パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

常念山脈縦走② 大天井岳

2017年08月27日 | 
朝食を済ませて常念小屋を出るとなかなか良い天気。



さっそく出発!

段々と高度を上げていくと槍・穂高の絶景が!




振り向けば常念


岩肌の質感まで感じとれます。


常念岳は少し距離をとった方がかっこよく見えますね。


光の当たり加減で刻々と様相を変えるものだから目が離せません。


そしてコマクサが姿を見せ始めます。夏の八ヶ岳ぶりです。


常念を背に歩きます。


大天井方面はハイマツの緑が夏らしい。


常念が...


どんどん小さくなって行きます。


天気はますます良くなっていきます。

お花畑を抜け見晴らしの良い広場に出ると


正面に槍ヶ岳!

ここで少し休憩。ゆっくり眺めます。


槍アップ


さあ大天井岳が近くなってきました。

ここでやっと登場!


雷鳥です!


子連れでした。

かなり至近距離で見ていたのですが全く逃げません。



いやあ、顔がだらしなくなりますなあ。

この後さらに違う親子にも会えました。


そして山頂がすぐそこに見えてきました。


ガスが上がってきてるので休憩の前に登頂しましょう。


大天井岳登頂!

槍は残念ながら隠れてしまいましたが、スバラシイ展望でした。

この大天井岳はあまりクローズアップされることが無いように思いますが、個人的にはかなりの名峰だと思いました。

槍、燕、常念といった有名峰に囲まれて単なる分岐点の山になってしまっている感がありますね。いい山なのに…。


そして燕岳へと続く稜線

それでは北アルプスの女王に会いに行きましょう!


つづく





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常念山脈縦走 ①蝶ヶ岳~常念岳

2017年08月24日 | 
去年の夏に行った槍・穂高連峰縦走は感動的な風景が続く素晴らしいものでした。

その槍・穂高から望むピラミダルな山が気になっていたのですが、近くにいた人が常念岳だと教えてくれました。

いつか登ってみたいなと思っていたのですが、案外早くその時が来たようです。

今年はアルプス初挑戦の相棒と2人旅であり、また足の怪我がまたもや痛み出したこともあって危険個所が少ないと言われるこの山域を訪れることにしました。

今までの北ア遠征のように挑戦的要素はありませんが、槍・穂高の絶景を望みながらの旅はきっと幸せなものとなるでしょう。


まずは博多から名古屋まで行ってネカフェ泊。去年と全く同じルートなので問題なし。

翌日始発の特急とバスで昼過ぎに上高地到着。

相変わらず賑やかな上高地


梓川と焼岳


美しき林道を歩くこと3時間

去年と同じく横尾山荘にお世話になります。

ここは入浴ができるので助かります。

次に風呂に入るのは下山した時となりますので。


翌朝ゆっくり支度をして出発。

天気は良いようです。

この日は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まるゆとり計画なので気が楽です。

始めは樹林帯の急登となります。

しかし登りはじめてすぐに


槍が見えます!

今回の旅で見たいもの、それは槍ヶ岳、雷鳥、コマクサ。

早くも1つ目クリア。


その後もなかなかの登りが続きますがちょくちょく槍が見えるのでそのたびにテンションが上がってさほどつらくはないのです。

2時間ちょっとで稜線に出ました。

そしてお待ちかねの大パノラマ!


槍!


そして穂高!

なんだか不自然なほどダイナミックな眺めです。

1年前の記憶が甦ります。あそこを歩いたんだなあ、よかったなあ、げへへ。


その後はなだらかな稜線を蝶ヶ岳へ向かって歩きます。


蝶ヶ岳登頂!


山頂より

夏雲が湧くのが早く山頂部が隠れてしまったのは残念でしたが、いかにも夏山といった感じでした。

さあ、本日の行程は終了!なのですが、なんとまだ午前9時です。

さすがに早すぎるということで休憩後常念岳を目指すことにしました。

ヒュッテでカップラーメンを食べて外に出ると雨!

さっきまで晴天だったのに...。

とりあえず出発。

ガスで展望のないまま歩いていくと、どんどん下って樹林帯に入ってしまいました。

余りにも下るので下山しているのでは?と思いすれ違う人に聞いてみたのですが道はあっているようです。

常念への道は展望の稜線歩きだと勝手に思っていたのでちょっとショック。

さらに下った分を登り返すとやっと樹林帯を抜け出します。


振り返る樹林帯


岩がごろごろとして雰囲気が変わってきた稜線

ここから常念までも結構な距離がありました。


常念に続く道


振り返る縦走路


見えてきた山頂


やっと頂上


常念岳登頂!

このころには天気も回復。


常念山頂より

雲が多く槍・穂は隠れてしまってましたが、なんだか妙に説得力のある山頂からの景色でした。

山岳宗教はこうやって生まれるのでしょうか?

さて、ずっとここに居たいくらいですが常念小屋に向けて下らなくてはなりません。


常念小屋方面

この下りが意外なほど堪えました。


小屋は見えているのに全然近づきません。

ヘロヘロと下っていると小屋の方から子供の声で

「槍ヶ岳が見えてますよー!!」

ばっと横を見ると


厚いガスの切れ目の窓から槍が...!

これには助けられました。元気を出して一気に小屋まで下ります。


振り返る常念岳

本日はここまで。

常念小屋にお世話になります。

満室のようで、布団を収納する押入れ的な部屋に案内されてそこに4人で泊まりましたがこれも良い思い出です。

初日は天気にもまあ恵まれ、お目当ての常念にも登り上出来といえるでしょう。


翌日は大天井岳を目指します。


つづく。











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台風接近 三郡縦走

2017年08月23日 | 
盆前のことですが、久しぶりに三郡縦走をしてきました。

台風が大接近していますが、お盆休みの北アルプス遠征前にトレーニングしておきたかったのでコースの大半が樹林帯となるこの計画となりました。

起点は大宰府の竃神社。

西鉄太宰府駅から100円バスに乗って行きます。

最初から核心部の1つである宝満山を正面登山道で登頂。


宝満山山頂より


天気はまだ良いのですが、さすがに風は強し


三郡縦走路に入ると風の影響はほぼなし。

真夏の三郡山地とは思えないほど涼しく快適でした。


三郡山登頂 展望なし

このころには小雨も降り出して、風も強まり台風らしくなっています。


ガスの縦走路を歩いて


砥石山に到着

その後は天候も回復し、どうやら台風は過ぎ去ったようです。

しょうけ越えに着くと


通行止め!

迂回路をたどり1度車道を横断すれば縦走路に復帰できました。

この情報はキャッチしていませんでしたのでちょっとドッキリ。


そして最後のピーク若杉山を目指します。

若杉ヶ鼻に到着。


歩いてきた縦走路を振り返ります。


台風後で視界もすっきり

ここからの景色は今回初めて拝むことができました。

今まではすべてガスってましたので。

そもそもこの縦走、天気が悪くて他に行くところがないときしかしないんですよね。

今度こそ晴れた日に…。


ついに若杉山到着

ゴール!お疲れ!とはいかないのがこの縦走のキツイところ。

ここからJR篠栗駅までの長い長い下りが待っています。

しかもここからの下りを迷わずにすんだことがありません。

そして今回が最も時間がかかりました。

誰か最短ルートを教えてください。



今回の縦走ですが、最後の下りは置いておいて稜線上はさほど疲れることもなく歩けましたので、遠征に行く前の自信となりました。


今年の夏山遠征は北アルプスの常念山脈縦走です。

蝶ヶ岳から常念岳、大天井岳を経て燕岳まで歩いてきました。

去年歩いた槍・穂高連峰を望みながらの山旅です。

次回の講釈で。
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