第2回:原始爬虫類および恐竜 両生類、単弓類、および爬虫類
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の拡大写真。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の頭骨。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の帆。
エダフォサウルスは、石炭紀からペルム紀の北アメリカ・ヨーロッパに生息していた草食性の原始爬虫類単弓類である。恐竜ではない。背中の帆が特徴的で、横突起が多数生えている。
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オフィアコドン(Ophiacodon)(上)とエリオプス(Eryops)(下)
オフィアコドンは、ペルム紀の北アメリカに生息していた肉食性の原始爬虫類単弓類。エリオプスは、ペルム紀の北アメリカに生息していた両生類。
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ディメトロドン(Dimetrodon)。
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ディメトロドン(Dimetrodon)の頭骨。
ディメトロドンは、ペルム紀の北アメリカに生息していた肉食性の原始爬虫類単弓類。今や、帆かけ恐竜といえばスピノサウルスだが、テツが子供のころは、スピノサウルスはメジャーではなく、最もかっこいい帆かけ恐竜(実際には恐竜ではないが)といえば、ディメトロドンであった。エダフォサウルスも帆かけ爬虫類単弓類だが、こちらは草食なので、ディメトロドンほどクールではない。
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ディプロカウルス(Diplocaulus)。
ペルム紀の北アメリカに生息していた両生類。
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ディアデクテス(Diadectes)。
ディアデクテスは、ペルム紀の北アメリカに生息していた、両生類と爬虫類の中間的な形態を有する草食動物。
上記ペルム紀の原始爬虫類単弓類・両生類の化石の多くは、テキサス北部で、ハーバード大学の教授によって発掘されたものである。
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デイノニクス(Deinonychus)。
白亜紀の北アメリカに生息していた肉食恐竜。
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恐竜の化石コレクション。
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トリケラトプス(Triceratops)の頭骨。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5a/f229de30e578089af63cd9adc04fcfd5.jpg)
トリケラトプス(Triceratops)の頭骨(横顔)。
(161028追記)
テツが子供のころ読んだ本には、エダフォサウルスやディメトロドンは“哺乳類型爬虫類”であり、爬虫類から哺乳類への進化の途上にある生物であると位置づけられていた。ところが、これは時代遅れの考え方で、かつて哺乳類型爬虫類と呼ばれた生物群は、現在は単弓類というグループに分類されており、両生類から進化し、哺乳類の祖先にあたると考えられている。つまり、進化の流れは、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類ではなく、魚類→両生類→単弓類→哺乳類であり、爬虫類と哺乳類に、進化的な繋がりは存在しない。
単弓類の特徴は、頭骨の眼窩の後ろの側頭窓が1個である点である。爬虫類は2個の側頭窓を有する。また、単弓類は、犬歯など、形状の異なる複数の種類の歯を有しており、全て同じ形状の歯を有する爬虫類と異なっている。
ディメトロドン、イノストランケビアなどの単弓類は、ペルム紀において繁栄し、一旦は地上の覇権を握ったが、古生代末の大量絶滅期に勢力が衰え、次の時代の覇権を爬虫類に奪われてしまった。この結果、哺乳類は、約2億年続く中生代を、耐え忍びながら生き続けることになった。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の拡大写真。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の頭骨。
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エダフォサウルス(Edaphosaurus)の帆。
エダフォサウルスは、石炭紀からペルム紀の北アメリカ・ヨーロッパに生息していた草食性の
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オフィアコドン(Ophiacodon)(上)とエリオプス(Eryops)(下)
オフィアコドンは、ペルム紀の北アメリカに生息していた肉食性の
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ディメトロドン(Dimetrodon)。
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ディメトロドン(Dimetrodon)の頭骨。
ディメトロドンは、ペルム紀の北アメリカに生息していた肉食性の
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ディプロカウルス(Diplocaulus)。
ペルム紀の北アメリカに生息していた両生類。
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ディアデクテス(Diadectes)。
ディアデクテスは、ペルム紀の北アメリカに生息していた、両生類と爬虫類の中間的な形態を有する草食動物。
上記ペルム紀の
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デイノニクス(Deinonychus)。
白亜紀の北アメリカに生息していた肉食恐竜。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ba/638506e3ca11391c3ca272100a77396f.jpg)
恐竜の化石コレクション。
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トリケラトプス(Triceratops)の頭骨。
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トリケラトプス(Triceratops)の頭骨(横顔)。
(161028追記)
テツが子供のころ読んだ本には、エダフォサウルスやディメトロドンは“哺乳類型爬虫類”であり、爬虫類から哺乳類への進化の途上にある生物であると位置づけられていた。ところが、これは時代遅れの考え方で、かつて哺乳類型爬虫類と呼ばれた生物群は、現在は単弓類というグループに分類されており、両生類から進化し、哺乳類の祖先にあたると考えられている。つまり、進化の流れは、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類ではなく、魚類→両生類→単弓類→哺乳類であり、爬虫類と哺乳類に、進化的な繋がりは存在しない。
単弓類の特徴は、頭骨の眼窩の後ろの側頭窓が1個である点である。爬虫類は2個の側頭窓を有する。また、単弓類は、犬歯など、形状の異なる複数の種類の歯を有しており、全て同じ形状の歯を有する爬虫類と異なっている。
ディメトロドン、イノストランケビアなどの単弓類は、ペルム紀において繁栄し、一旦は地上の覇権を握ったが、古生代末の大量絶滅期に勢力が衰え、次の時代の覇権を爬虫類に奪われてしまった。この結果、哺乳類は、約2億年続く中生代を、耐え忍びながら生き続けることになった。