パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

元越山再訪

2020年06月22日 | 

復帰第2戦目は元越山です。

くじゅうのミヤマキリシマがラストチャンスだったのですが、あいにくの荒天。

九州全域で天気が悪かったのですが、唯一好天だったのがこの山だったのです。

以前登ったことがありますが、標高の割に登り甲斐のある山だったと記憶しております。

500m級の低山ですが登山口が海抜9mほどなので結構な標高差を登ることになります。

また地元の人々に愛されている山だなと感じた山でもあります。

 

色見登山口に前の晩に到着。

小屋を使わせてもらい仮眠をとって翌早朝出発。

登山道は山頂まで樹林帯となりますが、展望が効くところがちょくちょく出てきます。

予想はしていましたが、日が高くなるとかなり暑いのです。

非常に美しい森なのですが、全く風が通りません。

涼しければ爽やかであろう尾根道

さて、体調の方ですが先週よりも多少はマシなようで足が痙攣したりといったトラブルはありませんでした。

しかしながら、苦手な暑さもあり後半はかなり息が上がります。

山頂直下では「なんでこんなことやってんだ?」と思うくらい苦しゅうございました。

それでも、展望台からの景色に力をもらいつつなんとか登頂!

しばらく動けなくなるほど、くたばりあがってしまいました。

息が整ってから展望を満喫。

国木田独歩も愛したという展望。

スバラシイ。

そして晴れてくれてありがとう。

元越の空もなかなか!

天空公園まで縦走しようかとも思いましたが、まだまだ本調子ではない身体。

今日のところはおとなしく下山することにしました。

下りなので樹林を楽しむ余裕があります。

小さな南アルプスといった趣。

今日も無事に下山できました。

やはりこの山は涼しいときに登りたいかな。

あとこの山はほとんどゴミが落ちていないのに感心しました。

 

下山後は展望所と天空公園に寄り道。

さらに海風館によって

海鮮丼!

その後、道の駅で温泉に入って帰宅しました。

 

今回もブランクを感じる山行でしたが、前回よりもわずかに回復しているように思いました。

こんな感じで少しずつ元に戻れたらと思っています。

 

次の日病院で検査の結果を聞きました。

残念ながらちょっとだけ病変箇所が残っていたようです。

もう少し頑張らなくてはならないようですが、まあ頑張れば良いのです。

 

 

 

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山に帰る 井原山~雷山

2020年06月12日 | 

6回目の入院を終えました。

この入院は治療がうまくいったかどうかを確認するために組織を採取するのが目的のものです。

1回目の入院と同じですね。

問題なければ治療完了、あれば闘病続行。

今は結果発表待ちですが、手応えはあるのです。

だいたい大丈夫でしょう。たぶん。きっと。

 

いまだ本調子には程遠いのですが、日常生活は支障なく送れるようになってきました。

なので次は本来の姿に戻るべく精進するのみです。

というわけで、ついに山への復帰を果たしました。

地元の山、井原山~雷山縦走です。

 

登山口は楽に登れる佐賀県側の古場岳。

かなり心肺能力、筋力が落ちていると思われます。

へばっているところを人に見られるのが嫌なので朝暗いうちからスタートしました。

約7か月ぶりの山。

期待より不安の方が少し上回ります。

歩きはじめるとすぐにふくらはぎに違和感を覚えます。

もうかよ…

しばらくすると、やはりふくらはぎが痙攣し始めました。

スピードをおとし登りますが今度は息が上がり始めます。

思ったより劣化が激しいようでショック。

山頂近くにはヤマツツジが残ってました。癒されます。

山頂まであと少しのところで完全にばてあがり、何度も立ち止まってしまいました。

そのたびに、誰かに見られてないかとキョロキョロしてしまいますが他には誰もいません。

どうもかっこ悪いところを見られたくない気持ちがこの期に及んで強いらしい。

ああ、きつい。このキツさは覚えがある。

冬の南アルプスの登りか?

いや違う、これは山を始めたばかりの頃の感覚だ。

山10年目にしてスタートに戻るですか…。

それでも何とか井原山登頂。

今の自分にはデカい山だった。

山頂はガスって展望なし。

あまりに疲れたので今日はここまでにするかと思いましたが

久々の山頂コーヒーを飲むと少し元気が出ました。

うーん旨い!ブレンディだけど旨い!

何とか雷山まで行くことにしました。

ここからはこのコースのハイライト。魅惑の縦走路歩きです。

しかしガスに包まれた縦走路はいつもと違って怪しい雰囲気。

雨まで降ってきました。

雨に濡れた森は木々が生き生きしているように見えます。

また野鳥の声がいつもより近く聞こえたような気がしました。

警戒心が薄れるのかすぐ近くまで来ても逃げません。

姿は見えませんでしたが。

このイケメンも全然逃げようとしないので接写してやりましたよ。

さらに続く縦走路

雷山山頂直下ではふとももがピクピクし始めました。

つらないようにちょくちょく立ち止まりながらも何とか登頂。

ついたー!

相変わらずガスってますが雨はやんだよう。

食事をしながら晴れるのを待ちましょう。

本日はホットサンド!

中身はジャガイモとベーコンとチーズです。ブレンディを添えて。

デザートはすいか。保冷バックに入れて持ってきたので冷たくておいしいのです。

しばらく待つと、空が明るくなりすごい速さで雲が流れて絶景が現れました。

ご褒美頂きました!

歩いた来た縦走路

雲がね、好きなんですよ。

しばらく山頂を楽しみます。

このころになると他の登山者も何人か上がってきました。

何とかかっこ悪いところは見られずに済んだようです。

晴れた山頂は良いですなあ。

しみわたるぜ、魂に。

それでは下山開始しましょう。

帰りは本来の姿に戻った魅惑の森を楽しみながら下りて行きます。

ひざがかなり痛いけど気にしなーい!

こうして復帰戦は、なんとかかんとか無事に終わりました。

身体の衰えはかなり深刻でしたが、やはり山は良かったのです。

夏の遠征までに回復できるよう頑張りたいと思います。

 

この後は温泉でゆっくり。

入浴後に休憩所の畳の上で昼寝したのが幸せでした。

 

何はともあれ、山に帰ることができたのが嬉しいのであります。

生きとるば~い

 

 

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フナ釣り行って被害甚大

2020年06月09日 | その他の釣り

3月にメインとなる治療を受けるため5回目の入院したのですが、これがなかなかのダメージを伴うものでしてしばらくはおとなしくしておりました。

5月に入ると少しはましになったのでフナを釣りに行きました。

前回鯉がかかってラインを切られ、うきをロストしたのが悔しかったので、今回は道糸、ハリス、ハリの強度を上げて臨みます。

しかしこれが裏目に…。

果たして再び巨鯉がヒットしたのですが、太い仕掛けのおかげで切れることなく応戦できます。

段々とギャラリーも増えていく中やり取りをしていると…

バキッ!

ギャラリーから「折れた!」の声。

なんと竿が真ん中あたりからへし折れてしまったのです。

即座に下半分を投げ捨て、残った上半分をパシッと掴んでファイト続行!

そして数分の後、半分になった竿がさらに半分にへし折られました。

めげずに短くなった竿で死闘を繰り広げたのち、巨鯉をずるーりと引き上げることに成功しました。

ギャラリーの拍手と感嘆の声の中、触りたくないなーと思いながら横たわる鯉を観ているとハリが外れオートリリースとなりました。いやあデカかった。

憐れ3分割にされた竿。

こんなことなら、糸切られた方がマシだったですね…。

その後、極端に短くなった竿で釣り続行。

岸から1mほどしか届きませんが、夕マズメでもあり何とか魚をよせてフナを2匹釣ることができました。

フナはほっとしますね。

次の日新しい安い竿を買いました。

 

この後6回目にして最後の(予定)入院となります。

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