やはりミヤマキリシマと言えば平治岳なわけで、毎年のように訪れています。
今年も渋滞覚悟で行ってきました。
宿を4時過ぎに出て男池公園に着いたのが5時ごろ。
しかし駐車場はすでに満車近くにまでなっています。
この人々がすべてお仲間だと思うと、なんだかおもしろいですね。
くじゅうバカ全員集合であります。まさに。
定番の隠し水。
去年は水量が少なかったけど、今年はドバドバ流れておりました。
こちらもおなじみソババッケ
ここまで来るといよいよ旅が始まるぞ、という気がします。
ここから大戸越までの本格的な樹林の登りがしんどいところであり、また森が美しいところでもあります。
急登を登りきると…
バアッと視界が開けて大戸越に飛び出します。
右側には目指す平治岳。
正面には昨日登った三俣山。
ここはくじゅうの中でも特にお気に入りの場所のひとつ。
大休止せずにはおれません。
ところでこの”大戸越”、みなさんなんと読みますか?
”おおとごえ”と普通に読む人もいれば、”ウトンコシ”と読む人もいます。
ワタシの連れは”うどんこし”と読みます。ソババッケが”そば”だから大戸越は”うどん”だそうです。
斬新な切り口ですが、なーんかウソくせぇですな。
ワタクシ自身は”ウトンコシ”派です。
おおとこし→おうとんこし→”お”が消えて→うとんこし ではないかと勝手に推測しております。
まあ、なんと読むのであれ登山者の憩いの場であることには変わりはないのです。
それぞれ好きに呼ぶのが良いでしょう。
そんな大戸越から平治岳に取付き、南峰に登ります。
坊がツルも良く見えます。
北大船と大船の頭
本峰
それでは本峰を目指しましょう。
黒岳が現れました。
今年は当り年ではありませんでしたが充分に楽しめました。
「今年も見れた」というのが大切なのです。
そして「来年もきっと見よう」と思うわけです。
下山開始。
去年と同じところに白キリが咲いてました。
あとは見事な森を楽しみながら下って行きます。
無事下山後はおいちゃんのところでご褒美。
地鶏がうまいんです。
毎年のことですが、このお祭りに参加できたことを嬉しく思います。
この先も続けていきたい行事です。
そして1週間後、またくじゅうに訪れます。
星生と扇が鼻編につづく。