越前クラゲ・・悩む深川氏・・

写真と連動した・・私のブログ経営者ブログ・・

「鯖のみそ煮とバスケのコーチ」
http://newcity.keikai.topblog.jp/

は上記からご覧下さい。

でも一応投稿！


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＜今日も板長の言葉で書きます＞

板長・・４日も投稿を休んでしまった。



一昨日と昨日は、三春屋さん地下で「虎鯖　棒すし」を
試供品の形で販売・・朝早くの物作り

そして・・昨日の早朝は



日の出丸に乗船・・８tabeＴＶの収録です。

※ここで放映日の訂正を・・前回の投稿で間違いが・・
確かな　　放送日と時間は下記です。

１０月１０日　　午後４時５５分～５時２５分



板長と深川氏の思いは・・
「海を守り漁をして、日々努力する船員さん達の姿を放映して欲しい！」です。

今回は、板長の鯖の放映・・なのかも・・
でも・漁師の方々がいなければ何も始まらないのです！

今、八戸の海は・・「明と暗」が同居しています。



週に何千トンと水揚げされる・・巻き網の鯖・・
形が良く・・現時点では豊漁です。

しかし・・定置網ではどうなのか？



こいつ・・越前クラゲで壊滅状態！

昨日の漁を初めから伝えます。



朝２時に出港です・・白波・・何時見ても・・頭が空になる。

魚場に行く前に・・深川氏が、寄って行くところがある・・と





船内に取り込んでいるのは「海水氷　シャーベット」です
深川氏は、谷口が乗るなら、これで鯖を冷やして・・と

そうです、海水氷で〆た鯖を肌の色を変えないで
鮮度がどれだけ保てるか・・の実験用の氷です。

深川氏は、将来の魚の流通なくして・・八戸港の明日はない・・と



しかし・・魚場に到着して網を引き上げますが
いつもと船員さん達の・・動きや表情が違う・・

聞くと・・「越前クラゲのやつで重い」
「魚なんか入っていない・・」





この日の海は、潮の流れが早く・・網が流され
クラゲの重さとで・倍以上の負荷が網に・・

越前クラゲが網に中に入る・・これは
他の魚が入らない事を意味します。

魚は越前クラゲには寄り付きません
動きの遅いクラゲが網の口付近にいるだけで魚は逃げるのです。

そして・・１匹大きな物で２００キロもあるクラゲが多いと
強く引き上げると・・網が重さで破けます。

また、越前クラゲの足の部分には毒があります
魚が触れると変色して・・売り物にはなりません！

やっかい物の越前クラゲの除去が・・今日の仕事でした。

テレビクルーは鯖が入る事を期待しての乗船でしたが
鯖は０・・思惑がハズレました。



深川氏は、少ない魚を海水氷に漬け込みます。
海水氷で冷やされた魚の肌の色を見たかったのでしょう。



朝焼けの八戸の海・・この光景は・・見事の一言
実に「美しい！」

この美しさに大漁が重なると・良いのだが



水揚げの量は・・僅かしかなかった・・

テレビクルーの方々も・・良い経験をさせてもらった・・と

企画は鯖なので・・クラゲの事はあまり伝えられないけど
事実に基づいた放映をします・・と！

ホテルに戻り・・即・・新物の鯖を２００本捌く板長・・
多くて８０本の仕込みが・・倍以上・・

新物の鯖の仕込みは、今この時期しか仕込めない
「秋鯖・・八戸の鯖」

これが・・日の出丸からの鯖なら・・どんなに嬉しい事か

でも・・これが事実の海の出来事・・
今朝も深川氏と乗り組み員は・・除去作業で海に出た！

板長も行こうと思ったが・・起きられなかった！


海水氷で鯖を売る・・この取り組みと
越前クラゲに翻弄される・・定置網

深川氏の八戸の魚への思いに敬意表して・・今日は終わります。





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