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パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

風師山と矢筈山

2021年11月24日 | 

11/21

本当はくじゅうに朝駆けの予定でしたが、出かける前にやり忘れた仕事がないか一応チェックしていると…

1つ忘れとった…

朝一に終わらせる必要があるので朝駆けもくじゅうも断念。

自分が悪いので文句を言う相手もおりません。

どこか近場で、コンパクトな山はないか?

ありました。風師山~矢筈山縦走です。

このミニ縦走は今年の「夏休み!じめじめイライラツアー」で唯一中止となったミッションであります。

いい機会ですので行ってみることにしましょう。

 

自宅から高速乗って1時間強。

門司港駅に車を停めてスタートです。

はじめは民家が並ぶ中をゆるゆると登っていきます。

神社もあります。

少し登ると海が見えました。

海が見える町は良いですね。

街並みを抜けてからも舗装道がずっと続くのですが、立派な林の中なので飽きることはありません。

ハエ…

やがて道は未舗装の林道となりやや登山道らしくなります。

そしてすぐに風頭に到着。

大展望!

噂通りの眺めでした。

遠くの山々も見渡せます。

ベンチに座って昼食。

しばらくのんびり。

くじゅうで劇的な朝焼けを見るはずだったのが、気楽なのんびり山歩きになってます。

でもこれはこれで良いものです。

 

この後は風師山山頂を踏んで、矢筈山を目指します。

ここからは完全に登山道となり、低い里山とは思えないくらい深い森の中を歩くことになります。

低山なのでところどころに紅葉が現れて楽しいのです。

自然豊かな縦走路を抜けると矢筈山キャンプ場に到着。

ここは旧日本軍の施設跡のようで当時の建物が残っており不思議な空間です。

少しうろうろして山頂を見つけました。

展望の良いところで休憩。

ここにはベンチとテーブルがあったので

まあ、コーヒーでも飲みましょうよ。とひとり呟きます。

とてもコーヒーがうまいテーブルでした。

休憩後は小森江駅に向かって下山開始。

小森江駅から電車に乗って門司港駅に戻ります。

 

休憩入れて3時間強の短い旅ですが、なかなか楽しかったです。

電車に乗ったのも楽しかったし。

 

こういう里山を訪れるのは、ともにある町の息使いも感じられて良いですね。

アプローチや下山後の駅までの道なんかも含めて1つの旅となるのですな。

その町は山がなければ、そして私が山屋でなければ、おそらく訪れることもなかったであろう町なのです。

ここ大事。

 

 


くじゅうの冬と秋

2021年11月20日 | 

11/14 くじゅうへ行ってきました。

この日は経ヶ岳~多良岳の予定でしたが前日までの雨で濡れたアップダウンの激しい登山道は辛そうだと思い急遽予定変更、比較的なだらかなくじゅう枚の戸コースにしたのでした。

寒いなと思いながらスタート。

そして展望が開けると…

霧氷!

前日までの雨は、久住では雪になっていたようです。

全く期待していなかっただけにビックリ!

嬉しい悲鳴があちこちで聞こえます。

天気も良くなりました。

しかしこう天気が良いと霧氷も長くはもたないでしょうから先を急ぎましょう。

と、言いながらも絶景が続くので写真撮影にたびたび足が止まります。

赤い…

牧ノ戸コースの時は、あまり計画を立てないで気ままに行くのですが、本日は先ほどから前方にでんと構えているこの山

扇が鼻を目指しましょう!

紅葉、霧氷、青空の3段紅葉。

ここ九州ではかなりレアなのです。

いいもの見ました!

久々の霧氷を楽しみながら

銀色に光る登山道を歩きます。

このトンネルを抜けると

凍てついた星生山が現れます。

ここは紅葉のスポットでもあり霧氷のスポットでもあるのです。

こんなに早く見れるとは!

扇に取り付きます。

振り返ると星生

行く先は霧氷の海

そしてお気に入りのこの道に到着。

いつにもましてドラマチック。

久住様!

そして登頂。

一息入れたら次を目指します。

霧氷が消えない内にもう1つ登りたいのです。

展望台より久住や中岳、天狗ヶ城

避難小屋広場を目指します。

久住様カッコイイ!

この角度もいいです!

アップにしてもいい男!

よし、次に目指すは久住山に決定!

登りました。

柱状節理も相変わらず御立派。

星生山 大分溶けちゃいました。

久々の久住山頂を堪能して下山開始。

遠く大船

稲星 

迫力の中岳・天狗

存在感のある三俣

また来るよ。

一足早い冬の山頂部をあとに高度を下げると

まだ秋の面影

冬と秋を味わえてお得な一日でした。

 


八方ヶ岳の秋

2021年11月16日 | 

今年のGWに初めて訪れた八方ヶ岳。

覆いかぶさる緑が見事な樹林の山であり、ぜひ秋に登ってみたいと思っていたので行ってみることにしました。

11/6 八方ヶ岳再訪です。

 

山腹はまだ紅葉は始まっていないようですが、相変わらずの美林が出迎えてくれます。

高度を上げるとだんだんと色づいていくのでした。

朝一は太陽の光が届かないところが多いのですが、暗い森の中で斜光を受けた葉が輝くのはなんとも神秘的なのです。

日が登ると明るい登山道へと変わって行きます。

この黄葉しかけの葉の色はなんとも柔らかで良いです。

豊かな植生のおかげで、様々な色が混ざり合う樹林帯を楽しむことができます。

黄色が多い樹林ですが、赤もちゃんとありますよ。

頂上直下はさらに明るい登山道となります。

いいですなあ。

やはりワタクシの目に狂いはない。ふふ…

楽しい樹林歩きを終えると

頂上。

くじゅうが見えてます。

他にも、阿蘇五岳、雲仙岳、多良山系などが見える大展望。

ゆっくりお昼を食べたら下山開始。

前回行きそびれたカニのはさみ岩に行きたっかたのですが今回も生き方がわかりませんでした。

誰か教えてください。

最後までよい道でした。

無事下山後は前回と同じ温泉に浸かって帰りました。

 

樹林ファンにはおすすめの山ですぞ。

 

 


春日の猫

2021年11月10日 | 

猫発見。

2匹います。

ちょっと近付いてみましょう。

1匹引っ込んでしまいました。

…が。

好奇心に負けて出てきました。

気になるけど、ちょっと怖いけど、やっぱり気になるけど…

そんな猫は多いですよね。

人間の子供にも、そんな反応をされることが多いです。


古処山の秋

2021年11月08日 | 

10/31

お気に入りの古処山~屏山に行ってきました。

ほぼ毎年行ってるので今年は違う山にしようと思っていたのですが、気が付けば向かっていました。

 

登山道が大分荒れていたのには驚きましたが、相変わらずの雰囲気で出迎えてくれたのでした。

 

急登を頑張って登るとコース中最も気に入っている紅葉谷に到着。

紅葉は少し早かったかなという感じですが、そんなことは大した問題ではないのです。

むしろ、この派手過ぎない感じがよく似合う静かな場所なのです。

紅葉谷を通過すると次の見どころ、ツゲの原生林に入ります。

こちらも相変わらず独特な空間ですな。

このツゲゾーンを通過すると、今度は屏山に向けて階段の急登が始まります。

急登を登り終えるて、ふうと息をつくと…

登山道をふさぐように目の前にデカいイノシシが立ちふさがっています。

やべっと思って少し階段を下ります。

少し待って、また階段を登ってみると…まだいます!

追っ払おうと思い「ぶふぅ!」と唸ってみると…

なんと、トットットとこっちに向かってくるではないですか!

いや、呼んでないヨ!

急いで登ってきた急坂を駆け下ります。

せっかく登ったのに!

下りきって振り返るとイノシシはいませんでした。

まあ大丈夫でしょうけど大事をとって屏山はあきらめることにしました。

くそう、イノシシめ…

しかし襲ってくる感じではなかったので、何かもらえるとでも思って寄ってきたのでしょうか?そんなことあるかなあ?

なんにせよ、ここは彼らの領域でしょうから文句を言うべきではありますまい。くそう…!

ということで大将隠しと奥の院を経由して古処山に到着。

屏山と馬見山の間にはガスが沸き上っています。

屏山に行っていれば、さぞ迫力のある眺めが見れたことでしょう。

くそう、イノシシめ…

古処山山頂で昼食とコーヒーを済ませたら下山開始。

下山コースも紅葉が奇麗なのです。

無事下山しました。

すると登山口に柿が入った箱が置いてあります。

そこには「無料」と書かれた紙が。

遠慮なく1つ頂きました。ありがとうございます!

オイシソー

この後は団子庵で団子セットを食べて、秋月の湯で温泉。

お決まりのコースです。

毎年(イノシシ以外は)目新しいこともない秋の古処山・屏山ですが、そこが良いのです。

柿おいしかったです。御馳走様。

 

 

 

 


黒岳の秋

2021年11月03日 | 

10/25

かなり久しぶりに黒岳に行ってきました。

九重では大船と並び、ハードな山です。

ここをこなせれば、かなり体力も回復したといえるのではないでしょうか。

 

男池公園で車中泊していたのですが、予報は雨。

実際降っていますが、きっと上がるに違いないと根拠のない予測をして出発。

そして歩いていると、本当に雨は上がりました。

 

先週に続きソババッケまで来ると大船や平治とは道を分けます。

ここからは大船ルートほど人が多くなく、ワイルドな感じになってきます。

黒岳への山行が始まったのだと実感できるのです。

西洋の童話の世界のようなところや

 

いかにも日本的な道があったりと

 

なかなか飽きさせないのです。

 

風穴で大休止の後は長い急坂を登り、天狗岩を目指します。

 

雨で滑る岩場を何とかよじ登ると

 

ガスで真っ白!

昼食をとりながら寒さに震え待っていると、ガスが薄くなってきました。

高塚が…

出た!

大船も雲の中から出現。

紅葉は早かったのか、遅かったのか…

まだまだ緑なのもあれば、落葉してしまったものあり、また紅葉する前に枯れてしまったものも多かったです。

ハズレ年なのかな、といった感じですが

この深い深い原生林をみれたので満足です。

いったい何本生えてるんでしょうね、木。

 

紅葉がイマイチでもいいのです。

紅葉というのは、あくまで付加価値。

自分にとって特別な場所に行くというのが大事なのですよ。

そう思える場所をいくつも持っているのは贅沢なことではなかろうか?などと思える良い山頂でした。

 

ちょっと時間が押しているので高塚はパスして下山を始めます。

そして例によって天気が良くなってきました。

行きは見えなかった天狗岩の姿

どんどん晴れていき明るい森の中を歩けます。

もうちょっと早く晴れてくれよ!と言いたくなりますが

いろんな山の表情を見れてお得ではないですか。考え方によっては。

本日も無事戻ってきました。

 

なんというか、自分がなぜ山が好きなのかが分かったような気がした一日だったのです。

 

 


大船山の秋

2021年10月19日 | 

10/17 もうそろそろかと思い紅葉した大船山に行ってきました。

男池公園より大戸越、北大船山を経て大船山を狙います。

最近はすっかりお気軽低山ハンターとなっていましたので、久々のロングコースにややビビりながらスタート。

登山口では小雨及びガス。

しかしちょっとだけ青空。

まずはソババッケを目指して森の中。

ソババッケ到着。

ガスっています。

今のところ紅葉は確認できず。

上の方もガスですね。

次は大戸越に向かって長い登り。

ガスの中ではありますが、雨に濡れた森はやはり瑞々しいのであります。

さあここを抜ければ登山者のオアシス大戸越なのですが

本日はどよーん。

北大船に向かって歩き出すと、少しガスが薄くなり平治が姿を見せてくれました。

その後はついに青空が。

大船!

前回この山に登った時は、ガスで何も見えませんでしたが今日は何かが見えるでしょう。

近づく大船はガスに隠れたり顔を出したりしています。

そこに行くまで待っててくれよ、青空君。

眼下には坊がつる。

三俣や中岳もその姿を見せてくれていました。

そしてついに登頂!

ややガスってはいますが、紅葉し始めの山頂からの眺めです。

この後は真っ白になってしまったので、池に下りて昼ご飯にしました。

のんびりコーヒーでもススっていると…

晴れました!

やはり紅葉には青空が似合います。

この岩のところがかっこよいのです。

真っ赤に燃える紅葉が観れなかったのは残念ですが、序盤の紅葉もまた良いものです。

さて山頂に戻りましょう。

青空と湧き上がる雲がダイナミックでありました。

 

しかしgooブログさんの画質の劣化はどうにかならんもんでしょうか。

特に空のグラデーションと雲の描写の劣化が酷いです。

今回は雲ですね。

赤の劣化が酷いという人もいます。

なんにしろ山の写真を載せるには不向きとしか…

昔はそんなことなかったのに残念です。

 

それでは下山開始。

この日は狂い咲きのミヤマキリシマが多かったです。

また来年の初夏に会いましょう。

長い下りの末、無事下山しました。

 

実は久々のくじゅう連山。

緊急事態宣言のおかげでなかなか来れなかったのです。

以前のように自由に好きなところに行ける日が近いことを願うばかりです。

宣言解除だからと、チョーシこいてはいけません。

あと一息。みんなで乗り越えようではないか。

「みんなで」というのが大切なのです。

 


朝駆け 貫山

2021年10月12日 | 

しばらく体調を崩していたのですが、少しは回復してきたので久しぶりに山へ行ってきました。

病み上がりということで手ごろな山、貫山です。

せっかくなので朝駆けしてみましょう。

 

4時前に出発して2時間弱で山頂に到着。

夜景を見ながらコーヒーなど淹れていると、ほどなく東の空が赤くなってきました。

タイミングばっちり。

ここからは刻々と変化する夜明けを楽しみます。

オレンジと青の間にある緑がなんとも透明感があって引き込まれました。

緑がなくなると、これまた透明感のある紫に。

素晴らしい夜明けでした。

隣で一緒に夜明け待ちしていた人が「写真では2割も伝わらない」と言いながら撮影していました。

2割以下とは…シャムシェイドより伝わってないですな。

しかし、その通りだと思います。

やはり実際に見たものには遠く及ばないのです。

だからキツイ思いしてまで登ってくるわけですよ。

そしてついに奴が現れます。

お早うございます。

それでは下山しましょう。

陽が上がった後はススキの劇場が始まります。

もう秋なんですねえ。

このまま帰るつもりでしたが、周防台にも登ることにしました。

ススキの中を登っていきます。

ススキに覆われた周防台

周防台からも朝日に輝く海が良く見えました。

今日はここまで。

下山して振り返る周防台。

 

天気に恵まれ良い旅になりました。

朝早いので涼しくて快適。

いちばん登山に適した季節かもしれませんね。

 

山を歩くといろいろとリセットできるのでした。