先週テレビで取り上げられ居た話題 少し切ない気持ちで見ていた
各地で障害者に関連する施設の建設に当たっての反対運動である
何の建設でも利害関係があり 賛否あるが余りにも利己主義でないか
江東区でも 以前 都内のゴミ処理を多く受け容れ夢の島が出来た
しかし膨大な車の通行 ゴミの散乱 ハエの大量発生などで悩まされた
この頃から 自分の区で発生したゴミは 区内処理がされるようになった
これは望ましい解決策でもあった
ただ この他の問題では 個人の権利ばかりが目だつようになった
例えば葬祭場 いつかは世話になるのに近くではダメと反対する
保育園さえ嫌われるようになった
自分の子供が大きくなったら 子どもの叫び声が鬱陶しく聴こえる
うるさいから建設反対の声が上がる
更には 障害者施設にいたっては 何も知識が無いのに反対する
理由は何かされると怖いからとか 不自由な身体が見ていて嫌悪する
突然声を上げたり ぶつぶつ言うのが怖いとも言う
これだって たまたま自分が 或いは家族が障害者では無いから言える
しかし 何時 自身が 障害者になることだってある
病気にもなれば 交通事故もある 認知症にもなる 明日は分からない
こうして 障害者関連施設など建設を支援する法律が昨年制定された
趣旨はこうした偏見を取り払い 差別を解消して行こうというものである
これまでは周辺住民の合意が必須だったものが一応は消える
だからと言って強引に建設では 仲良く共存が出来ない
行政も積極的に中に入り 偏見を解消させていく
施設側も積極的に住民に説明して 疑問点や怖れを緩和させている
障害者も一人の人間だ
健常者と同じ生活は無理だが これに等しい気持ちで生きて行きたい
差別 この言葉が 私は一番嫌悪する
話は変わるが ここ数日 聴力の無くなった音楽家 佐村河内守さん
人生の途中で激しい耳鳴りから完全に聴力を失い それでも音楽に生きた
絶望の中から交響曲 ひろしま を創り上げ多くの感動を得た
ベートーベンの再来かとも言われたが 私も感動を覚えた
絶対音感で 確かにピアノを弾いていた
だが これは別人が作曲していたと衝撃の話である
どこで 彼の才能が歪曲されていったのか 残念である
音楽の才能も確かにあるし 障害を越えて生きる力であったはずだ
にせの本人像と楽曲 何か哀しい思いがしてならない
あそか病院前の紅白の梅
昨日は 介護施設の私との歌の時間
例の盲目の女性 最前列に居て 殆どの曲を伴奏に合わせて歌っていた
眼をあけないけれど 表情は穏かに楽しんでいる
先生が大好きと声を上げる女性が居る
私が有難うというと 他からも私も大好きよとざわめく
みんなで一体となって歌うこの時間 あたたかいなぁとしみじみ思う
最後までお読みくださいまして有難うございました
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