偉かった。 信念を曲げなかった。 日本人として誇りを持って生きてきた。 こういう日本人がいたことを誇らしく思います、愛国者として。
午後からメディアテークに行ってきました。 『尊厳の美術展 The Art of Gaman』
今から70年前の日系市民の強制移住、強制隔離政策のなかでの日本人たちの誇りを失わない生き方を、彼らの手作りの作品を通して見てきました、感じてきました。
(もっと早く全国で開催すべき展覧会です。 去年の11月に東京で開催、今年になって福島、今仙台、6月は沖縄、7月は広島で開催となっています。)
フラッシュをたかなければ写真撮影はOKでしたので、遠慮なく撮ってきました。2回に分けてお知らせします。
収容所の風景から。
サンタフェ(SANTA FE)収容所。 カワモトさん
収容所の風景です。 作者不詳
これは、サンタ・アニタの地図のある飾り板 です。
収容所の 住宅模型 です。 トシマさん
こういうものまで作りました。 仏壇です。 キチタロウ・カワセさん
これも 仏壇です。シンタロウ・オオニシさん
収容者は、小さな仏壇を除いては持参することができず、自作したものです。 (薪用の)丸太をくり抜いて、扉の開閉もできる本格的な仏壇を作りました、とのことです。
さらに、こんなにも見事な日本人形も作っていたのですね。
説明文によると、右側の人形は タニ・フルハタさんの作品で、タニさんは助産婦だったそうです。人形の服は、収容所の居住者から提供してもらった生地などを縫い合せて作りました。
多くの収容所では、手先の器用な人たちが日本人形教室を開いて、その技術を伝授したそうです。
服装やポーズによって日本の格式や伝統を表現しました。 日本人形は、タニ・フルハタさんとサチコ・カワサキさんの作品です。
これは サムライ人形 です。
かなり小さい人形でした。 キノエ・アダチさん作。
サムライと言えば、これ 刀です。
木刀のように見える向こう側の刀は、カメキ・フクムラさん、下の鞘付の刀は、トミタロウ・サノさん作。
強制収容所で日系アメリカ人は、どういう思いで作ったのでしょうか。思いを馳せなければいけないと思います。
主催者は「はじめに」の中でこう言っています。
「・・・、限られた材料と道具をもとに作られた美術工芸品や日用品の数々です。作品に施された見事な装飾や優れた造形からは、生活を少しでも豊かにしようとする日系アメリカ人たちの尊厳が感じられます。・・・、日系アメリカ人たちの”不屈の精神”や”創造性”に触れていただければ幸いです。」