パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

公園の猫

2021年01月30日 | 

寒い日が続くと猫たちはどうしてるだろうかと気になり、公園に様子を見に行きましたが誰とも会えず。

こんな寒いときはどこか隠れ家に逃げ込むのでしょう。

なので、数日後の暖かい日に行ってみました。

 

公園をうろうろしていると、池のほとりのシートの上に何か丸いものを発見。

近づいてみると猫でした。

声をかけると気づきましたが

眠そうです。

近づいていくと、あちらも寄ってきてくれましたが

やはり眠そう。

 

さらに散策すると毛づくろい中の猫を発見。

君は前回であったモフモフではないかね。

前回もそうですが、ずっと毛づくろいしてました。

 

さて、もう帰ろうかと思っていると

はじめに出会った猫が寄ってきてくれました。

大接近もOK

随分とご機嫌でした。

 

この公園で出会った猫は今のところ4匹。

彼らのことをもっと知ってみたいし、他にもまだまだいそうなので通ってみようと思います。

キャバクラにはまる人ってこんな感じなのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難所ヶ滝と三郡山

2021年01月28日 | 

日光白根山で雪と戯れ過ぎて、しばらく雪山はいいかな、などと思っていましたが…年明けすぐに行くことになりました。

大寒波の恩恵?は地元福岡にもあり、久々に街も山も真っ白に。

近場で雪山が楽しめるなんてめったにないので登らないわけにはいかぬのです。

というわけでひっさびさに凍結した難所が滝を見に三郡山を登ってきました。

 

早朝のコンビニで食料を調達しているとお客は登山者ばかり。

駐車場でチェーンをつけながら辺りを見回すとやはり数人の登山者がチェーンをつけています。

みんな久々の雪山に張り切っているようです。

 

無事事故ることなく登山口に到着。

すでに満車近くになっています。

それではスタート。

はじめは植林の中を歩きます。

いつもは嫌っている植林も雪をまとうと、急にかっこよくなります。

しばらくすると自然林に。

軽アイゼンをつけて登っていきます。

そして到着

難所が滝の大つららです。

いやあ、久々に見れました!

出来立てのつららは綺麗です。

上部に移動してみます。

それでは先に進みましょう。

ここまでで引き返す人が大半なのですが、ここから山頂までが良いのです。

相変わらず素晴らしい縦走路を満喫して

登頂

遠くに博多湾。

宝満山はずっとガスの中でした。

それでは下山開始。

帰りは頭巾山から降りることにしました。

途中で大きな岩があるいつものところで休憩していたのですが、天候がみるみるうちに良くなって光が差し込みとても良い雰囲気でした。

クリスマスみたいです。

本日も無事下山。

 

最近は暖冬続きで九州の雪山に登ることはもうないのか?などと心配していたものですが、今年はまだまだ楽しめそうです。

 

前にも書きましたが、この山は雪山にはまるきっかけになった山でして、ここが雪を纏うとその時の感動を思い出させてくれるのです。

ワタシだけでなく福岡の岳人の多くがそうなのではないでしょうか。

この日も雪山に魅せられた人が多くいたに違いありません。

そしてここから少しづつレベルアップし多くの雪山を経験して、再びここに訪れては初心に戻る。

そんな場所であり続けるためにも、ストップ温暖化!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の日光白根山 後編

2021年01月26日 | 

4日目

寒い寒い避難小屋で目を覚ますと白根先輩(仮称)はすでに準備を済ませていて、ほどなく出発。

山頂で日の出を見るとのこと。

私は初めての山を暗い中歩くのは少々怖かったので、ゆっくりしてましたが朝食を食べ終えるとやっぱり夜明けが見たくなってヘッデン点けて出発。

いきなりラッセルで始まりますが、白根先輩がトレースをつけてくれているので道に迷うことはありません。

このトレースがなければ地図とYAMAPで何度も確認しながら進まなくてはならなかったでしょう。

暗い森の中を登っていくと視界が開け、山頂部の稜線に続く急な斜面となります。

するとだんだんと明るくなり背中から夜明けが始まります。

背後の山が赤く焼け

次は青く

赤と青が混ざり

再び赤く燃える

薄くガスがかかっているのですが、そのガスが朝の光を受けてなんとも幻想的なエフェクトをかけてくれます。

目まぐるしく変化する山の夜明けに目が離せませんが…

この通り気の抜けない斜度なので足元からも目が離せません。が、やはり何度も振り返ります。

太陽が昇りました。

五色沼も見えます。

早く登り始めてよかった。

太陽の下で輝いているのは中禅寺湖でしょうか?

そしてついに山頂部も姿を現します。

ここで早くも下山してきた白根先輩と出会います。

山頂では感動的な景色が見れたそう。

去ってゆく白根先輩

絵になる山男であります。

さあ、ここからはハイライトの稜線歩き!

アイゼンが雪面をとらえる音を聞きながらの登高は至福のひと時。

吹き付ける強風、舞い上がる雪塵、凍てついた岩峰

シ・ア・ワ・セ 

神社にお参り

迫る山頂

そしてついに

登頂!

ガスで遠望は効きませんが、雪と氷をまとった迫力ある岩峰を存分に味わえる頂でした。

去年はできなかった雪山遠征だけに感慨深いのです。

俺がいるべき場所はここだ!…と言えばおこがましいですが、少なくても病院のベットの上ではないと自負しております。

 

しばらく山頂を楽しんだら下山開始。

トレースがシュカブラに変わってました。

下りは登りのトレースにとらわれず、好き勝手に下りました。

急斜面を下り樹林帯に入っていきます。

行きは暗くてわからなかったのですが、この森もなかなか魅力的でした。

こんなに綺麗な森だったとは…

森の中を避難小屋まで帰り、早めの昼食とします。

しっかり食べて、コーヒーを飲み、荷物をまとめたらさあ出発!

しかしラッセルの登りで始まるので出発早々うんざり。

ずぼずぼ踏み抜きながら樹林帯を抜け稜線へ。

前白根の手前まで来ますが、ここでほぼ体力を使い果たしているようです。

しかしここを越えなければ帰れないし、頑張るしかないのです。

休み休み前白根を登っていきます。

たいした登りではない筈なんですが…まだまだリハビリが必要ですな。

そんなヘボヤローな登山者を見かねたのか

先ほど登頂した奥白根が、ぼんやりと姿を見せてくれました。

前日は全く見えなかったので、ぼんやりでも嬉しいのです。

憧れの風景 奥白根と五色沼

ほぼモノクロですが見ることができました。

何とか前白根に到着。奥白根も見納め。

あとは下りだけなので、何とか生還できそうです。

日光白根山は自分の中でも特別な山の1つになるだろうと思いつつお別れをします。

しかし楽しみはまだ終わったわけではなく、登りで魅了されたあの森が残っています。

それでは森の中へ

この後急に天気が良くなり太陽の光が森に降り注ぐのですが、その短い間森の木々が雪と光で信じられないほど輝いたのでした。

男体山も見えました。

最後に良いものを見せていただきました。

思い残すことはないと、地獄の激下りが待つ尾根へとその身を投じるのでした。

下り 長い きつい ひざ痛い

何とかスキー場まで生還。

そしてここで再会。白根先輩!

再び心配をしてくれていたようです。

しばらく話して分かれたのですが、少し後で車に乗った先輩と再再会。

ご家族とも挨拶できました。

この分だと、またどこかの山で会う日も近そう。

 

本当はこの日のうちに行けるところまで帰ろうと思っていたのですが、そんな気力も体力も持ち合わせていないため一昨日まで世話になった宿に電話。

急にも関わらず泊めてくれるとのこと。ありがたい。

暖かい温泉で体と心を溶かし、おいしい食事を食べ、布団でゴロゴロしながらテレビで「天気の子」を見る。

いつものことながら、厳しい雪山のあとの、このだらけた感じがなんとも幸せなんですなあ。

厳しい雪山と、ぬくぬくとした人里で二度幸せ!

これは雪山登山の本質の1つではあるまいか?

違う気もしますが、まあいいじゃない。

 

5日目

朝ごはんを頂いたら、残念ながら帰らなくてはいけません。

宿のおばあちゃんとお別をすると

新緑のころまたおいで!と言ってもらいました。

このおばあちゃんもまた、山を愛するおばあちゃんなのです。

新緑の白根山は花が咲き乱れて、それはそれは美しいとのこと。

初夏の白根山かあ…

また再来すべき山が増えてしまいました。

 

                                              おわり

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の日光白根山 前編

2021年01月22日 | 

2020年締めの山は日光白根山。

実際登ったのは年が明けてからですが、自分の中では毎年恒例の年末年始雪山遠征で一区切りとしています。

自分が山屋何年生か数えるときは、年末年始に登った山を数えるのです。去年は病欠ですが。

初めの冬は遠征ではなく地元の三郡山。

次は伯耆大山。

そのあとは八ヶ岳3回、南ア3回、そして北アの西穂・焼岳。

どの山行も鮮明に覚えています。

そして今回も忘れがたき旅となりました。

 

初日。

今回の登山基地となる湯元入り。

宿はミノヤさん。

とても良い宿で、スタッフも親切。

この日は温泉に入って明日に備えますが…

天候が悪すぎましていきなり停滞決定。1日ずらすことにしました。

 

2日目

朝風呂に入っておいしいご飯を頂いたら、湯元の街を散策します。

風情がありますな。

湿原を見たりしながら散歩。

とても静か。

次はバスに乗り中禅寺湖を目指します。

ウインダムヒルのジャケみたいに美しく、静かで、すごく寒い。

この湖は子供のころからの憧れでして、感慨深いです。

何にあこがれていたかというと、釣りです。

トラウトのメッカでして、特にブラウントラウトに強く惹かれていました。

授業中教科書の端っこにブラウントラウトの絵を描いては思いを馳せていました。

いつか竿をもって、また来たいものです。

華厳の滝も見学しました。

この後は滝の近くのお土産屋さんで昼食。

すいとうという郷土料理と栃木レモン。

どちらもおいしかったです。

こういう処で食べるこういうものが一番旨いと思っています。

再びバスに乗り湯元に戻ります。

凍結した湯元湖

ハスキー君たちは嬉しそう。

宿に戻って温泉で温まり、食事を頂いたら今度こそ明日に備えて就寝。

 

3日目。

天気は前日よりよさそうです。

ただし気温はかなり下がるようす。

スタートはスキー場から。

リフトに乗って少し楽をします。

そしていよいよ登山開始。

 

今回この山を選んだのは理由があります。

まだリハビリ中の身体でも行けそうな山を選んだつもりなのですが…

理由の1つ目は雪が少ないと聞いていたから。

しかし、大寒波到来でかなりの積雪があります。

そして2つ目の理由は1日の行動時間が少ないから。

避難小屋で1泊するのでコースタイムで1日4~5時間ほど。

体力が落ちている状態でもゆっくり行けば最悪日没までには行動を終えることができるでしょう。と思っていたのですがラッセルが続くようならあまり余裕もないかも。

かなり当てが外れたといってよいでしょう。

とりあえず出発。はじめからワカン装着。持ってきてよかった。

今回はワカンの出番が多かったのです。

スキー場は晴れていましたが高いところは曇り。

しょっぱなから急登です。

ラッセルしながらの急登はなかなかしんどいですが、先行者のトレースがあるので大分助かります。

この後先行者に追いつきますが、その人はワカンをアイゼンに変えているところでした。

聞いてみると、ここからさらに勾配がきつくなるとのこと。

何度もこの山に登られていて詳しいようですし、行程も同じのようですので、私も真似してアイゼンに替えてあとをついていくことにしました。

この方のトレースにはこの後もかなり助けられることになります。

さて、予言通り激坂となった登山道をヒイヒイ言いながら雪をかき分け登っていきますが、すぐにバテ上がってしまいます。

仕方ないのでゆっくり自分のペースで焦らず行くことにしました。

急登ゾーンを何とかクリアすると

少し視界が広がります。

この後現れる森が非常に魅力的なのです。

とても神秘的な場所でした。

帰りも通るのが楽しみ。

森を抜けるといよいよ稜線に出ます。

時折青空が見えるので下界は晴れているのでしょう。

前白根に到着しました。

ここから望む奥白根と五色沼を見るのが楽しみだったのですが、残念ながらガスってなにも見えません。

しかし、これはこれで美しい景色。

しばらく見入ってしまいました。寒いけど。

前白根を降りると再びラッセル。

膝ほどのラッセルですがトレースがないところも有り、なかなかしんどい。

そのあとの稜線は雪が飛ばされて歩きやすく楽しいものでした。

振り返る前白根

一瞬ですが五色沼が見えました。

この向こうに奥白根があるはずです。

この後は再び樹林帯に入り、ラッセルしながら避難小屋へと降りていきます。

結局日没間際までかかってしまいました。

小屋には朝会った人がすでにいて、私の到着が遅いから心配をかけてしまったようです。

明日登る道はトレースが全くなくなっているので、再びこの方のトレースに頼ることにしました。

西穂に続き今回も自分ひとりでは登れない山行となってしまったようです。

少し話をしたあと、しっかりと食事をとり、コーヒーをすすってシュラフに潜り込みました。

とても寒いのですが、雪山で過ごす夜は好きです。

 

ゆっくりと体を休めたら、あくる朝はいよいよ山頂アタック!

                                          つづく

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末 平治岳

2021年01月17日 | 

年末の慰安旅行は法華院山荘に宿泊が恒例行事となりつつあります。

2019年は私の病気のせいで中止でしたので今年こそはと張り切っていましたが、大寒波到来で大荒れの予報。

自分だけなら構わず行ったかもですが、分別ある隊員達を道連れにするわけにもいかず、日帰りで平治岳をピストンすることにしました。

男池公園からスタート。

透明感のある空に冬枯れの木々が映えます。

この日は夕方までは晴れの予定なのです。

冬枯れの森の向こうから日の出

この美しき原生林の登山道ですが、大雨の被害の跡が今もあります。

かなり荒れていました。

ソババッケなどは土砂が堆積して随分と変わってしまっています。

お気に入りの場所なだけに残念。

 

急登をこなし灌木帯に入ると

急に視界が開けます。

登山者のオアシス 大戸越に到着です!

どん!と現れる三俣山は何度見ても大迫力

個人的にはここが今回のメイン。

好きなんですよねー、ここ。

快晴の空を見ながら平治岳に取り付きます。

黒岳 今年は久々に登りたい。

大船 こちらも今年は絶対行くぞ!

この日は南峰のみとしました。本峰はミヤマキリシマの時にとっておこうではないか。

ミヤマキリシマも今年こそ!ですな。

坊がつるを見下ろしながら下山開始。

大戸越に戻ってラーメン大会ののち男池に向かって下山を開始します。

やはり良い道です。

この木もお久しぶり。

男池の湧き水も変わらず清らかでありました。

 

今回は山に泊まれなかったのは残念でしたが、久々に男池コースを歩けて満足です。

年内にここを登れるくらいに回復するのが1つの目標でしたので。

ゆっくり行けば何とかやれそうなところまで回復できたのがうれしいのです。

まだまだこれからですが。

〆はファミレス(ジョイフルが大好き)

 

さて慰安旅行の後はこれまた恒例の雪山遠征一人旅。

無理のない計画を立てたつもりですが、気になるのが大寒波。

いけるのか?

2020年最後の山行は日光白根山です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛長猫とビーン

2021年01月16日 | 

毛足が長い猫はあまりタイプではないのですが

実際に出会うとなかなか魅力的。

このツンとした感じの猫がデレっと甘えてきたところを想像すると…こいつぁそそるぜ。

近寄ると逃げられました…。

 

おまけ

実家でちょっとだけ預かっていたビーン君です。

なかなか良いやつです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿蘇 高岳と中岳

2021年01月15日 | 

去年の12月中旬に阿蘇へ行ってきました。

久々に高岳と中岳周回です。

阿蘇の豪快さを満喫した山旅となりました。

なお、今回はワタクシの写真が設定ミスで全く撮れてなかったので池田隊員に頂いた写真でお送りします。

夜明けと同時に出発。

文句なしのお天気で朝焼けも見れました。

しかし寒いです!

山頂部はガスの中。きっと強風なのでしょう、あの中は…

単調なバカ尾根ですが変わりゆく空と大展望で飽きません。

山頂部のガスが薄くなってきましたが、やはり凍結しているようです。

稜線直下はかなりの風と寒気で、久々に冬山の過酷さを思い出します。

その分大気の透明度は高く、研ぎ澄まされた空気を目と肌と肺で感じるのです。

阿蘇の巨大なカルデラとその向こうにくじゅう連山

極寒の稜線に到着

登頂。

さらに今日は規制がかかっていなかったので、中岳を目指します。

なんともパワフルな山ですな!

大地のパワーを目視で実感できる貴重な山なのです。

すっかり暖かくなった阿蘇を下っていきます。

廃墟となったロープウェイ駅の前でおでんパーティ

物がなしいロープウェイの跡と荒涼とした風景

まるで人類が滅びた後の世界のようです。

 

いつもくじゅうや、根子岳から眺めている高岳と中岳。

また登れるようになってうれしく思います。

そしてあの大震災からここまで復興した熊本。

きっと並大抵の仕事ではなかったでしょう。

阿蘇を見ていると頑張らねばと思うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする